「グロスとグロミットの大冒険」マッドゴッド シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
グロスとグロミットの大冒険
愛すべきアードマンプロとは真逆の、グロテスクで不気味な世界観のアニメ作品です。いくらクリーチャーの神様フィル・ティペット作品とは言え、セリフも背景の説明もなく延々と不快なシーンが続くのでウンザリしました。また、ストップモーションアニメと言う割には、フツーのショットや実写シーンも多く、ほとんどのシーンが暗くて分かりにくいので、アニメーションとして高いレベルとは言えません。同じタイプの作品でグロ風味の『JUNK HEAD』とは、映画作品としてのクオリティでは比較にならないと思います。クリーチャー作家でも優れた映画を制作する人はいるけど、ティペットの才能は、ルーカスやバーボーベンのような優れた監督の作品の中で光るものだったような気がします。
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たなかなかなかさんのコメント
2023年1月3日
シネマディクトさん、コメントありがとうございます♪
本当は『RRR』を観たかったのですが満員で入れず…😭
仕方なく観賞したこの作品で大火傷してしまいました^^;
ボスに関しては、どこかのインタビューで監督本人が発言していたのを拾ってきただけだったりします😅