「ジャンルごちゃ混ぜに収拾はついていない」ファイブ・デビルズ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ジャンルごちゃ混ぜに収拾はついていない
色々と突っ込み所があるにしてもサイコなホラーでファンタジー物かと思いきや『秘密の森の、その向こう』みたいな、いや、セリーヌ・シアマより巧い、劇中の選曲が全然知らないけれどメジャーな曲なのか?潔く使う感じが良くて所々に監督のセンスが溢れた映像のLookがまた良くて、それぞれの純愛の物語として全部は描かなくても雰囲気で、途中から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』になりそうな展開が微笑ましくも!?
記憶に新しいジャック・オーディアールの『パリ 13区』など脚本家としての確かな腕があるレア・ミシウス、もっと監督作品が観たいと思わせるこれからが楽しみな女性監督としても。
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