劇場公開日 2023年3月3日

  • 予告編を見る

フェイブルマンズのレビュー・感想・評価

全387件中、221~240件目を表示

3.5芸術家とエンジニアの天才の子

2024年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

相反する才能を持った2人から生まれたのがスピルバーグなんだね。 ママの芸術家っぽい奔放さは美大に行ってたからめたくそわかるし、浮気といえど好きな相手への想いを隠し通すことはできないってのもわかるし、いや、むしろ子供のためによく隠してたよ、頑張った。だが、この頃からフリーマリッジの概念があればねぇ。 芸術家の心と体を縛るのは無理よ。無理。 自叙伝とはいえ、少々ダルい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
soleilヾ(´ε`○)

3.5スピルバーグの優しさの秘密

2023年12月22日
PCから投稿

初めて映画館に連れて行ってもらいそして映画に夢中になった彼に母が8ミリカメラをプレゼントしてくれる。そこから撮影に夢中になっていくサミー… スピルバーグの自伝的作品ということでまずこの愛された幼少期、幸せな子供時代がどれだけ彼の財産になってるのだろうと思った。それからいろんな経験を経てもゆるぎない土台となるに十分なものに感じられた。そこから、レンズを通すことで母の気持ちに気づいてしまう葛藤、父との価値観のズレ、転校や失恋など、様々な経験を積み重ねてゆく。母への愛と、父への敬意と、そして自分の成長譚。スピルバーグの優しさはあの幼少期に注がれた愛によってつくられたのだなと思った。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ターコイズ

3.5気付き

2023年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

 映画「地上最大のショウ」をきっかけに、映画作りに熱中する少年サミー・フェイブルマン。よき理解者でピアニストの母ミッツィと、科学者で引っ越しが多くなってしまう父バート、妹二人と暮らす。サミーが撮った家族キャンプの映像で、彼は気付いてしまう。  スピルバーグ監督の自伝的作品。後の伏線になっていない、細かいエピソードがリアルです。いかに映画が好きで、どう関わってきたかという物語が中心、と思っていたので意外な内容でした。両親への切ない思いが軸です。確かにベニーおじさんは、楽しくて良い人なんだよな。自分をいじめたローガンに対する逆説的な編集映像は、なんとなく理解できそう。嫌な奴だけど、スポーツができて女にもてる彼に憧れもあるんだな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
sironabe

3.5自分勝手と自分に正直なのはどこが違う?

2023年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

幸せ

自分に正直に生きるのはとても難しい。でも尊くて、勇気が必要。そうして生きられれば幸せだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hoo

3.5いろんなものがパッツパツに詰まっている

2023年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

つまりすぎているので何の映画と言いづらい。 とりあえず若いというより幼い映画監督の閃きが凄くて感心してしまう。しかし同時にやはりそうなのかぁとも思ってしまう。 それより家族や学校の方の物語の方が驚いた。 それなのにエンディングが良い。ネタバレになるけどそれ以上に描かれている内容を文字の起こすのが大変なので詳細は述べないが、良いのだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mikyo

3.5巨匠の青春を覗けたお得感と、だからこその非エンタメ感

2023年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

スピルバーグの自伝的作品なので、映画にどう目覚め、どうやって凄腕監督になったのか、語られる気がしていた。しかし本作の見処は、両親や級友やガールフレンドとの関係。ただし、その顛末は娯楽作品としてはスッキリしない。自分が子供なら、母の振る舞いは理解できないし、かなり大人にならなきゃ赦せもしない。作品鑑賞後の予想外ないじめっ子の反応も、そっち側の気持ちなんて、なーんとなくしか理解できない。ガールフレンドも、もの凄くいがちなコではあるが、エンタメとしてはドラマチックじゃなさ過ぎる。正直、スピルバーグの実話ベースでなければ、出来がいい青春映画とは思えない。ただ実際の人生は、教訓や共感を与えるように、シナリオライターが手を加えた作り物じゃない。伏線も回収も、誰も用意しない。だがそれだからこそ、巨匠の本当の青春が垣間見えた気がするお得感はある。また途中まで、普通のお父さん像がハマりすぎていて、ポール・ダノだと気付けなかった。しかし気付いてからは、彼のなりきり力に目を奪われた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
LittleTitan

3.5人生ままならぬけれど

2023年9月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 10件)
しゅうへい

3.5映画への想いが胸アツ

2023年8月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

5~60年代の雰囲気は本当におしゃれで、どのような設定でもストーリーを効果的に盛り立てる。 本作も様々な地域が舞台になったが、どこでもそれぞれの良さがきれいに映えていた。 アリゾナの砂漠感もすごく良かったが、個人的にはやはり何だかんだカリフォルニアのスクールライフの青春感が一番印象的だった。シニアスキップデーの甘酸っぱさもウキウキしたし、夕方のロッカールームでのいざこざも独特の映像美を感じた。 全体を通して、ストーリーは特筆するところはなかったが、映画への熱い想いと景色の撮り方はすごく心に刺さったし、そして何より地味ながらもお父さんの耐え忍ぶ家族愛は何だかんだ一番心に染みたかも知れない。 期待通りとはいかず決め手にかけた作品ではあったが、上映時間150分もあっという間に感じるエンターテイメント作品であったことは間違いない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
いけい

3.5まさにウマ男

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿

落語か?落語なのか? 母が父に内緒で映画を応援してくれたことが後で別の秘密の共有につながるとか…そういう語り口のうまさ、もはや落語じゃん、ていう。 なので面白さより僅差でうまさが勝つ(もちろん面白い)。 そりゃ本人が撮ってるんだから、のちの名監督のアマチュア時代、とかいう絶妙にむずかしい芸術内芸術問題もぬるっと解決でしょうよ。 普通こういうのって、後から別の監督が撮って文句言われたりするものでしょ…? そこをご本人登場って微妙にズルくない?自分はともかく、両親のことを描きたかったんでしょうけど。 あと例の有名なエピソードがまさか映画で観られるとは。あの終わり、「ウマい!」しか感想なくないですか…? 映画探偵フェイブルマン、彼のフィルムはあらゆる嘘を暴くのだ!と脳内番組が始まるくらい筋金入りのフィルム人間、つまりウマ男なんだけど、才能があるぶん、下手すると誰かの人生を破壊しかねない、端的に暴力だってことなんだろう。 「人には言わない。秘密だよ」と言いながらレンズを向けるスピルバーグ…。彼はユダヤ人だけど、なんなら彼の神より多くの人を劇場に呼び集めることができる。 かつて流浪の民だったユダヤ系は便宜上つけたために意味のわかる苗字が多いと聞いたことがあって、Fabelは寓話…タイトルまでウマいとか。 あと映画での扱いに傷ついた彼と、そうとも知らずに結ばれた彼女。2人の行く末を考えると…怖い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ipxqi

3.5夢のある、ファンタジーのようだけど現実

2023年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画としての脚色はあるんだろうなと思うが あぁ、こうやってあの作品たちは生まれてきたんだろうな と思わせてくれた。 小さい頃に何かに心を奪われ それを、変わらずに愛し続け 自らのものにする というのは、誰にでもできることではない。 ただ、そういう稀有な存在があるから、世の中は面白くなっていくのかもしれない。 ファンタジーなんだけど、現実なんだと思うと素敵な世界。 ただ、ちょっと長かったのと少し単調。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
nana

3.52023 100本目

2023年7月23日
スマートフォンから投稿

興行を度外視した、スピルバーグ自身の伝記? 思い出映画です。 作品はつまらないわけではないが、年齢層高めかつスピルバーグファンしかウケないかなと思います。 この映画を通してですが、スピルバーグの非凡な才能を知ることができました

コメントする (0件)
共感した! 1件)
しゅん13

3.5地平線は上か下

2023年5月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

人の心を動かす映像を作る才能を持って生まれた少年。 すぐさま地平線が真ん中ではダメなことを気付く。 スピルバーグ監督の才能の原点を見た。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
上みちる

3.5人生をかけて情熱をそそげるものに出会ってしまった者たちの、喜びと葛藤の物語

2023年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

フェイブルマン一家の長男サムを中心に描かれますが、物語の核は父母でしょう。 サム視点で描かれたことで、どこかぼんやりとインパクトのない作品になっている印象です。 才あるピアニストだったけれど家庭に入った母ミッツィ。 社会背景や親の影響もあったでしょうけれど、夫を慕う心から家庭を優先させました。 優秀なエンジニアの父バート。 子だくさんの家庭を支える甲斐性があり、ピアニストであるミッツィの一番のファンです。 作中ではミッツィを芸術家代表のように、常識にとらわれない無茶苦茶な人物のように描写しますが、バートも相当なものです。 自身のアイデアを実現するためにキャリアアップを突き進み、ユダヤ人差別の強い地区へ家族を連れていくことも躊躇いません。 そんな父母の子サムは映画と出会い、映画づくりにのめり込んでいきます。 映画づくりに明け暮れるあまり、親族の死を悲しむこともないサムの言動に、家族もサム自身も動揺します。 ミッツィ、バート、サムは、それぞれが人生をかけて情熱をそそげるものに出会ってしまったがために、苦悩を抱えます。 人生をかけるものと大切な家族への愛情、どちらも生半可にはできないために、どちらかを選ばなければならないときがやってくるのです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
moro

3.5ひとことReview!

2023年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
極東新天地

3.5最後のあのシーンはズルい、面白いけどズルいよ!

2023年3月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
村山章

3.5地平線はどこだ!?

2023年3月30日
PCから投稿

単純

幸せ

かの名監督、スティーブン・スピルバーグ氏の映画監督になるまでの体験を描いた自伝作品。 映画好きのワタクシですが、ほとんど監督や役者で観る作品を選ぶことは無く…それでもスピルバーグ監督と言えば!と思い、遅ればせながら本作も鑑賞。 鑑賞前は、往年の名作たち誕生の物語や逸話などが描かれるのかと思いきや、映画監督になるまでの、いわば誰も知らない頃の日々が描かれたドラマ作品といった感じでしたね。 なので特段、スピルバーグの物語ッ‼…って印象も無く、本当に一人の少年が夢に向かう普通の(?)話といった所でしょうか。 それ故、特にこれといった波や見せ場といったものはなく、テンションがぶちあがるような描写も無いが、それでも2時間半の長尺を飽きずに観ていられるのは名監督のマジックですね。 ラストシーンはちょっと感動。ここで終わるの!?とも思ったが、まさに新しい物語の始まりって感じ。 そして面白かったのは彼女さん。可愛いし積極的なのは良いが、降臨だとか口から魂云々とか言われたら…たとえ好きでもワタクシだったらダッシュで逃げちゃいますねw そしてプロムの上映会はしてやったり(?)なのでしょうか。こどもたちの人間模様も複雑ですね。 そんなこんなで、コミカルなシーンもありつつ、身勝手な親や優しい妹たちとの家族物語でもあり、なかなか面白かった。 ちなみにワタクシ、今まで観た映画の中で一番好きなのが子供の頃に観たプライベートライアンなのです。未だにこれを超える作品が見つからず…とにかく名作ですよね。 本作の中でも戦争映画を作りたがるサミーの姿が描かれていましたが、学生時代に戦争作品を作り…そのゴールが本当の監督になって作り上げたプライベートライアンなのかなぁ~なんて思ったりして、勝手に一人でアツくなってしまいました。 これからも名作の誕生に期待です‼

コメントする 1件)
共感した! 16件)
MAR

3.5気になるが、結局なんなのか?

2023年3月28日
Androidアプリから投稿

最初天才の片鱗をみせつつ成長していくノスタルジー物かと思いきや、人種差別、不倫、家庭問題、学校色々ありすぎて焦点ぼやけ始め、しかも就職前終了。結局古きよきハリウッドよりも前のスピルバーグ創世記の話。 もっと成り上がっていく話期待。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ムロン

3.5映画作り好きの子供がいる家族物語

2023年3月24日
スマートフォンから投稿

家族物語、好きな映画作り、までは丁寧に描かれてる。 出来ればスピルバーグの監督なりたての頃を何年か描いてくれてたら、☆1個増えたろうなあ。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
マシュー

3.5自伝映画のお手本

2023年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

76歳のスピルバーグが8mmフィルムカメラを手持ちで撮影しているカットがいくつかある あの頃に戻って楽しんで制作したんだろうと感じる フィルムに穴をあける発光エフェクト カモメからアイスクリームが顔に垂れる画への振りカット 映像づくりにおける工夫や知恵、わざをしっかりと見せてくれる 家族のドラマを通して スピルバーグの才能が生まれる背景を セリフだけでなく 細かく映像で見せてくれる 本や小説、ドキュメンタリー、フィクションであっても 実存した人物をベースに描く際には 必ず参考にしたい映画

コメントする (0件)
共感した! 5件)
HBペンシル

3.5芸術は痛みを伴う

2023年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
きいろいくま