「ややわかりにくい点、「点滅に関するシーン」の配慮不足はあるけど…(後者要注意)」フェイブルマンズ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
ややわかりにくい点、「点滅に関するシーン」の配慮不足はあるけど…(後者要注意)
今年71本目(合計723本目/今月(2023年3月度)6本目)。
※ 投稿順番がぐちゃぐちゃになって申し訳ないです。入れ替わりにドラえもんを見ているのですが、ドラえもんにレビュー要素はないと思うので飛ばします。個人的には水瀬いのりさんのファンクラブに入っているので、ハンナさんが良かったです。
さて、こちらの映画です。
「映画の中で映画を作る」ストーリーで、ここ最近でいうと多くの方が比較対象にされている「エンドロールのつづき」にどうしても似たような部分はあります。ただそれは、映画のメカニズム(技術)等がどうしても同じであり、映画を作ろうと思った子供等がいろいろ工夫して成功して…という「大きな筋」において、映画タイトル名や有名監督かどうか等は違っても、「結局、そのストーリーの筋で描く限りあまり変わりようがないし変えようがない」という部分に尽きる部分はあります(よって換言すれば、本監督さんが好き、という方には積極的に推せる)。
一方、この映画、「公式には」アナウンスがありませんが、序盤から主人公は成功を収めるため、いろいろな取材を受けるシーンがあり、したがって写真を撮られるシーンが「結構」多いです。一応警告(注意書き)はない扱いですが、「ちょっと厳しいかな…」というところです(ただし、明確に注意書きがあるものと比べると、やや落ちる。この手の「ちかちかするシーンには注意しましょう」は、個人差はもとより、体力の消耗差も出てくる?)。
確かに既存作品(特に1月の「エンドロールのつづき」)に比べると「やや似ているし、その長いバージョンかなぁ…」という部分はあるものの、明確に違う点もあるし、こういう知的な映画を見るのも良いな、と思います。
また、「エンドロールのつづき」と違い、序盤から工学・物理の話を結構してきますので注意です。映画を見るとわかる通り、この時代のアメリカはコンピュータの黎明期のころで、今(2022~2023年)ではおよそ見ることがないような単語がどんどん出てきます(中には日本では「死語」と言えるものもある)。この点は配慮が何もない一方で、「コンピューターを発明する映画でもない」ので、わからないなら飛ばすのも一つの手です。
減点までは「ややフラッシュシーンに対する配慮が足りない?」点は思えましたが、どなたも書かれていないということは私の体力がたまたまよくなかったという可能性もありますし、「一個人の意見」としては書いておきますが、減点なしにしています。