「基本的に自伝映画は知らん人の話だし、知らんわ、となるのだが基本的に...」フェイブルマンズ 抹茶マラカスさんの映画レビュー(感想・評価)
基本的に自伝映画は知らん人の話だし、知らんわ、となるのだが基本的に...
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基本的に自伝映画は知らん人の話だし、知らんわ、となるのだが基本的に面白くなるように出来ているから、流石のスピルバーグである。
彼のフィルモグラフィに常に潜む人を怖がらせるエンターテイメント性と父性への疑心の理由を解き明かす。お父さんがあれで嫌われちゃうのは可哀想というか、お母さんのほうがあかんヤツなのだが、それも織り込み済みの現在だから描ける、と言われちゃえばそこの文句はどうでも良い。
ラストに非常におしゃれな助言をくれるジョン・フォード、演じるのはデヴィッド・リンチという説得力もまた、スピルバーグのなしえたものだ。
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