「ウルトラセブン」55周年記念 4K特別上映のレビュー・感想・評価
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わかっていても観てしまう。
何で「ノンマルトの使者」がないの?って感じてる人もいますが、セレモニーの方で放映済みだそうです。
最終話のドラマチックな結末もさることながら、
隣国や東欧でのタイムリーな世界情勢を考えさせられる「超兵器R1号」が胸に刺さりました。
強力な放射性物質で豹変したギエロン星獣の滑稽な動きに哀れさを感じさせ、最後は喉笛を切断され絶命する展開、そして黄色い返り血を顔面に浴びるセブンは子供の頃に観たのと、今どきの動物愛護というフィルターを透して観るのでは全てが異作品に見えます。
やはりウルトラセブンはいい
1967年10月1日の放送開始から55周年を迎えたウルトラセブン。
そのテレビシリーズから、第7話「宇宙囚人303」、第26話「超兵器R1号」、第37話「盗まれたウルトラ・アイ」、第48話「史上最大の侵略(前編)」、第49話「史上最大の侵略(後編)」の5話を選び、4K上映を行なったもの。
この5話の選択は良かった。
ウルトラセブンはウルトラマンシリーズの中でもストーリーが明確で1番好きな作品。それを劇場の大画面で観れる事に興奮を覚え、感謝したい。
個人的にはウルトラマンのフジ隊員役の桜井浩子推しだけど、アンヌ隊員役の菱見百合子もやはり綺麗だった。
アマギ隊員役の古谷敏がウルトラマンのスーツアクターなんだなぁ、って彼のスタイルの良さを堪能した。
55年経って、今の地球をウルトラセブンが救おうと思うか、はなはだ疑問だが。
プーチンや金正恩などを懲らしめてもらいたいとは思うけど。
菱美百合子さんに一発完落ち
午前十時でチャンスを見た時、同じ事を思った。公開当時、シャーリー・マクレーンは歳上のお姉様。午前十時で鑑賞時、私の年齢はスクリーン上のマクレーンを追い越してます。
シャーリー・マクレーンって、無茶キュートなんだw
菱美百合子さんが可愛い、可愛いと。どんだけ聞いて来た事か。でもですね。子供の頃、リアルタイムで見た自分の記憶には、全く残ってなかったもんだから。
アンヌ隊員?
そんなに美人だったっけ?
今、この歳になって、当時のメイクの菱美百合子さんに、マジぼれするとは。ホント、夢想だにせず。そーりゃ、当時の大人たちがアンヌ隊員にメロメロメラメラしちゃうのは当然であったろうと。
怪獣とのバトルより、SFとしてのストーリーで見せようとしたセブン。現代の映像化技術で復活させても、そこそこ行けるんじゃないかと思いました。
何と言っても、菱美百合子さんです。と、博士も、おっそろしく美人さんで感動したw
と言うか。
逆に。
今が酷過ぎるってこと???
隊長は上を見る
シン・ウルトラマンに全くはまらなかった私。物切れなら物切れでこの形にしとけばよかったのに。それにつけても菱見百合子の美しさよ。髪型も3回くらい変わってて時間の流れがよく見える。シン・ウルトラマンもこうすればよかったのに。
キリヤマ隊長。宇宙ステーションと話すときは作戦室から電話で話すときも上を見上げて話してる。なんでだろう。
手作り感が逆にいけてる❗
ウルトラセブン全49話の中から5作チョイスされたわけだが個人的には「宇宙囚人303」の路線で押し通してもらってその真剣さが笑えるわくわく感を持続させて欲しかった。ちょっと後ろ3作はしんみり重めの雰囲気で気持ちは解るが、もう少し昭和の強引でぶっ飛んだ設定や表現力を口あんぐりで吹き出しながら楽しみたかった。だけど凄い良かった。芯に当たれば大気圏飛び出し級のホームランだよ!!!
♪︎セブンセブンセブン、パォー♪︎ セブンセブンセブン、パォー♪︎のリズムでいきんで、27話「サイボーグ作戦」放送の二日後に産まれ出た者より。
親分、殴り込みでございます!
初代マンは再放送などで割と見ていたが、
セブンは機会に恵まれず、未見のタイトルが多かったのでいいタイミングだった。
どれも珠玉のエピソードだが、セレクトした5話分チョイスが微妙。
最終回の2話はともかく、キュラソ星人とマゼラン星人マヤのエピソード。2話とも戦闘シーンがないので大スクリーンの必要性が薄いのでは?
個人的には
ペガッサ星人、キングジョー、ガッツ星人あたりや後々のシリーズでも引き合いに出されたノンマルトの回が見たかった。
せっかくの55周年なら、封印された欠番12話スペル星人を解禁してほしかった。
とりあえずアンヌはかわいい(笑)
※追記
第35回東京国際映画祭にて「ジャパニーズ・アニメーション」部門で「ウルトラセブン」の55周年記念を、「対話」「特撮」「ヒーロー」の3つの視点でセレクトされた12エピソードが上映。
「対話」視点でセレクトされるのは第6話「ダーク・ゾーン」、第7話「宇宙囚人303」、第37話「盗まれたウルトラ・アイ」、第42話「ノンマルトの使者」。「特撮」視点でセレクトされるのは第3話「湖のひみつ」、第14話・第15話「ウルトラ警備隊西へ(前後編)」第26話「超兵器R1号」。そして「ヒーロー」の視点でセレクトされるのは第39話・第40話「セブン暗殺計画(前後編)」と第48話・第49話「史上最大の侵略(前後編)」。
5エピソードはこの12エピソードからのチョイスだったんですな。
大画面のセブンは実にカッコいい
ウルトラセブンは
戦闘よりも時代を反映した世相ドラマの展開が強調されていて、今も廃れることなく、鑑賞に耐えうるそのポテンシャルには感服致します。
昨今、旧作の4Kリマスターが洋邦問わず盛んに上映されていますが、これは観るべき作品のひとつと確信しています。
懐かしく楽しい
ウルトラQとマンは全作、ほぼストーリーは
何度も見てるので覚えてますがセブンは当時
から1〜2回ぐらいしか見ていませんでした
ので、5本中ほぼ内容は忘れていました。
やはり今見ると笑えます。子供の頃は何も
考えず楽しく見ていたのに・・
しかし昔を懐かしみ当時のセブンを
スクリーンで見れる喜びは最高です○
前編・後編の最終回ダンとアンヌのシーン
には涙しました。
ただキングジョーが、見たかったかな!!
ps.盗まれたウルトラアイのダンスシーン
は必見。パンドンの腕がバッサリ切られる
のも今見るとヒヤヒヤした。
評価4→5へ変更しました。ですよね
遊星からの使者は再来せず...されど半世紀を経て最高画質で蘇る宇宙人との相克の物語は厳しく人類のモラルを問いかける
第7話 「宇宙囚人303」
第26話 「超兵器R1号」
第37話 「盗まれたウルトラ・アイ」
第48話・49話 「史上最大の侵略(前後編)」
"4Kリマスターで5話をセレクション上映"という企画なのでドラマ性の高いエピソードよりも特撮の精緻さが冴えている作品が優先的にセレクトされています。
あらためて本作は、一年間を掛けて様々な異星人との出会いを経つつ、人類が外宇宙に進出するための技術ではなくモラルを問うた作品だったのかなと思います。
そして今現在に到って当時の冷戦は別の形で戦争を呼んでおり、その世を生きる我々はまさに55年の歳月を経てなお、作中での回し車をカラカラと回し続けるシマリスであり、血を吐きながら悲しいマラソンを続けているのですね...。
短いレビューでスミマセン。
TOHOシネマズなんば別館で
2022年10/3(月)に観賞。
映画館の大画面の中の
爆発炎上する炎の色は
55年前の映像とは思えない
4Kリマスタリング......。ちなみに僕が
ウルトラセブンをTVで見たのは
小学校二年生。
盗まれたウルトラアイ
昔幼少期にリアルタイムで視ていたオッサンです。まあ同年代らしき濃いオッサンがメインの客層でした。最終話は語らずもなく、もはや伝説化してますが、ノンマルトの使者や狙われた街などいわゆる有名な名作は選ばれず、他の星からの感謝、友好。現代でも起こりつつある核兵器戦争への警鐘などがテーマになった隠れた重い作品が目立った。特に盗まれたウルトラアイはセブン末期に視聴率低迷のため製作費を落とさざる得なかく、怪獣、宇宙人は出て来ない。非常に悲しい宇宙人同士のテレパシーでのやり取り。
ラストは新宿をさ迷うモロボシダン。
こんな名作を子供向けに放送していたとは。
大人になって理解できる超名作を発見した。
改めて見て最高でした
4K処理が甘いシーンや、時代に合わない部分、宇宙空間の描写、当然ながらぶつ切りエピソードなど欠点はあるが、シンウルトラマンなど比較にならない傑作だと改めて感動しました。
エピソードセレクトにはそれぞれ意見があると思いますが、私は全て見てストーリーは頭に入った上なので満足です。55年前に作られた、基本子供向けの作品ながら本当に見応えあり、訴えるものあり、血湧き肉躍る部分ありよくできた作品でした。最終話の隊員達がダンの事を理解して、別れを思う気持ちはマジで泣きそうになりました。せめて1時間尺のドラマだったらもっと良くなったかも。
最後にやはり冬木さんの音楽は無くては語れないほどこの劇伴は重要なファクターでした。
放送55周年を記念して、ウルトラセブンは人情ドラマになってしまった!
初日の第1回上映。私を含めて9割を占める高齢者の男性客は、強いウルトラセブンとひし美ゆり子さんを期待して観にいったのに・・・、何故この5話。
最終回は仕方がないですけど、ウルトラスラッガーしか必殺技が出ないとは。
一番びっくりしたのは、アンヌ隊員(ひし美ゆり子さん)が、ショートヘアのイメージしか無かったのに、最終回ではロングヘア―だった事でした。
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