「11回観てきたマグぴオタクの感想」ウィッシュ みるくマグぴ沼さんの映画レビュー(感想・評価)
11回観てきたマグぴオタクの感想
この作品は脚本は本当に最悪すぎる
まぁマグぴでなんとか興行収入伸ばせた
初日に観て色々衝撃を受けまして放心状態になりました
主人公の考えに賛同できなくてヴィランであるマグぴにしか共感できなくて果たしてこれはヴィランとしてどうなのかと
通常のヴィランとは全く違っていて悪事には手を染めてないんじゃないかなと
魔法使いでありながら錬金術師でもあるし
普通の頭脳ではできないことをサラッとこなしてしまうし政治的にもちゃんと王様としての職務を全うして魔法の勉強も欠かさずしている
国としての活動もちゃんとしていて願いの儀式だけでなく国民になった人たちを紹介して
さらに休日にボランティア活動までしているのに
なぜ最後鏡に封印したのか?
これはおそらくマグぴと国民が願いをどう捉えているかだと思います
願いって別に叶う叶わないより努力してが先だと思っています
マグぴ自身が努力してあの地位にまで上がってきたのでそもそも並大抵ではないので
ちゃんと理解している国民はいなかっと思います
ロサスについてもなんですが
ロサスはマグぴがいなかったら何にもできないんですよ
だから弟子を取ろうとしていたのに
アーシャとスターがめちゃくちゃにしてもう
国としては滅んでもおかしくはない
マグぴというのはちゃんとロサスのことを大切にしているので敵に回すなんてありえないことなのに後先考えずに感がありまくりですね
本当に誰も自分たちが恵まれていたことに気づいていないということがびっくりしています
ただ批判したいとは思ってないのですが
マグぴに共感できるのって傷ついたことがあるから人の傷みがよく分かっていて相手の隙間にちゃんと入ってくれて
フランクに話しかけたり安心感を与えてくれたり王冠とかも被らず指輪だけしている
そういうところも好感度が高いということだと思います
私はただアマヤ王妃とマグぴが楽しそうに会話してそれを国民が眺めてたまにキャーみたいなのが
見たいだけだったのに
なんであんなラストにしたのか不思議ですね
おそらく深くまで考えずに出してしまって
色々空回りしすぎて変更点が重なり
良い部分が全く生かしきれなくてみたいな気がします
観てる側がこんなにちゃんと考えているのに
制作側がみたいになっていてカオスすぎる
今のディズニーに足りない部分を気づかせてくれた映画だと思っています
愛を描くのが得意なはずなのに過去作のリスペクトが全く見えなくてびっくりしてます
マグぴは歌唱シーンのみならず見た目もよく
内面も良くて凄く魅力的なキャラなので
本当に理不尽すぎるヴィランです
史上最強ではないです