「ど、(@_@;)どっひゃ~アンタどうしたん?って 主に素で言ってしまいそう!」リトル・マーメイド The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
ど、(@_@;)どっひゃ~アンタどうしたん?って 主に素で言ってしまいそう!
アメ雨ふれ降れもうっとフレ~蛇の目でお迎え嬉しいな~(雨の慕情w)
もうね 雨イランね。梅雨いややねん!
幼少の頃、TVアニメ「魔法のマコちゃん」てのにハマってて。
べ-ス展開はこの人魚姫みたいな話でね。全裸で砂浜歩くマコちゃんが子供の脳裏に激しく焼き付いてて。今でもリトルマーメイドって言うとアリエルでなくマコちゃんと言う思いが時々あるね。(困ったオレです)
ていう訳で、6月9日シックスナインに公開の
「リトル・マーメイド 」初日に行って来ましたよ。
ディズニ-久々の力の入れ様で、上映枠がいっぱい。
吹替、字幕とも半々ありますが、どちらも同じくらい人は入ってそう。子供連れ家族は吹替ですかね。
公開前から後悔なのか・・・主人公アリエル(役:ハリ-ベイリ-)のセッティングで人種問題提起なのか。
アニメ先行作品からすると実写でこの容姿は さしずめOLが気分転換に髪を ウェーブがかった赤毛 ⇒ 赤とストロベリーブロンドのドレッドヘアエクステ。 肌を色白 ⇒ 小麦色(日サロ)にして会社に行ったら、上司、同僚らに アンタ一体どうしたん?!て言われるてる様な感じはしたねぇ。
まあ それだけの話でしょ。
※某洗剤メーカの洗濯洗剤は若干イメ-ジ左右されるかもだが。
それを多様性とかポリコレとかLGBTとか騒いでるだけと思うね。
そんなに変えたい設定がお好きなら、アリエルを男性黒人の人魚にして、ゲイと言う設定で、白人男性王子と結婚とかどう? ポリコレ諸君。
それよか、セバスチャン(カニ)、フランダ-(魚)、スカットル(鳥)が そのまんまの姿で話す方がちょっと無理を感じるわ。もうちょっと人らしい愛嬌なデフォルメ出来なかったのかな。
海の中はメッチャ綺麗な海底で。それは美しい出来映え。
アバタ-並みを感じます。
しかし これらは総て見た目の話。
問題は 愛と言う中身なんだが、それを今作で感じれたかどうかだと思うね。
そもそも、リトルマーメイドはディズニ―が、アンデルセン童話の人魚姫から話を少し変えた物語。ラストが全く違っていて、本家の人魚姫の方が悲恋となっており ズバ抜けて心に愛を感じる作品と思います。
一方ディズニ-版はやっぱり ハッピ-エンド主体なので浅い浅い愛しか感じれません。アニメならこの話展開で子供たちは十分満足かもですが 実写で大人が鑑賞となると多分物足らないと思いますね。
3日間内にとにかくキスをしろ~と迫る、コレこれですよ・・・こんなん何にも愛の育みが無いですやんか。肝心の声、歌は聴かせられない。どうやって相手に想いを心に届けるかが 重要なポイントと思うけどね。
その点が 疎かな脚本と感じます。
美女と野獣ぐらい 本当の愛について魅せてくれる場面展開が、この作品には無いと思いますね。
実の所、人魚姫展開にてリアルに完全再現出来たら最高な作品だったのになと大人目線ではそう思います。
大海を司る人魚姉妹は皆さん美人さんで、これこそ多様性重視した人種を表現していたなと感じます。その中にアジア顔の人魚を発見!ちょっと違和感を感じたけども、ポジションは 日本海人魚なのかなと。
良かったポイントは、
父トリトン王(役:ハビエルバルデム)が 娘が人間に成る事と人間の妻に成る事(結婚)を認めてあげて 二人の船を送り出すところでしょうか。
こう言う思いは、どの世界でも共通の事として捉えられるなと感じますね。
最後は人間界も人魚界も総出での2人のお祝い~ メデタシめでたし。
ちょいと 浅く軽めの愛と、予定調和のラスト展開で何で実写化したのかなと、疑問は多かったです。
しかし、歌場面は良かったのでは 無いでしょうかねぇ。
ご興味有ります方は
劇場へどうぞ。