「ハードルを地面に埋めて鑑賞」リトル・マーメイド ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
ハードルを地面に埋めて鑑賞
2023年劇場鑑賞137本目。
まぁよう知らんけど賛否両論やら炎上やら耳にするけど、何に対してかは知らずに鑑賞。ついでにいうとアニメ版も観てません。アンデルセンの「人魚姫」は知ってますけどね。
人魚姫の一番の肝は声を失って足を得る(しかし立つとナイフで刺されている位激痛が走る)事と、王子を殺さないと自分が泡になって死ぬというという理不尽ルールだと思うのですが、3日以内にキスするというイージーモードに。その達成条件を忘れさせられているという枷はありますが、原作の悲壮感はないですよね。アニメからそうなのかどうかは分りません。
もちろん字幕で観ましたが、主演のハル・ベイリーの歌唱力は圧倒的だったので、人種問わずオーディションして、たまたま合格したのが黒人だった、というのなら文句ないです。
ただ、あまりにポリティカル・コレクトネスに配慮しすぎて、無理矢理脚本を捻じ曲げるような事はするべきではないと思っています。そのうち白い雪のような肌を持ったので白雪姫と名付けられた黒人や、眠りについた白雪姫を黒馬に乗ったお姫様がキスをして起こすみたいな改変もみられるかもしれませんね。もうそこまでやったら逆にネタにして内心笑ってんじゃないかって勘ぐりたくもなります。
後ほんとに人種差別しないならいっつも中国人ばかり出さないで日本人も出してください。
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