「下品さの裏に重厚的な物語が隠れている」バビロン MOMMYさんの映画レビュー(感想・評価)
下品さの裏に重厚的な物語が隠れている
「酒、ドラッグ、セックス」という3拍子揃った狂乱的映画は今まで散々あるが、うまくコミカルに描かれておりクスッと笑えるシーンが多かった。
そして開始数分後からスピーディーに展開していくのが心地よかった。「セッション」や「ラ・ラ・ランド」と同じ監督と誰もが納得できる、音楽にのせて演技が進行していく感じが興奮を呼び寄せる。
鑑賞後何よりも思うのが、マーゴット・ロビーがとにかく輝いている映画だということ。彼女にしかこの役はできないであろう。
絶対実現不可能だが、映画館で誰も他に人がいない中で強めのお酒をちびちびと呑みながら観たいものです。家族やパートナーと観るものではない。「映画」へ対する愛と敬意が大きければ大きい人ほど、この映画は刺さりそうだなと思いました。
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