「マジョリティに対しても説得力があった。」正欲 SHOTさんの映画レビュー(感想・評価)
マジョリティに対しても説得力があった。
マジョリティ同士でも分かり合えないことが多いのに、ましてやマジョリティがマイノリティを理解することは当然に難しい。
それでも誰もが自分のことを理解して欲しいと願っているという描写は、誰に対しても十分に説得力があったと思う。
演技陣も皆良かった。新垣結衣はこの作品で一段と芸の幅を広げたと思えたし、磯村勇斗は評判どおりの当たり役だった。稲垣吾郎もマジョリティ代表として自然な演技を見せた。特に、ラストシーンの(自分が寄り添えていないことを)初めて気付いた表情はなかなか良かった。
マジョリティ側の私の素直な感想として、疑似セックスシーンは全裸でやって欲しかった (笑)。
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