映画ネメシス 黄金螺旋の謎のレビュー・感想・評価
全85件中、1~20件目を表示
ゲノムの子
アンナ(広瀬すず)が「ゲノム編集ベイビー」だという秘密が、
テレビドラマでは伏せられてたらしい。
映画で最初に明かされて、アンナが首から下げているペンダントに、
ゲノム編集ベイビーの仕組みやデータが全て入っているのです。
それでアンナは暗闇の組織から狙われることになります。
でもそんな難しい話ではなくて、アンナの特殊能力を使って
誘拐された犬に身代金が課せられた事件を解決する、
てな話が両方向から一気に解決しよう・・・みたいな
軽いノリでいて、仲間が次々死んでいく・・・
怖さもありました。
ともかく広瀬すずの可愛さ全開。
近い過去を記憶して録画して再生する・・・能力。
「入ります」と言って、インド式武術の型を披露。
すずちゃんを愛でる映画です。
ゲノム編集ベイビーが「アンナ」なら、その組織図とか成り立ちを
科学的に少しは説明しても良かったと思う。
この映画、とても似てるなぁと思ったのは、
「劇場版あなたの番です」
テレビドラマから映画化されてる点。
やたら意味もなくイベントみたいに殺される点。
出演者がやたら豪華で、広瀬すずちゃん以外は脇役。
今、テレビドラマの内容をサラッと読んでみた。
アンナの性格や趣味がずいぶん雰囲気が違う。
ゲテモノ食いとかが好きな、ユニークなキャラなんだね。
100分の映画で、ドラマにない新鮮味とかを見せるのは至難の業。
ドラマの映画化はハードルが高いなぁと実感する映画でした。
この映画を見る対象者は誰だろう?
粗末な殺人事件は、夢だった…
似たようなシーンが何度も繰り返される… そして最後までも…
途中で、この映画を見る対象者について考え込んでしまった。
壮年代以降ではないだろう。
キャストのセッテイングから、若年層だろうと思った。
しかし20代ではない気がして、高校生でもない気がして、それよりも下…か…。
すずちゃんが、父の研究結果を富裕層から狙われ続けるという設定は、そもそも現実世界における最近の陰謀論と似ているが、これについての設定の説明が入ればわかりやすいと思った。
最後に櫻井くんが世界に配信したゲノムを全て寄せ集めるには、世界中の協力が必要で、そこには全ての平等が含まれているという観点は素晴らしく良かった。
ここだけが特質して良い点だった。
貧しさと暴力を、記者である真木よう子の記事と族たちとの関係を描いているが、これがあることで世界中の同じ構造をある種の「正しさ」と誤解しかねない。
探偵事務所が動き出すきっかけである犬の誘拐事件がいつの間にか解決してしまっているのも、腑に落ちない。
そのくせ、すずちゃんが写真を焼くシーンでは、マッチの日が急に燃え広がる理由を、後付でオイルライターのオイルを画に忍ばせているが、「じゃあ、マッチじゃなくジッポでいいじゃん」
橋本環奈ちゃんが何者なのかわからなかった。最初から見ないとわからない設定。
仕方がないが悩ましい。
夢オチ・・・ではない
三人(広瀬すず、櫻井翔、江口洋介)の貧乏な探偵事務所に高額報酬の依頼が来る。
しかし怪しげな男(佐藤浩市)が現れ、知人に不幸が立て続けに起き、それどころではなくなる。
「夢」がキーワードになるが、一層だけなのでご安心を。
櫻井間ファンとして
TVドラマを全話視聴していたので、とりあえず観た。 ドラマはそれほ...
イミフ螺旋
日本テレビで放送されていたTVドラマの劇場版。
やってる事は知ってたが…、以下いつもながらの同文。
探偵事務所“ネメシス”。CEOで探偵歴30年のベテランの栗田、自称天才だがポンコツの探偵・風真、助手だが天才のアンナ。3人が様々な事件を解決していく。
広瀬すず、櫻井翔、江口洋介の軽妙な掛け合いとユーモア。他、共演者も豪華。監督は入江悠。一話完結型ミステリー。
ならば、コミカル・ミステリー・エンタメとして見れるかなと思ったら…。
最近見たTVドラマの劇場版『Dr.コトー診療所』『イチケイのカラス』はドラマシリーズを見てなくてもそれなりに見れたというのに…。
真っ当なコミカル探偵ミステリーかと思ったら、特異な設定が。
アンナは推理する際、変ちくりんな動きして別空間に“入る”。天才的な頭脳を具現化したものなんだろうけど…。
TVシリーズの最後で明らかになったという衝撃の事実。アンナは遺伝子操作で生まれた“ゲノム編集ベイビー”であった…。
SFチックな突飛な設定に、開幕に説明はあるものの、いきなりポカ~ン…。
この劇場版でも特定の夢を見せる装置が登場したりと、そういう作品なの…??
何か、期待していたものと違う…。
序盤から世界観に入り込めず、拍車をかけたのは話自体。
周りの親しい人たちが死んでいく悪夢に悩まされるアンナ。
そんな彼女の前に、“窓”と名乗る謎の男が現れる。悪夢が現実になると告げ、やがてそれが本当に…。
アンナたちは悪夢の阻止と真相解明に挑む…。
これは悪夢か現実か、曖昧になってくる境。
この謎に絡むは、ゲノム編集ベイビーであるアンナの存在。
“窓”の目的…。
TVシリーズからのアンナの過去、それに纏わる展開、おそらく集大成として作り込んだのであろうが…、それが仇になった。
話の展開もよく分からなければ、話の意味もよく分からない。
何とか見終わった後、久々に思っちゃったよ。で、結局何だったの? 何が起きたの? 何が解決したの? これ、何なの…?
無論、TVシリーズを見てない自分が悪い。
TVシリーズからのファンは満足…でもないようだ。
ファンからも辛口意見が多い。そういや劇場版製作が発表された時、TVドラマもさほど高視聴率でもなかったのに、何故映画化する?…なんて危惧する声もあったっけ。
案の定と言うか、見れば納得。
一応いるにはいるであろうファンと、作り手側の為の自己満。
強いて言えば、広瀬すずの魅力と、橋本環奈との目の保養共演と、“タカ&ユージ&薫”くらい。『名探偵コナン』みたいな探偵グッズとか、犬の名前が“マーロウ”とか、探偵絡みの小ネタは愉快だったけど…。
後は…。
素直に、面白くなかった。
SPドラマでもよかった気がする
誰の魅力も引き出せなかった
JALの機内上映で鑑賞。
この映画は、ドラマ版の内容を知ってる事を前提として作られているように思う。
だって真木よう子や橋本環奈がいわくありげに登場しても訳わかんないし、チャラチャラした勝地涼や中村蒼が殺されても「あ、死んだ」以上の感想は湧かないよね。
僕はドラマ版も観てたので、登場人物のバックボーンや関係性、全ての原因となった事件等も把握した上で観たんだけど、残念ながら、それでもつまらなかったよ。
ドラマ版はポンコツ探偵事務所の3人が一話完結の推理事件を解決していきながら、全体として大きな事件にも対峙して行くというもの。
他の出演者とわちゃわちゃやりながら、特に広瀬すずと櫻井翔、広瀬すずと橋本環奈といった絡みが楽しい作品だったように思う。
ネメシスはこのわちゃわちゃが大事なのであって、大きな事件などは調味料にすぎない(と僕は思う)。
映画では、このわちゃわちゃを取り除き、広瀬すずを中心に据え、大事件に対峙させた。
お陰で、単独では演技が成立しない櫻井翔が死んだ(ドラマではダブル主演だったよね?)。橋本環奈はほぼカメオ出演だった。広瀬すずもシリアス一辺倒では苦しかった。
誰の魅力も引き出せてなかったよ。かと言って「大事件」が面白いかと言えば、解決策も含めてつまんなかったし。
(何度も繰り返される櫻井翔が江口洋介を殺すシーンは酷かったな)
無料なら観ても良い
頭硬くなったなぁ
全85件中、1~20件目を表示