「ゲノムの子」映画ネメシス 黄金螺旋の謎 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ゲノムの子
アンナ(広瀬すず)が「ゲノム編集ベイビー」だという秘密が、
テレビドラマでは伏せられてたらしい。
映画で最初に明かされて、アンナが首から下げているペンダントに、
ゲノム編集ベイビーの仕組みやデータが全て入っているのです。
それでアンナは暗闇の組織から狙われることになります。
でもそんな難しい話ではなくて、アンナの特殊能力を使って
誘拐された犬に身代金が課せられた事件を解決する、
てな話が両方向から一気に解決しよう・・・みたいな
軽いノリでいて、仲間が次々死んでいく・・・
怖さもありました。
ともかく広瀬すずの可愛さ全開。
近い過去を記憶して録画して再生する・・・能力。
「入ります」と言って、インド式武術の型を披露。
すずちゃんを愛でる映画です。
ゲノム編集ベイビーが「アンナ」なら、その組織図とか成り立ちを
科学的に少しは説明しても良かったと思う。
この映画、とても似てるなぁと思ったのは、
「劇場版あなたの番です」
テレビドラマから映画化されてる点。
やたら意味もなくイベントみたいに殺される点。
出演者がやたら豪華で、広瀬すずちゃん以外は脇役。
今、テレビドラマの内容をサラッと読んでみた。
アンナの性格や趣味がずいぶん雰囲気が違う。
ゲテモノ食いとかが好きな、ユニークなキャラなんだね。
100分の映画で、ドラマにない新鮮味とかを見せるのは至難の業。
ドラマの映画化はハードルが高いなぁと実感する映画でした。
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