映画ネメシス 黄金螺旋の謎のレビュー・感想・評価
全113件中、1~20件目を表示
面白い素材なのに、残念な印象。どうしてなんだろう?
入江悠 監督による2023年製作(99分/G)の日本映画。配給:ワーナー・ブラザース映画、劇場公開日:2023年3月31日
2021年に放送された人気ドラマ『ネメシス』を映画化したサスペンス。
長くファンでもある広瀬すず主演で、更に佐藤浩市、江口洋介、橋本環奈ら人気俳優を配しているのに関わらず、ちっとも面白くなかった。何故なのか、不思議なくらい。
遺伝子改変技術で造られた人間にして超人的な能力を有する探偵助手の広瀬すず、その相棒櫻井翔、広瀬が何度も見る悪夢的夢を入口に、敵の秘密が暴かれていく。作家でもある秦建日子による物語のプロットは、可能性に満ちている様に思えるのだが、物語構成のつめが甘いのだろうか。夢の登場は多すぎてくどすぎるし、後の展開にその絵が生きてこない。イメージとして登場するトマトも色からしてgoodに思えるが、、実際はあまり有効でない印象。
広瀬演ずるアンナのカラフルな衣装は、彼女には似合ってない気がしたし、表情も魅力的にも撮れてもいない。広瀬によるアクションも登場するが、スローモーションの様でスピード感がまるで無し。死神的に頻繁に登場する佐藤浩一も、あまりインパクトは無い。橋本環奈を登場させる意味も、良く分からなかった。ということで、入江監督の演出も、脚本との相性の問題かもしれないが、良くなかったのかもしれない。
面白い題材なれど、とても勿体無い気がした。
監督入江悠、脚本秦建日子、企画北島直明、製作沢桂一 、高橋雅美 、藤島ジュリーK. 、高津英泰 、下田淳行 、藤本鈴子 、出來由紀子、エグゼクティブプロデューサー飯沼伸之 、田中宏史 、三上絵里子、プロデューサー北島直明 、星野秀樹、ラインプロデューサー及川義幸、撮影冨永健二、照明中村晋平、録音古谷正志、美術高橋努、装飾谷田祥紀、VFXスーパーバイザー赤羽智史、VFXディレクター長崎悠、スタイリスト前田勇弥、ヘアメイク金山貴成、編集佐藤崇、音楽横山克、助監督岸塚祐季、キャスティング緒方慶子、スクリプター柳沼由加里、制作担当壁井優太朗。
出演
美神アンナ広瀬すず、風真尚希櫻井翔、千曲鷹弘勝地涼、四万十勇次中村蒼、小山川薫富田望生、上原黄以子大島優子、星憲章上田竜也、姫川烝位奥平大兼、リュウ楊一加藤諒、緋邑晶南野陽子、四葉朋美橋本環奈、神田凪沙真木よう子、ジッポ男魔裟斗、台車男栄信、シンヤ岡宏明、リョータ駒木根葵汰、リンリン三島あよな、榎戸力丸笹野高史、窓佐藤浩市、栗田一秋江口洋介。
アンナが狙われる原因である父親が残したデザインベイビーの研究データ...
アンナが狙われる原因である父親が残したデザインベイビーの研究データを世界に分割して拡散し、マスターデータを破壊することで、分散データを受け取った全員の総意が得られることで復号することができる。という手法で解決する。
TVドラマ見ていないとポカーンとなる。マシンインターフェイスで、アンナに周囲の人が殺される夢をみさせて脅す。
なぜ、黄金螺旋の線上で事件を起こす必要があったのか。
それで犯人の本拠地がわかるので何のために犯人がそうしていたのかは意味が分からない。
何コレ&詰まんねぇ~思ってたのと大分違う!確実なガッカリ度 (´-ω-`)
4月1日エイプリルフール!
良いウソつこう~的なのか 見事に騙された感多し。
今日はまんまと「ネメシス 黄金螺旋の謎」観てしまいましたわ。
( ̄д ̄) (´-ω-`) ( ;∀;) (>_<) (@_@)
『ネメシス』:日本テレビ系2021年4月頃の日曜ドラマ
これをシッカリ観ていた方のみ楽しめるので、
全く知らない初見者は即辞退が宜しいでしょう。
夢の中の殺人が実際に起こる~って予告編で言ってたけども
どうも一部だけで思ってたのと違った。
神田凪沙(役:真木よう子さん)の役目暴露。
美神アンナ(役:広瀬すずさん)へ対決心あって彼女の
世界初のゲノム編集ベビーの存在とゲノムデータ価値観を
見せつけただけの 肩透かし内容。
ワクワク感、ドキドキ感、スリル感 共に大して湧かないネ。
ダンプと車の激突を魅せる為に映画にしたの?
何度も繰り返す ハサミの首刺しも
やり過ぎて飽き飽き~。
アンナのヨガポーズ?で ”入りま~す”てのも
もひとつチョロク滑稽に感じてしまう。
最後の壁全面の夢発生装置による
仮想現実的映像だけが凝ってる様に見せかけてるけども、
洋画なら既視感映像で 逆に粗く感じてしまった。
全体的にTVの特番ドラマ放送で充分でしょう。
まだ シン・仮面ライダ-の鑑賞に時間を割く方が
ましかなと感じた次第。
江口さんと真木さん、佐藤浩市さんの
勿体ない使い方だと思いました。
時間のある方は
どうぞ。
ゲノムの子
アンナ(広瀬すず)が「ゲノム編集ベイビー」だという秘密が、 テレビドラマでは伏せられてたらしい。 映画で最初に明かされて、アンナが首から下げているペンダントに、 ゲノム編集ベイビーの仕組みやデータが全て入っているのです。 それでアンナは暗闇の組織から狙われることになります。 でもそんな難しい話ではなくて、アンナの特殊能力を使って 誘拐された犬に身代金が課せられた事件を解決する、 てな話が両方向から一気に解決しよう・・・みたいな 軽いノリでいて、仲間が次々死んでいく・・・ 怖さもありました。 ともかく広瀬すずの可愛さ全開。 近い過去を記憶して録画して再生する・・・能力。 「入ります」と言って、インド式武術の型を披露。 すずちゃんを愛でる映画です。 ゲノム編集ベイビーが「アンナ」なら、その組織図とか成り立ちを 科学的に少しは説明しても良かったと思う。 この映画、とても似てるなぁと思ったのは、 「劇場版あなたの番です」 テレビドラマから映画化されてる点。 やたら意味もなくイベントみたいに殺される点。 出演者がやたら豪華で、広瀬すずちゃん以外は脇役。 今、テレビドラマの内容をサラッと読んでみた。 アンナの性格や趣味がずいぶん雰囲気が違う。 ゲテモノ食いとかが好きな、ユニークなキャラなんだね。 100分の映画で、ドラマにない新鮮味とかを見せるのは至難の業。 ドラマの映画化はハードルが高いなぁと実感する映画でした。
この映画を見る対象者は誰だろう?
粗末な殺人事件は、夢だった… 似たようなシーンが何度も繰り返される… そして最後までも… 途中で、この映画を見る対象者について考え込んでしまった。 壮年代以降ではないだろう。 キャストのセッテイングから、若年層だろうと思った。 しかし20代ではない気がして、高校生でもない気がして、それよりも下…か…。 すずちゃんが、父の研究結果を富裕層から狙われ続けるという設定は、そもそも現実世界における最近の陰謀論と似ているが、これについての設定の説明が入ればわかりやすいと思った。 最後に櫻井くんが世界に配信したゲノムを全て寄せ集めるには、世界中の協力が必要で、そこには全ての平等が含まれているという観点は素晴らしく良かった。 ここだけが特質して良い点だった。 貧しさと暴力を、記者である真木よう子の記事と族たちとの関係を描いているが、これがあることで世界中の同じ構造をある種の「正しさ」と誤解しかねない。 探偵事務所が動き出すきっかけである犬の誘拐事件がいつの間にか解決してしまっているのも、腑に落ちない。 そのくせ、すずちゃんが写真を焼くシーンでは、マッチの日が急に燃え広がる理由を、後付でオイルライターのオイルを画に忍ばせているが、「じゃあ、マッチじゃなくジッポでいいじゃん」 橋本環奈ちゃんが何者なのかわからなかった。最初から見ないとわからない設定。 仕方がないが悩ましい。
夢オチ・・・ではない
三人(広瀬すず、櫻井翔、江口洋介)の貧乏な探偵事務所に高額報酬の依頼が来る。 しかし怪しげな男(佐藤浩市)が現れ、知人に不幸が立て続けに起き、それどころではなくなる。 「夢」がキーワードになるが、一層だけなのでご安心を。
複雑怪奇
探偵事務所の栗田(江口洋介)の扮装を見ると探偵物語の松田優作にそっくり、似たような王道の探偵ものかと思ったら遺伝子操作ベービーとかBMI(ブレインマシンインターフェース)とかSFもどきの仕掛けが満載、時代の先取りが自慢なのでしょうかね。
出演者インタビューでは、脚本を読んでも理解不能と語っていたが納得、悪夢と現実が終始交錯し兎に角ややこしい。
主人公の美神アンナは亡き父が遺伝子操作で誕生させた超能力者と言う設定、どこか鉄腕アトム風だが中国ではゲノム編集でHIV耐性を持つ子が実際に誕生という2018年のニュースは記憶に新しい、当時も科学倫理の問題として騒がれましたね。
どうやらテーマはアンナの遺伝子操作の秘密データを富裕層が独占したら平凡な市民は淘汰される危機が来るという、特定の富裕層とAiが支配する近未来社会への警告ですかね、ある種風変わりな社会派ドラマということでしょうか、それにしても不可解な脚本、演出なので観ていてシンドかったです。
キャスティングも疑問、名優佐藤浩市さんの無駄遣い、スズちゃんのアクションシーンは不似合いで怪我をしないかハラハラだし、お坊ちゃまの櫻井翔が殺人鬼風の悪夢シーンなど見たくもない、プロデューサーの藤島ジュリーさん、よく許しましたね。
もっとシンプルな王道の探偵もので作って欲しかったが、それでは時代遅れかも、時代の先取りに拘ったのでしょう、入江悠監督のドヤ顔が浮かびます。
櫻井間ファンとして
ファン目線で行くと良いのかも。だけど理解に苦しむ映画です 赤いトマト、自転車…キーワードかと思いきや良く分からなかったです。 とにかく1回きりでは分からないかったです ドラマの時の様にネメシス探偵事務所として推理モノ映画をして欲しかったなぁ。
TVドラマを全話視聴していたので、とりあえず観た。 ドラマはそれほ...
TVドラマを全話視聴していたので、とりあえず観た。 ドラマはそれほど話題にもなっておらず、なぜ映画化されたのかも謎だが、期待していなかった割にはそれなりにおもしろかった。 広瀬すずが常に狙われる原因であるデータを全世界に分割・拡散することによって解決するというラストもきれいにまとまった。
人生で見た映画で1番面白くなかった。
ドラマ未視聴です。 この映画で時間を失ってしまう犠牲者を減らすために、このサイトを初めて登録しました。 キャストのファンの方、ドラマ視聴で強い思いを持った方にご視聴をおすすめします。
2023 139本目
大抵ドラマから映画はスケールダウンすることがあるのですがこれもその通り 作る必要あったかな。 ドラマはまあまあでしたが、、 全ての役者をムダに使っている感じ スケールダウン さらなる続編はないでしょ
イミフ螺旋
日本テレビで放送されていたTVドラマの劇場版。 やってる事は知ってたが…、以下いつもながらの同文。 探偵事務所“ネメシス”。CEOで探偵歴30年のベテランの栗田、自称天才だがポンコツの探偵・風真、助手だが天才のアンナ。3人が様々な事件を解決していく。 広瀬すず、櫻井翔、江口洋介の軽妙な掛け合いとユーモア。他、共演者も豪華。監督は入江悠。一話完結型ミステリー。 ならば、コミカル・ミステリー・エンタメとして見れるかなと思ったら…。 最近見たTVドラマの劇場版『Dr.コトー診療所』『イチケイのカラス』はドラマシリーズを見てなくてもそれなりに見れたというのに…。 真っ当なコミカル探偵ミステリーかと思ったら、特異な設定が。 アンナは推理する際、変ちくりんな動きして別空間に“入る”。天才的な頭脳を具現化したものなんだろうけど…。 TVシリーズの最後で明らかになったという衝撃の事実。アンナは遺伝子操作で生まれた“ゲノム編集ベイビー”であった…。 SFチックな突飛な設定に、開幕に説明はあるものの、いきなりポカ~ン…。 この劇場版でも特定の夢を見せる装置が登場したりと、そういう作品なの…?? 何か、期待していたものと違う…。 序盤から世界観に入り込めず、拍車をかけたのは話自体。 周りの親しい人たちが死んでいく悪夢に悩まされるアンナ。 そんな彼女の前に、“窓”と名乗る謎の男が現れる。悪夢が現実になると告げ、やがてそれが本当に…。 アンナたちは悪夢の阻止と真相解明に挑む…。 これは悪夢か現実か、曖昧になってくる境。 この謎に絡むは、ゲノム編集ベイビーであるアンナの存在。 “窓”の目的…。 TVシリーズからのアンナの過去、それに纏わる展開、おそらく集大成として作り込んだのであろうが…、それが仇になった。 話の展開もよく分からなければ、話の意味もよく分からない。 何とか見終わった後、久々に思っちゃったよ。で、結局何だったの? 何が起きたの? 何が解決したの? これ、何なの…? 無論、TVシリーズを見てない自分が悪い。 TVシリーズからのファンは満足…でもないようだ。 ファンからも辛口意見が多い。そういや劇場版製作が発表された時、TVドラマもさほど高視聴率でもなかったのに、何故映画化する?…なんて危惧する声もあったっけ。 案の定と言うか、見れば納得。 一応いるにはいるであろうファンと、作り手側の為の自己満。 強いて言えば、広瀬すずの魅力と、橋本環奈との目の保養共演と、“タカ&ユージ&薫”くらい。『名探偵コナン』みたいな探偵グッズとか、犬の名前が“マーロウ”とか、探偵絡みの小ネタは愉快だったけど…。 後は…。 素直に、面白くなかった。
SPドラマでもよかった気がする
アンナの知人が次々と亡くなっていくことがおこった。 何度もそのシーンを来る返されていくことがあった。 ある男性がアンナに接触してきて、謎を提示してきた。 その謎を解き明かし知人を救おうとしたという内容だった。 あまり詳しく書けないのが残念です。 結局ところ。大事なデータが欲しかったためにアンナを追い込んでいったというドラマ版の延長線のような気がしました。 最後の終わり方は何か含みがあるのかな?
誰の魅力も引き出せなかった
JALの機内上映で鑑賞。 この映画は、ドラマ版の内容を知ってる事を前提として作られているように思う。 だって真木よう子や橋本環奈がいわくありげに登場しても訳わかんないし、チャラチャラした勝地涼や中村蒼が殺されても「あ、死んだ」以上の感想は湧かないよね。 僕はドラマ版も観てたので、登場人物のバックボーンや関係性、全ての原因となった事件等も把握した上で観たんだけど、残念ながら、それでもつまらなかったよ。 ドラマ版はポンコツ探偵事務所の3人が一話完結の推理事件を解決していきながら、全体として大きな事件にも対峙して行くというもの。 他の出演者とわちゃわちゃやりながら、特に広瀬すずと櫻井翔、広瀬すずと橋本環奈といった絡みが楽しい作品だったように思う。 ネメシスはこのわちゃわちゃが大事なのであって、大きな事件などは調味料にすぎない(と僕は思う)。 映画では、このわちゃわちゃを取り除き、広瀬すずを中心に据え、大事件に対峙させた。 お陰で、単独では演技が成立しない櫻井翔が死んだ(ドラマではダブル主演だったよね?)。橋本環奈はほぼカメオ出演だった。広瀬すずもシリアス一辺倒では苦しかった。 誰の魅力も引き出せてなかったよ。かと言って「大事件」が面白いかと言えば、解決策も含めてつまんなかったし。 (何度も繰り返される櫻井翔が江口洋介を殺すシーンは酷かったな)
全113件中、1~20件目を表示