Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バックのレビュー・感想・評価
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劇場鑑賞か?配信待ちか?
これもコロナの影響か、近頃立て続けに日本公開が続くA24作品。元々は「(A24なら)観られる作品は全部観る」意気込みもあったものの、癖強な作品性もいわゆるA24らしさ。最近は少々ペースダウンして作品によっては「これは配信待ちかな」と消極姿勢も否めません。
そんな状況に、何故これを劇場鑑賞に選んだのか観終わっても説明がつきませんが、結論的には終始笑えて十分楽しめました。まぁ、くだらないと言えばそれまでなんですが、お約束をきっちり観せてくれています。それにしても監督の「自身の実体験をもとに脚本を執筆」って、アメリカ素敵ですw
可笑しいし、音楽もいいし、登場人物が全員可愛らしくて愛おしい。店長優しいし。あ、もちろん彼女たちがバイトしていた方の店長ねww
とは言え、これこそ配信でもいいのでは?と自分でも思いつつ、公開1週目の土曜午前中のシャンテ1は空いてました。まぁ多分皆さん、隣のミッドタウンでアバター新作観てるんでしょう。と言うか、私と一緒に今日こっちを観ている人の中にも、すでに昨日アバター観ている人がいるのかもしれませんが、私は「こっちが好き」で「こっちでよかった」と思ってますよ!
最高に「ハイ」ってやつだ
ものごとの優先順位付けがおかしいヒャッハーギャル2人組の行き当たりばったりなお話。
1週間後に誕生日を迎えるジェシーにサプライズとしてガルベストンのビーチへの旅行を予約したことをアンジェラが告げて巻き起こって行くストーリー。
サプライズではあるけれど、旅費は2人の家賃で、バイトのシフト増やせば何とかなるとか、いくら若気の至りとはいえ…。
あらすじには刑務所って書かれているけれど、留置所だし、高校中退って書いてあるけれど学校行きたくないって言ってなかった?
何れにしても、捕まったのも大麻クッキー食べたのもそのせいでやらかしたことも自業自得。
一応コミカルさはあるものの、ただ単にパリピがバカ騒ぎしているだけ。
そして何の努力も苦労も良心も無くハッピーエンド。
便意の我慢は努力だとでも?
何だこれ?若い人はこれが愉しくみえたり羨ましく感じるのか?
影響されたバカが増えないことを願います(=_=;)
バカまっしぐら
1人じゃないって最高!
あー面白かった!
みんなおバカで笑えますが、とくにお兄ちゃんと友達のくだりがダメすぎて、いちいち笑えます。
笑いが生まれる根底にある、偏見だったり社会問題だったりを匂わせるだけに留めるセンスが、むしろじわじわ響いてきます。
ラストは思わず主人公達と一緒に「うそでしょー?!」と目を見張る展開の連続で、爆発力のある笑いにノックアウトされました。
音楽のセンスも笑いに拍車をかけてくる!
1人じゃないって最高!
2人なら最強!!
いや、1人だったらここまでグズグズにはならなかったかもしれないけど。笑
良くも悪くも2人なら大丈夫。
ドラッグでハイな演技がリアルで面白い。知らんけど。
A24の『ムーンライト』は最後の最後のセリフに全て持っていかれて号泣でしたが、
本作はエンドロールの最後に持っていかれました。
『Never Goin' Back』
二度と戻らない若さのバカさ。
最低だけど、それも最高じゃん。
#Never Goin' Back #ネバーゴーインバック
実はお下劣コメディ
マトモな人間ほぼ皆無のロマンシス映画
仲良しの2人組女子が、家賃に充てるはずのお金でリゾート旅行を計画するも、降りかかる災難に巻き込まれ…
観ながら頭をよぎったのは、童貞の男子高生2人が彼女をゲットすべくパーティで飲む酒を買い込んで届けようとする珍道中を描いた『スーパーバッド/童貞ウォーズ』。本作の女子達も、最悪な日常から抜け出るべくあれこれ奔走するも、事態がどんどん悪化していく点で似ている(監督も影響を受けた作品と公言していた)。
『スーパーバッド』も登場人物の大半がどうしようもない連中ばっかりだったけど、本作はそれに輪をかけて出てくる人物がバカばっかり。まあ一番のバカは女子2人ながらも、彼女達は切羽詰まった状況に陥りながらも、友愛とその場の成り行きに任せて行動できるのが強み。行動自体は褒められたものじゃないが、そのバイタリティはちょっと見習いたくなる。新たなロマンシス映画の登場といったところ。
クスリまみれハッパまみれ、おまけにウ〇ゲ〇まみれな映画なので、劇場で観る際は注意すべし。ゲ〇まみれといえば、『スーパーバッド』の源流ともいえるあの少年4人組映画ともダブるなぁ…
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