劇場公開日 2023年7月21日

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「タイムループ(リープ)ものが流行りなのかな…。」神回 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5タイムループ(リープ)ものが流行りなのかな…。

2023年7月29日
PCから投稿

今年257本目(合計908本目/今月(2023年7月度)44本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。

大阪市では1週間遅れでの放映で、しかもミニシアターだけでしたが、ニュースか何かで話題になったのか、特に予約も少なかったのに…と思ったら開始5分くらいまではチケットが買えるようで、そこそこの埋まり率といったところです。

最近で見たこの手のタイプの映画といえば「リバー、流れないでよ」ですが(2分回し)、こちらは5分回し。その点は何分かは本質論ではなく、ループ(リープ)していく中で新しい情報をつかんで脱出経路(仮の用語。映画によって「指すもの」は異なる)をつかんでいく、といったタイプの映画…には思えます。

…が、後半から一気に映画のタイプが変わっていくのが印象的というか、よく作られているよなぁ…といったところです。確かに前半どこかヒント描写などあるのかな…と思いますので、2度3度見ることが想定されているようには思えます(とはいえ、大阪市では1日1回放映)。

後半からのストーリーの展開に関しては、これはもうネタバレになりうるだろうという扱いで触れないようにします。

この手のタイプループ(リープ)ものは、それにこだわる類型と、多少後半から他のジャンルを混ぜてくる映画(本映画は後者に分類)があり、どちらもありかな、というところです。放映時間が適正な長さであった点も高評価です。

ただ、ちょっと評価に関しては厳しめで、4.5としました(切り捨てなし)。

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 (減点0.2/一般指定の割に描写が厳しい)

 ・ この映画は一般指定です(公式サイトも確認。PG12以上ではない)。にもかかわらず、一部の性表現がちょっときついかな…というところです。ただ、ランクの一つ飛ばしと思える点は0.2以下の扱いです(というか、どこにも書いていないだけで、実はPG12?)。

 (減点0.3/事務管理の解釈が危うい)

 ・ 倒れている人を救助するのは民法上の事務管理に該当しますが(697条以下)、事務管理を始めたことを本人に通知する義務(知っている場合は除く)、継続義務、本人の利益に適合する方法で行う義務も生じます(697条以下、各条文)。

 特に継続義務が怪しく、継続義務は「本人、相続人、法定代理人が管理できるようになるまで」の扱いです(700条)。また、「本人の利益に最も適合する方法」である必要もあるため(697条)、ここでのベストチョイスは「救急車を「管理者の名で」呼ぶ」です(本人の名で呼ぶと無権代理の問題になる)。
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yukispica