「未来よ明るくあれ」福田村事件 カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)
未来よ明るくあれ
正しさとか正義とか
時代や立ち位置でどうとでも変わるものなのかも
どこかで誰かが声をあげても小さければどこにも届いてくれない
今も、大衆はどこへ向かって進んでいるのだろうか
正しい道を歩んでいるのだろうか
誰かが泣いていたら、その手を引いて共に歩けるのか
今よりもはるかに多くの他国の人々が日本に来るでしょう
今ではない時代になった時、私は同じ人間として対等に接する事ができるのか分からない
社会主義も民主主義も理想は同じはずなのにどちらも権力者が思うままに振る舞っている時代はまだまだ続きそうですね
平和ボケした私の頭では到底未来の危機に対する備えすらままなりません
追記
高橋源一郎さんがラジオでこんなことを言っていた
関東大震災朝鮮人虐殺事件にまつわる小説を読んでどんな事があったのか事細かく描写されていて凄まじさが伝わると
小説家はその時何があったのか伝えなければならない
己の感情を抜きにして淡々と書き記していかなければならないのだと
この映画に出会ったのはたまたま休みがあり、さてどんな映画を見ようかとサイトで探していたらつい最近ラジオで聴いた内容の映画に辿り着き多少鳥肌が立ったのだ
これも何かの縁なのだろう、そのまま導かれるようにこの映画を見たのだった
それまで関東大震災朝鮮人虐殺事件など聞いたこともなかった
ラジオで聴いた時、どれほど恐ろしいと思ったことか
そして直ぐに映画を見ることになるとは
過去にも幾つかの作品があるようなので何とか探して見てみたいものです。
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