劇場公開日 2025年1月31日

ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価

全237件中、141~160件目を表示

3.0求めていた作品

2025年2月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

年来のファンが長年求めていた作品だと思う。ただ、ベルばらと歴史をミリシラの人は見ない方がいいかな。
総集編みたいな感じだから、話において行かれる感じがあって、途中途中は自分で補正して見ないといけないのだけは注意。
作画などの面は大画面でも見ても問題なし。声優さんが名優ぞろいでいい演技してるし、ゲスト声優なんてのは皆無だから、そこらへんは安心して見ていられるのもいい。ただ、何回も見られる感じはないかな…思い出を1回振り返れば満足。

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とんぬら

4.0原作もアニメも知らないで鑑賞しました。キラキラの瞳に驚きましたが徐...

2025年2月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

原作もアニメも知らないで鑑賞しました。キラキラの瞳に驚きましたが徐々に慣れて、テーマソングと映像に引き込まれていきました。
マリー・アントワネットのドレスや髪型も楽しめました。ストーリーもテンポ良く進み、終盤は何回も泣けました。

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丸顔のユウ

3.0誰が、こんな歌を作れと決めた?

2025年2月10日
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鑑賞方法:映画館

映像は美しかった、特に絢爛豪華さを丁寧に描いた家具調度、フランス観光に行った際の驚きを思い出しました。

あの劇中歌を入れるの誰が考えた?
監督じゃない製作委員会のお偉いさんなんでしょうか、、
売り込みたい案件があったとか。
安っぽいし、時間をかけたアニメ画像もいのちを吹き込んだ声優さんの演技も台無しに。
全く映画の世界観から外れていた。

長い話を短い時間に何とか纏めたのは、評価しますが、、

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ゆうすい

2.5やはり、TVアニメ版に勝ることは…

2025年2月10日
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悲しい

見ました。まぁ… これはコレで。とも思いたいのだが、やはり視るほどに嘗てのTVアニメ版の出来の良さが記憶の中で際立ちすぎてしまい、画の綺麗さと上映時間に縛られた中で纏められたことを評価するにしても、オスカルの言動や心情の描き方に??の違和感はどうしても拭えない苦しさがそこにあった。ただ、声優の方々はとても頑張ってらした。寧ろ良いとも思う。だからこそ、オスカルやアントワネットの台詞にそこでソレ言う感のつらさがあった。

… 多分、今作の監督や制作チームと、池田理代子先生の「ベルばら」という作品への齟齬や剥離が生じた結果なのだろうという結論。
池田理代子作『ベルばら』とTVアニメ版との齟齬は個人的に感じない、どころかそこにオスカルやアンドレ、アントワネットが存在し、動き話している状況は、若しかすれば原作を凌駕してる様にさえ見えた。
嘗ての東京ムービー新社?という「明日のジョー」なども担当した、劇画調原画をそのまま1シーンとして差し込むアニメ制作方法も合間見え、偶然にもすべてがマッチングしていたことが今に思えば奇跡に近いものだったのだなとも思います。

ただ、何も知らずに当該作品を視ていれば、そこまで違和感なくヅカ風なのねとある程度納得しつつ、そこそこ不満なく見れたのであろうとも思うが。
今YouTubeで期間限定で視れるTVアニメ版を視てしまうと、失礼ながら尚更、御座成り感を感じてしまう。残念。
… 個人的に無理を言えば、ジャンヌや、デュバリー夫人の実在した首飾り事件とアントワネットとの関係なども「ベルばら」には欠かせないエピソードとして確固として残っているため、可能であればパート分割して制作していただきたかったと思います。

しかしながら、今一度『ベルサイユのばら』という作品をあらためてじっくりと見直すきっかけと機会を得られたことが、今回の大きな収穫でした。

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kazu

5.0ベルサイユのばらを観て

2025年2月10日
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泣ける

知的

幸せ

一年ほど前から新聞等で報道されて楽しみにしていました。ただ、長い原作をどうするのか、声優さんは誰を?ベルサイユのばらは原作、宝塚、日仏合作映画、アニメと観ているのでは不安でしたが。映画を観始めて「ん〜、ちょっと…」と思ったのが、歌で4人の心の思い、壁を乗り越えられない苦しみ、悲しみを歌にしていて子どもだった頃にわからなかった心の深いところがわかり、入り込みました。ただ、ロザリーがたった一場面で終わるのはあり得ないと思っています。オスカル、アンドレ、アントワネット、フェルゼンの4人の物語にしたのは原作も4人が中心に進むので映画もそうなったのでしょう。ベルサイユのばらを令和になって観ることができ、客席もほぼ、満席。ベルサイユのばらの原作も宝塚もアニメも読んだ、観たことがない人も観てもらえたら…と思います。

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hiro

4.0少女漫画の世界の見事なアニメ化

2025年2月10日
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興奮

夜行バス乗車前の時間潰しでレイトショーで見た。大して期待していなかったが、表題の通りで満足した。「ベル薔薇」は男装の麗人オスカルがでてくるフランス革命モノ程度の認識しかなく、あらすじも知らなかったが、楽しめた。原作のどのあたりまでのアニメ化か知らないが、やはり2時間のアニメにまとめるのは大変だったろう。少し急ぎ過ぎの感がしたのは残念だった。

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コーヒービート

4.0是非アニメシリーズ化かOVA版で全エピソードを

2025年2月9日
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幸せ

ほぼ原作に沿って2時間にまとめてあり、制作陣の原作愛を感じました。
原作ファンからすると感謝しかありません。
ただ、昭和テレビアニメファンの方々からすると憤懣やるせない映画版だったと思います。
テレビアニメ版は40話の1話1話に細かい心理描写、各エピソードに細やかな演出が詰まっていて、(デュバリー夫人、シャルロット、首飾り事件等々)ある意味原作よりもより重厚な人間ドラマでした。後半の作画の変化や物語の改変などもあり、原作とはまた別物のもうひとつのベルサイユのバラです。こちらのベルばらに嵌った方は劇場版は観ない方がいいです。
原作ファンと思われる方々の不満レビューはおおむね尺が足りなかった、あのエピソードもこのエピソードも入ってなかったというものです。作画も声優さんも素晴らしかったのに本当に勿体無いです。
30話くらいのアニメシリーズ化か、OVA版での復活を切に願います。

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トト

4.5面白かった

2025年2月9日
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興奮

ベルサイユのばらと言ったら、ずっと前に少しだけ漫画を読んだことあるが、壮大な物語で登場人物も多く話も紆余曲折あって、途中で何の話かわかんなくなったりしてたように思う。でもこの映画は、メインストーリーを主要人物に絞っていてストーリーがすごくわかりやすかった。ベルサイユのばら初心者にはお勧めだと思う。話もドラマあり恋愛あり、アクションありバトルありで胸が熱くなるシーンも多く、とても面白かった。ベルサイユのばらを見て涙を流すとは思わなかった。

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Yuichiro

コレは、ない。

nさん
2025年2月9日
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鑑賞方法:映画館

池田理代子がエピソード編を締めくくったロザリー視点で本作も造ればよかったのではないか?

テレビシリーズは放送期間がプロ野球と被ってしまい、(たぶん)10話くらいは短くされたと記憶している。丁寧に描かれた前半に比べて後半は駆け足で物足りなかった。

劇場版では、きっちりフェルゼンの最後まで描いているものと思って観に行ったが、基本的に有名なシーンを繋いだダイジェスト+意味不明な歌が何度も挿入される。

画も、期待していた分ガッカリだった。
目がキラキラし過ぎる…というより白い部分が多過ぎる。池田理代子というより浦野千賀子の目に近い。

こんな中途半端にマーガレットコミックス9巻分を詰め込むくらいなら、いっそオスカルの戦死後から始めて全てロザリーの回想で物語の現在時間まで持ってきたほうがよかった。最後はフェルゼンのエピソードで終わるほうがよいのでは?

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n

3.5TVアニメ版とは違った趣

2025年2月8日
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泣ける

興奮

渋いTVアニメ版が大好き(出崎さんテイストの印象が強いがWIKIによると後半から監督だったのですね)で、今回の映画版は違った感じであるが、原作とか宝塚テイストがむしろ強いのであろうか(宝塚は未見なので勝手な想像)。オスカルがかっこよく、美しい。アンドレ健気。。アンドレに求婚する部下と結末のシーンなど良かった。2時間で主人公にフォーカスとしたのはやむなしであるが、彼ら退場後の王妃らのエピソードパートが観たかった。またクレジットと後日談が同掲されていたがクレジットも観たいので分けてほしかった。
作画が例えば京都アニメーションとかの感じで描きこんでいただけるともっと良かったかも。

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

5.0ベルばらの魅力を今に伝える作品

2025年2月8日
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泣ける

再放送でTVアニメ版の素晴らしさに感動して、ベルばらファンになりました。映画化の話を聞いた時、大河ドラマのように幾重にもエピソードが重ねられて、深みある心の描写になっている物語が、2時間の枠に収まるだろうか?と思いました。絵のタッチも声優さんも変わっているしと心配していました。
でも、作品が始まってから、新しい声優さん達の熱演に、何の違和感もなく引き込まれていきました。特にラストシーンでは、感動で涙が出てきました。
やはりベルサイユのばらは、国宝に指定されてもおかしくないほど素晴らしい作品だと。
ミュージカル風の幕間みたいなシーンで一瞬顔を出すエピソードシーンも、今回の映画ではちょっと顔を出しただけの登場人物達も、皆懐かしさと共に、そこに1つの物語があったことを思い起こさせてくれ、それだけで、過去作品のファンは、本来の作品の持つ重厚さを思い出しながら、このダイジェスト版を見るのだろうと思いました。
初めて見られた方は、これをきっかけに、80年代のアニメ版を見られると良いと思います。さらに感動的です。
私は、原作を読んだことがないので、これを機に原作を読んでみようかと思います。
ベルサイユのばらという素晴らしい作品の魅力が、この機会に改めて広く伝わっていくことを祈ります。

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こはるちゃん大好き

5.0とにかく感動

2025年2月8日
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泣ける

悲しい

原作、アニメファンでしたが、正直2時間でつめるのは難しいと考えてました。
しかし実際にみると満足大感激!
声優さんの実力、画力、音楽どれをとっても素晴らしい。
星が少ない方は原作を守り切るのバイブルとしている人。星が多い方は新たなベルバラをみる気持ちでいる方。
見に行って損は絶対ない!感動の嵐

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みーい

5.01789年フランス革命のアニメ時代劇。マリー・アントワネット政府に反乱を起こす、軍人女性の強烈な生き方。感動で胸も涙もいっぱいになる。愛国精神。自由精神。

2025年2月7日
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鑑賞方法:映画館

江戸幕府に反乱を起こすような、明治維新の革命戦士を思わせるイメージがある。アメリカの独立戦争と似ている。2時間でコンパクトに収まっている。観客は9割以上が女性。
オスカル女性軍人を尊敬するようになりました。この映画を見て軍隊や警察隊に志願する人にエールを送りたい。
少女向けアニメ、と思っていたら、女性軍人で革命戦士の話だったから、ビックリした。
前半はミュージカル多くてお子様ファミリー向け、後半はドロドロして大人向けでテンポが良い、のイメージ。

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プロテイン産業能率大学

4.0子供の頃は良く分からなかった凄さ。

2025年2月7日
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泣ける

興奮

幸せ

放送時の時代背景や女性の役割、社会的な地位、池田先生の作品に込めた思いなど。フランス革命って本当に大事件だったのが良く分かりました。オスカルとマリーアントワネットのキラキラ瞳と2人の人生の対比と…女性讃歌な映画でした

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映画LOVE

3.5作品を語り継ぐための映画です

2025年2月6日
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はるか昔、小学校の「学級文庫」にあった原作マンガを読み、荒木伸吾さんの美しい画の旧アニメを再放送で見て感動した者です。

最初、これはミュージカル調の作品紹介フィルムなのか??と思うくらい、すごいスピードで話が進んでいったのでちょっと引いてしまいましたが、
(でも澤野弘之さんの音楽はドラマチックで好きです♡)
後になるほどエピソードが丁寧に描かれていって、
クライマックスの革命になるとやっぱり泣かされました。
「ベルサイユのばら」は今みてもやっぱり良い作品です。

どんなに良い作品も、ひと世代分時間がたつと忘れられていってしまいます。
でも新しい作品が世に出ると、新しいファンが生まれます。
たとえ2時間にまとめるのに無理があったとしても、
この映画を観て初めて作品に触れた人が、原作マンガや旧アニメに興味をもって、
みたり買ったり知人におすすめしたりしてくれるかもしれない。

この映画は、2時間で作品のすべてを描くのが目的ではなくて、
丁寧に解説して作品の魅力を後世に語り継ぐためにつくられたのではないでしょうか。
おかげさまで私も久々にいろいろ思い出して楽しませていただきました。
年齢とってからみると、登場人物の迷いのない鮮烈な生き様がさらにまぶしかったです。
若い人たちにみて欲しいなぁと思いました。

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かつのじょう

3.5ベルばらの世界観を音楽で楽しむ

2025年2月6日
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泣ける

ストーリーを深く味わいたいなら原作アニメを視聴するべきで、今回の作品は別の趣向だと感じた。ただ、これはこれで私は好きな類です。原作を知らなくても楽しめます。ミュージカルチックなのと音楽が良いので座席はなるべく中央の中か前方がオススメですね。

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isshii

4.0いやはや、ミュージカルですな

2025年2月6日
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泣ける

興奮

幸せ

ネタバレになるんで詳しく書かんけど
ギューッと凝縮した濃密な映画だったな
うん、昔のTVアニメはうろ覚えだったが、イロイロ思い出せたよ

まぁいっぺん観てからコメントしよーぜ

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東雲羚

4.0もはや古典

2025年2月5日
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悲しい

興奮

ベルサイユのばら、初めて全部見ました。
原作漫画も宝塚版も見た事はありません。
テレビアニメはリアルタイム放送時に妹がよく見ていてそれをちょっと見た事があるくらい。
映画だし時間の関係で圧縮した内容だろうけど、
名作と言われる物語を最後まで見たかったのが動機として大きい。
登場人物もオスカルとアンドレ、マリーアントワネットとルイ16世位は知っています。フェルゼン伯爵は知りません。
その程度の知識ですが、楽しめました。
内容については今更語る必要も無いでしょう。
マリーアントワネットが后として迎えられた時からバスティーユ監獄が制圧されるまでのお話し。
前述の登場人物の絡みや恋愛、フランス革命前の動乱の時代を生きた人々の一途な愛、一途な恋、一途な情熱をミュージカル風にアニメ化した映画。
映像はとても素晴らしくまるでカラーで描かれた動く少女漫画の様。だけど動きは滑らかで良いかんじ。
バラが一杯でてきたり少女漫画的な表現も多いのは良いのか悪いのか微妙ではあったが。
映画館で見るとゴージャスに見えてもテレビで見るとちょっと微妙かも?
お星様キラキラの目とか凝りすぎ位のドレスとか。
やはり映画向きの映像。
可憐だけどちょっと困ったアントワネット様、
可憐だけどどこまでも漢気あふれるオスカル様。
なんかいいわあ❤️

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ひろちゃん千葉

3.0【演出酷評】安っすいミュージカルさえなければ…

2025年2月5日
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泣ける

悲しい

上映直前に薄ら寒いミニキャラ劇場が始まった時点でなんとなく嫌な予感はしていたが、安さに安さを極めた演出と中途半端にディズニー感を醸してくる謎ミュージカルを浴びせられたときには渇いた笑いを堪えることに必死になり、開始 10 分程度で席を立つべきかどうか本気で迷い始めた。
フランスの物語なのになぜ歌詞に英語が入るのか。
登場人物のセリフに被せるとは何事か。
ニコニコ動画で上映すればツッコミコメントの嵐で画面が埋め尽くされていたことだろう。
舞い散るバラの花びらはまるでプラスチックのようだったし、そもそも空から垂直かつ大量に降ってくるのはどういうわけなのか。
そういう笑いを誘っていたのだろうか。
物語が深刻さを極めていくにつれて不愉快なミュージカルが挟まる余地はなくなっていったので、ストレスは徐々に軽減されていった。
作画も原作に寄せようとしすぎて顔の影にさらに縦線を入れたりして不自然な表現になっていたが、そこはアニメお得意の描写でどうとでもなったろうと思う。
映画として良かった点はオスカル様が麗しかったことと、ベルサイユ宮殿の作画が素晴らしかったことくらいか。
星 2.0 にしようかどうか迷ったが、原作ファンとしてはストーリーが捻じ曲げられることがなかったことを評価し 3.0 にしておく。
個人的にアランがオスカルを想うシーンも入れてほしかったが、時間の都合で入れられなかったのであろうことは納得できた。

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にんに

4.03部作長編にしても全然良いのでは?

2025年2月5日
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昭和の少女マンガの代表格で宝塚歌劇団の代名詞とも呼べる「ベルサイユのばら」見てきました。
そもそもそんなに興味も無かったジャンルでしたが、あの「キラッキラッ」の目が令和に蘇る事に一気に興味湧いちゃいました。

有名なこの話、フランス革命時代を舞台に男として育てられたオスカルのフランス祖国のためその身を捧げる女としてのお話。
タイトルは知ってても内容もあまり知らない、名シーンでオスカルが銃弾の雨に晒されるくらいしか知らなかったボクは昔のアニメ全40話を履修しましたよ。見てみるとこれはメッチャ面白かったです。

さて映画内容はと言うと、キャラもそうだが、背景や演出も昭和少女マンガをリファインされてます。
キラキラキラ〜〜、お花ぶわぁ!って感じです。
そして全編ミュージカル調に作られてるので、挿入歌入りまくりです。キャラの心情が歌詞になって歌ってます。なんなら市民達が怒りを歌に歌ってます。

しかし、この20年余の話を2時間というのはやはり厳しいかな。アニメを事前予習してたから色々感慨深く見れたけど、予習がらなければ話がサクサク進みすぎてキャラの心情やら置いていかれるやもしれません。オスカル、アンドレー、マリーアントワネット、フェルゼン以外のキャラがホント顔出し程度しか無かったのが残念です。革命に至るまでの「首飾事件」「テニスコートの誓い」など割愛されてるし、三部会もサラッと終わっちゃってるしで、3部作にしてもいいくらいの内容かと思いますね。
それでもオスカルはカッコイイし、クライマックスのバスチーユ牢獄戦は泣いちゃいます。

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シン-G