ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価
全222件中、121~140件目を表示
原作が素晴らしい
映画館ではすすり泣きが聞こえた
ベルばら万歳
求めていた作品
原作もアニメも知らないで鑑賞しました。キラキラの瞳に驚きましたが徐...
誰が、こんな歌を作れと決めた?
やはり、TVアニメ版に勝ることは…
見ました。まぁ… これはコレで。とも思いたいのだが、やはり視るほどに嘗てのTVアニメ版の出来の良さが記憶の中で際立ちすぎてしまい、画の綺麗さと上映時間に縛られた中で纏められたことを評価するにしても、オスカルの言動や心情の描き方に??の違和感はどうしても拭えない苦しさがそこにあった。ただ、声優の方々はとても頑張ってらした。寧ろ良いとも思う。だからこそ、オスカルやアントワネットの台詞にそこでソレ言う感のつらさがあった。
… 多分、今作の監督や制作チームと、池田理代子先生の「ベルばら」という作品への齟齬や剥離が生じた結果なのだろうという結論。
池田理代子作『ベルばら』とTVアニメ版との齟齬は個人的に感じない、どころかそこにオスカルやアンドレ、アントワネットが存在し、動き話している状況は、若しかすれば原作を凌駕してる様にさえ見えた。
嘗ての東京ムービー新社?という「明日のジョー」なども担当した、劇画調原画をそのまま1シーンとして差し込むアニメ制作方法も合間見え、偶然にもすべてがマッチングしていたことが今に思えば奇跡に近いものだったのだなとも思います。
ただ、何も知らずに当該作品を視ていれば、そこまで違和感なくヅカ風なのねとある程度納得しつつ、そこそこ不満なく見れたのであろうとも思うが。
今YouTubeで期間限定で視れるTVアニメ版を視てしまうと、失礼ながら尚更、御座成り感を感じてしまう。残念。
… 個人的に無理を言えば、ジャンヌや、デュバリー夫人の実在した首飾り事件とアントワネットとの関係なども「ベルばら」には欠かせないエピソードとして確固として残っているため、可能であればパート分割して制作していただきたかったと思います。
しかしながら、今一度『ベルサイユのばら』という作品をあらためてじっくりと見直すきっかけと機会を得られたことが、今回の大きな収穫でした。
ベルサイユのばらを観て
一年ほど前から新聞等で報道されて楽しみにしていました。ただ、長い原作をどうするのか、声優さんは誰を?ベルサイユのばらは原作、宝塚、日仏合作映画、アニメと観ているのでは不安でしたが。映画を観始めて「ん〜、ちょっと…」と思ったのが、歌で4人の心の思い、壁を乗り越えられない苦しみ、悲しみを歌にしていて子どもだった頃にわからなかった心の深いところがわかり、入り込みました。ただ、ロザリーがたった一場面で終わるのはあり得ないと思っています。オスカル、アンドレ、アントワネット、フェルゼンの4人の物語にしたのは原作も4人が中心に進むので映画もそうなったのでしょう。ベルサイユのばらを令和になって観ることができ、客席もほぼ、満席。ベルサイユのばらの原作も宝塚もアニメも読んだ、観たことがない人も観てもらえたら…と思います。
少女漫画の世界の見事なアニメ化
是非アニメシリーズ化かOVA版で全エピソードを
ほぼ原作に沿って2時間にまとめてあり、制作陣の原作愛を感じました。
原作ファンからすると感謝しかありません。
ただ、昭和テレビアニメファンの方々からすると憤懣やるせない映画版だったと思います。
テレビアニメ版は40話の1話1話に細かい心理描写、各エピソードに細やかな演出が詰まっていて、(デュバリー夫人、シャルロット、首飾り事件等々)ある意味原作よりもより重厚な人間ドラマでした。後半の作画の変化や物語の改変などもあり、原作とはまた別物のもうひとつのベルサイユのバラです。こちらのベルばらに嵌った方は劇場版は観ない方がいいです。
原作ファンと思われる方々の不満レビューはおおむね尺が足りなかった、あのエピソードもこのエピソードも入ってなかったというものです。作画も声優さんも素晴らしかったのに本当に勿体無いです。
30話くらいのアニメシリーズ化か、OVA版での復活を切に願います。
面白かった
コレは、ない。
池田理代子がエピソード編を締めくくったロザリー視点で本作も造ればよかったのではないか?
テレビシリーズは放送期間がプロ野球と被ってしまい、(たぶん)10話くらいは短くされたと記憶している。丁寧に描かれた前半に比べて後半は駆け足で物足りなかった。
劇場版では、きっちりフェルゼンの最後まで描いているものと思って観に行ったが、基本的に有名なシーンを繋いだダイジェスト+意味不明な歌が何度も挿入される。
画も、期待していた分ガッカリだった。
目がキラキラし過ぎる…というより白い部分が多過ぎる。池田理代子というより浦野千賀子の目に近い。
こんな中途半端にマーガレットコミックス9巻分を詰め込むくらいなら、いっそオスカルの戦死後から始めて全てロザリーの回想で物語の現在時間まで持ってきたほうがよかった。最後はフェルゼンのエピソードで終わるほうがよいのでは?
TVアニメ版とは違った趣
渋いTVアニメ版が大好き(出崎さんテイストの印象が強いがWIKIによると後半から監督だったのですね)で、今回の映画版は違った感じであるが、原作とか宝塚テイストがむしろ強いのであろうか(宝塚は未見なので勝手な想像)。オスカルがかっこよく、美しい。アンドレ健気。。アンドレに求婚する部下と結末のシーンなど良かった。2時間で主人公にフォーカスとしたのはやむなしであるが、彼ら退場後の王妃らのエピソードパートが観たかった。またクレジットと後日談が同掲されていたがクレジットも観たいので分けてほしかった。
作画が例えば京都アニメーションとかの感じで描きこんでいただけるともっと良かったかも。
ベルばらの魅力を今に伝える作品
再放送でTVアニメ版の素晴らしさに感動して、ベルばらファンになりました。映画化の話を聞いた時、大河ドラマのように幾重にもエピソードが重ねられて、深みある心の描写になっている物語が、2時間の枠に収まるだろうか?と思いました。絵のタッチも声優さんも変わっているしと心配していました。
でも、作品が始まってから、新しい声優さん達の熱演に、何の違和感もなく引き込まれていきました。特にラストシーンでは、感動で涙が出てきました。
やはりベルサイユのばらは、国宝に指定されてもおかしくないほど素晴らしい作品だと。
ミュージカル風の幕間みたいなシーンで一瞬顔を出すエピソードシーンも、今回の映画ではちょっと顔を出しただけの登場人物達も、皆懐かしさと共に、そこに1つの物語があったことを思い起こさせてくれ、それだけで、過去作品のファンは、本来の作品の持つ重厚さを思い出しながら、このダイジェスト版を見るのだろうと思いました。
初めて見られた方は、これをきっかけに、80年代のアニメ版を見られると良いと思います。さらに感動的です。
私は、原作を読んだことがないので、これを機に原作を読んでみようかと思います。
ベルサイユのばらという素晴らしい作品の魅力が、この機会に改めて広く伝わっていくことを祈ります。
とにかく感動
1789年フランス革命のアニメ時代劇。マリー・アントワネット政府に反乱を起こす、軍人女性の強烈な生き方。感動で胸も涙もいっぱいになる。愛国精神。自由精神。
子供の頃は良く分からなかった凄さ。
作品を語り継ぐための映画です
はるか昔、小学校の「学級文庫」にあった原作マンガを読み、荒木伸吾さんの美しい画の旧アニメを再放送で見て感動した者です。
最初、これはミュージカル調の作品紹介フィルムなのか??と思うくらい、すごいスピードで話が進んでいったのでちょっと引いてしまいましたが、
(でも澤野弘之さんの音楽はドラマチックで好きです♡)
後になるほどエピソードが丁寧に描かれていって、
クライマックスの革命になるとやっぱり泣かされました。
「ベルサイユのばら」は今みてもやっぱり良い作品です。
どんなに良い作品も、ひと世代分時間がたつと忘れられていってしまいます。
でも新しい作品が世に出ると、新しいファンが生まれます。
たとえ2時間にまとめるのに無理があったとしても、
この映画を観て初めて作品に触れた人が、原作マンガや旧アニメに興味をもって、
みたり買ったり知人におすすめしたりしてくれるかもしれない。
この映画は、2時間で作品のすべてを描くのが目的ではなくて、
丁寧に解説して作品の魅力を後世に語り継ぐためにつくられたのではないでしょうか。
おかげさまで私も久々にいろいろ思い出して楽しませていただきました。
年齢とってからみると、登場人物の迷いのない鮮烈な生き様がさらにまぶしかったです。
若い人たちにみて欲しいなぁと思いました。
ベルばらの世界観を音楽で楽しむ
全222件中、121~140件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。