ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価
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酷い
決して色褪せることなく
ダイジェスト版
史実に基づいてるので…
音楽をもう少し頑張ってほしかったミュージカル
大前提としてこの物語を映画1本に詰め込むこと自体に無理があるものの、ミュージカル仕立てにしたことでなんとか1つの作品として仕上げたこと自体は評価できます。
ターゲットを原作やアニメあるいはフランス革命をある程度知っているファン層として想定して絞り込んでいるのなら、ある程度端折っても脳内補完できるのでストーリー的には問題はなかったと感じました。
ただ、映画としての不満はいくつかあります。
・テーマを絞った方がよかった
「女として生きる辛さと喜び」「男女の恋の行方」「オスカルの一生」など、何かテーマを絞って展開した方が、ストーリーに厚みが出たように感じました。ダイジェスト感があるので、キャラクターそれぞれの脳内補完が出来ないとかなり薄っぺらいダイジェストになるのでは。
・音楽が頭に残らない
ミュージカル仕立てなのは良いとして、肝心の音楽が全く頭に残りませんでした。舞台や映画のミュージカルは鑑賞後にワンフレーズくらいは何かしら頭に残るものですが、何回か繰り返し見たところで歌えるようになるかと言うと微妙です。音楽のミスマッチもですが歌詞も薄っぺらいというか…そして歌唱力はあっても歌詞が聞き取れない/歌詞で伝えたいことがぼやけているため、雰囲気と脳内補完で理解している感じでした。
・時代考証や衣装などへのこだわり
民衆の服装や言動などもう少しこだわってくれても良かったのでは…身なりが綺麗で困窮しているように見えず説得力が欠けてしまったのが残念です。
ベルばらを好きな人にとっては見て損はなく、新しい切り口を楽しめる作品となっていると思いますが、友人などに薦めるかというと微妙です。
観たかったやつ‼️
レビュー前後しますが良かったので(笑)。
以前から「ベルサイユのばら」は観たかったのですが見る機会、読む機会は無くて気になってた作品に劇場作品として上映していただいてすごくありがたいです😭。
なんとなく物語がわかってるようでわかってなかったでした〜😆アンドレの結末はよめていたがオスカルはわからなかった、アンドレの時点でバットエンド(❓私的解釈)っとぽいのは予想できていたが「そうか〜」っと💧。
アンドレの最後は泣けてしまった、泣かされると思ってなかったからなおさら感動しました。
でもオスカルのカッコ良さと美しさに凄く惹かれて私的にメインキャラクターを好きになる事は私は無くて2番手が好きになる事が多いんだけどこの作品は「オスカル」が1番ですな👏。
漫画の絵の再現なのかショックを受けるシーンの描写は笑えてしまい昔の漫画で良くあった見せ方だよねーっと笑えた😆。
男どもも今どきかっていうぐらい引きが良いね〜、ルイも自分の至らなさをしっかり受けとめマリーから男としては至らないからその部分で他に行くのも致仕方ないと理解し認めるなんて普通できないよ〜💧、でもマリーはルイの子供も産んでるし、最後までルイのそばには居続けたから尊敬の言葉も嘘はなかったね。
エンドロールもその後のアントワネットなども字幕でながれててやっぱりアニメか漫画も見たくなった、2時間じゃ細かな描写描かれてないし…、しかしこれはこれで大変満足でした😁。
唯一引っかかったのはオスカルとアンドレが結ばれるシーン💧、劇場内に小さい子がいたり絵的にニチアサ的な感じもあるから来るよな〜っと入ってから思ったけどこのシーンきたら親だったら気まずいよね、裸で抱き合うぐらたで収めてるがちょい💧物語的にはアンドレの気持ちが報われてすごく良かったのだか、キスしたら暗転か光の描写ぐらいで良かったのでは❓っと思いましたがね😅。
テレビ版ベルばらにの足元にも及ばず
もともと長編大作を2時間枠の映画で…
という正気の沙汰でない企画
スタッフの方々ご苦労様でした。
不安の中劇場へ
不安的中
何も盛り上がらず面白くない
でも、最後にオスカルが絶命するシーンは何故か泣ける自分がいた…
が、
長浜、出崎、荒木、姫のさんのアニメ版の足元にも及ばない出来でした。
作画は綺麗でしたが…
レイアウトが悪く、等身のバランスも悪く、脚本も微妙
服装だけは凝っていたのでダンスシーンはどうなるのかなぁと思っていたら、ダンスの作画シーンありませんでした。
声優は歌える方を選ばれたようですが、
全体的に特長のある声もなく…高い声質の方が多かったようで印象に残りませんでした。
せめて、BGが旧作の素晴らしい音ならまだ救われたが
最後に、旧作ベルばらの歌だけでもあれば
それならば、宝塚版の歌や音楽でも…
ナシかてんてん
もともと、映画ではむりなので、ミュージカル仕立てにしたのはいいが、中途半端なので、それこそ、宝塚版をアニメ仕立くらいふった方がまだまだよかったかと!
これでは、
ただのバカ女のアントハネット
ただの優しいだけのルイ16世
ただの間男なフェルゼン
ただの救いようのない死に方のアンドレ
ただの無駄死に?オスカル
ですわ
帰って旧作ベルばらBlu-ray見ようっと〜❗️
映画の日でよかったフルプライスでは高すぎる!
原作漫画ベルばらファンの方以外はネット配信まで待ちましょう!
オスカ〜る!?
ベルバラ、宝塚好きにはやはりたまらない、劇中曲だけちょっと減点
これは賛否が分かれるかも
もちろん、ベルバラ世代です
漫画今も全部持っています
漫画は毎回泣くところは一緒です
アニメも欠かさず見ていました
再放送、何回観たかな
先輩同僚に毎回泣くところが同じ話をしたら
◯◯の場面でしょと当てられてしまいました
この先輩はダウントン・アビーが面白いと教えてくれた、大好きな先輩です
池田理代子先生を始め、24年組の先生など、この頃は素晴らしい漫画家が多いです。
本日から、青池保子先生の原画展がやっと東京で開催されるので、初日に行き、ランチをしてから、ベルバラを観ました
14:30からの上映。木曜日にチケット購入したけど、いつもの席は先を越された
9割の入り。凄い…
ほぼ女性、同じ世代多し
レビューから、泣けそうと期待値を上げて行きました。
結果として、全く泣けませんでした
隣の方は、けっこう泣いていましたね
2時間で良くまとめられていたし
声優さんも、初代の田島令子さんを継承しつつ新たなオスカルで良かった。
作画も、池田理代子先生の面影を残しつつ
今風なキャラで良かった
びっくりしたのが、ミュージカル風なところ
これは賛否が分かれそう
けして嫌いではないけれど、あまりにも今風すぎるかな
全く知らない人の方が純粋に楽しめそう
原画展の青池保子先生の漫画は
又、すぐ、読もうと思ったけど、ベルバラは
そう思わなかった
オスカル、鎧くらい付けて欲しい
革命前のフランスで、王室を護衛する貴族の跡取りとして男のように育てられた少女オスカル・ジャルジェは、隣国オーストリアから嫁いできた王妃マリー・アントワネットの警護を命じられた。オスカルは従者で幼なじみの平民アンドレから密かな恋心を持たれ、マリーは容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵フェルゼンに一目惚れ。18世紀後半のベルサイユで出会った彼らがフランス革命を通してどうなるか、という話。
ベルばら、という言葉、宝塚歌劇で大盛況だったのは知ってたが、ストーリーも登場人物も知らない状態で劇場鑑賞。
フランス革命の前後、オスカル、アンドレ、マリー、フェルゼンの4人が愛し合ったり、革命戦争やその後に全員亡くなったり、悲しい話なんだな、と知った。
まずオスカルだが、銃での戦争ならあんな派手な衣装じゃなくて鎧くらい付けないと、とか、マリーも贅沢ざんまいせず少しはパリに行き現状を知る努力をすべきだったのでは、(これはルイ16世にも言える)とか、思ったが、マリーの話は史実だろうから仕方ないか。
いずれにせよ、初ベルばら、面白かった。
歌劇だけど、ベルばらの世界を堪能
歴史と宝塚歌劇の融合
総集編のような作品
オスカルしか勝たん
原作、その他のコンテンツは未読・未視聴ながら
革命期のフランス🇫🇷が舞台とあって、
史実をベースにしながらも、
オスカルという強力なキャラクターを主役に据えることで
魅力的な作品に仕上がっていると感じ、私は楽しめました。
ミュージカルっぽい仕立てには多少の戸惑いもありましたが、
音楽が澤野弘之だけあって、
スケールが大きく&ダイナミックな楽曲もあり好みでした。
しかしながら、ここまで頻繁に差し込まれると、
本当にミュージカルアニメにしてしまう方が良かったのではないかと思いましたね。
もうオスカルの圧倒的な魅力が素晴らしく、凛とした佇まい、言動、行動に痺れましたし、
ちゃんと女性としての幸せも束の間ながら得ることができて、本当に良かったなと思う一方、
悲劇的なラストに向かっていくあたりは、胸が苦しくなりました。
とにかくオスカルを見ているだけで引き込まれる、そんな作品ですね。
オスカルしか勝たん、そう思いました。
マリー・アントワネットの前半・後半でのキャラ変も良かったと思います。
天真爛漫な若い時代から、王妃となって時間が経過した後半では、声優 平野綾の演じ分けが
良かったです。
絵柄が原作を踏襲していても、古くさくなっていませんし、アニメ製作がMAPPAということもあり
実に昔と今の良いところがうまくMixされていたと思います。
よもやこんなに面白いとは思っていませんでしたし、
12/1のファーストデイだったからかもしれませんが、観客もそこそこ入っていてうれしかったです。
観てよかったです。
宝塚のイメージがこびり付いてるとは言え、ソレに引っ張られる必要はなかった
少女漫画誌掲載の原作はコミックを流し読んだ程度でしかないため、今では記憶がスッカリ消失。TVアニメも見た記憶がなく、世間的にもイメージが強烈に結びつくのは『宝塚歌劇団』なのでしょう。タカラジェンヌ演じる『オスカル』に憧れて舞台女優を目指す『漫画』作品があり、それがアニメ化・舞台化という連鎖を生んでるくらいですし。
そのせいなのか、中盤まではそんな舞台劇の空気が色濃く進んでいきます。コレが腑に落ちず敢えてそうした理由でもあるのか?と。恐らく長編漫画を演劇や映画の尺に圧縮する必要性でそうなってしまい、それがテンプレ化した感があります。
ならば個人的には3部作などシリーズにすれば?と(お金の問題?)。コレはアニメ映画ですので『歌劇』的演出は微妙な気がするし。でもターゲット層にコレが刺さるのであればそう言う意図なのでしょう。
そんな感じで前半は相当駆け足で展開していく中、歌劇とグラフィック演出で時間経過を組み立てる演出が挟まります。コレもホントはシーンを描くべきでしょうが、紙芝居チックで(細部が多少動いてる場合も)らしくない構成。何だか今作の『MAPPA』は微妙にパフォーマンスを欠いてる感が‥‥
全体的にモッサリした感じに進んでいき、コレがラストまで続くと微妙だなぁと思ってた矢先、後半から段々エンジンがかかり始めたと言うか、一気に盛り上がっていきます。そこからは『フランス革命』の史実を題材に、貴族と平民の武力衝突によるパリ市内の争乱へと展開、並行して各キャラの色恋沙汰が悶々と進行します。
この後半〜終盤にかけては巧く行ってたので、前半もこうであれば良かったのに残念です、歌劇演出は相変わらず微妙ですが。傍らでご婦人方がお好み?なのか禁断・不成就・不相応諸々の儚い恋物語も粘り気が増してきて、恐らく観客全員が知る結末へと向かいます。
総じて作品の出来は可もなく不可もなくの、コレはコレでアリ的な仕上がりでした。メインキャラもシッカリ立ってましたし、前半のモタツキが気になる他は辛うじて纏まってはいたと思います。原作を知る往年のファンには賛否あるでしょうが、初観客にはまずまずウケそうな気がします。ベルばら入門編・初級者的な?(自分はコッチ😂)
以降余談ですが、個人的に記憶にガッツリ残っているのは『ラ・セーヌの星』の方で、後半でチョイ登場のロザリーを見て、ナゼかソッチが懐かしく回想されました。
また作中、ギャグネタとしてチョイチョイ出てくる、額の縦線と白目。当時のこの「ガーン!」の表現手法は印象深いですが、今でも少女漫画の定番? 『かげきしょうじょ!!』のさらさと愛ちゃんの例のシーンは、コレのオマージュかな?😳
端折りすぎ
原作ファン知識アリなら4
テレビアニメ版ベルばらを期待してしまうと少し物足らない
物語序盤はミュージカルテイストの駆け足な展開、原作知識がなしではセリフなし描写に何が起きてるのか分からないシーンもあります 逆に原作を読んでる方ならそのシーンで何が起きたか人物たちの心の葛藤なども脳内再生され問題なく楽しめると思います
原作ではフランス革命という時代の流れに翻弄された様々な人々の人生が描かれますが本作は何方かというとオスカルとアンドレの物語だったかなと感じました
先にも述べましたが尺の都合上これは正解だったと思います
それと特筆すべきはキャスティングされた声優陣のリスペストを感じました 特にオスカル役の沢城さんの演技には役者冥利に尽きるという心が伝わってくる様でした
世代の違う方で一度ご覧になられた方は原作を読んでもう一度、劇場に足を運んで欲しい
本作のテーマでもある気高く生きるという事、現代人の我々には難しいですが譲れないものを持つという気持ちになれるかも知れません。
追記:
賛否両論ある様ですが舞台挨拶の壇上の原作の池田氏の笑顔を見て私は納得しましたし今の時代にベルばらを伝えるキッカケとなれば十分に役目を果たしてると思います
ここから興味を持って原作やテレビ版を掘り下げて貰えれば過去作に携わった方々への称賛に繋がれば喜ばしい事だと思います。
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