ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価
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泣いた泣いた立てないくらい泣いた
テレビアニメで、昔見てたよね。くらいのイメージだったから、最初は勧められても、行けたら行くくらいだった。なんとなく時間ができたから行ってみたら、音楽と脚本と映像と、声優さんの素晴らしさ。加えてキャラの凛々しさに、原作を最初から読もうと思った。原作を読めば、また劇場に足を運び、自分の中での解釈が進むと、よりこの作品への、制作者の愛と誇りを感じた。
単なるアニメではない。女性ならばみるべきだ。人間ならば見るべきだ。今の世情にも通ずる部分ごある。是非とも、ロングランになることを祈り
仲間を増やしたい
映像、音楽の豪華絢爛さに溺れる
「ベルサイユのばら」と聞いて「あの少女マンガ」「お母ちゃん世代がはまる」「昔アニメやってたよね」と予備知識のある人にこそ一度見てもらいたい映画です。
確かに原作は有名なマンガです。読んでいなくても知っているような、あらすじもなんとなく知っている方も多いのではないでしょうか。
私自身、令和にベルばら…しかもキャラクターの線ほっそ!原作とアニメ見てるし見なくてもいいかなと思っていました。
が、見始めたらその世界に惹き込まれて、2時間はあっと言う間、一回では足らず、2回、3回と観に行く回数を更新しています。
徹底した時代考証、衣装研究、映像美、実力ある声優陣、豪華な音楽、ストーリーの作り方。
今の最高峰と言えるスタッフが集結して作られた作品なのではないでしょうか(おそらく全員原作のファン)。
大河ドラマと言うべき内容を2時間でまとめるには無理があるかと思いますが、驚くべき手法で原作に忠実な映画になっています。
原作ファンにはたまらない小ネタが満載、ベルばらを知らない方も世界観を楽しんでもらえること間違いなしなので、まだ見ていないようでしたら映画館で是非見てもらいたいです。
画面いっぱいに広がる宮廷絵巻、高邁な精神、深い愛、耳に入るステキな音楽の洪水に上映後ぼおっとしてしまう人、泣いている人が多くいらっしゃいます。
未来が不透明な今、勇気づけられる映画でもあります。
2月中旬に行った初見で完全に沼に落とされ、二度目三度目と観に行きま...
2月中旬に行った初見で完全に沼に落とされ、二度目三度目と観に行きました。行くたびに新しい発見があり、またXなどに投稿されたレポを見てからまた見ても大変楽しい作品です。
原作未履修のままでも十分楽しめましたし、原作を読んでから観ると更に細かいところに気づけて楽しい!
ミリしらの方にも、ベルサイユのばらのファンの方にも、すべての人におすすめしたくなる映画でした。
三月も中旬に入り、上映される映画館が減って行くのが本当に悲しい限りです。
いくつになってもベルばら
映画館で公開されているのは知ってましたが、宣伝もしてないし少数のマニア向け映画と思っていたのですが、ここへきてCMが始まり観たい気持ちがムクムクとわき起こり、まだやってる映画館を探して鑑賞。水曜日ということもあるのか、大きいスクリーンなのにほぼ満員でした。
客層はベルばらで青春時代を過ごしたであろうマダム中心ですが、男性もちらほらいました。
昔のアニメや漫画をみてきた世代からすると、令和のアニメはキレイでカラフルだな~という感じ。オリジナルの劇画調感はなくちょっぴりさみしい。また、あの大作を2時間で納めるのは土台ムリなので、そこを補うべくミュージカル風な歌が流れます。曲の間に自分で想像してね、みたいな。
最初は戸惑ったけれどそこは仕方ないのかな。登場人物やエピソードもかなり削られ、ポスターの4人が中心です。
それでもベルばらの雰囲気は存分に感じられたし、うまくまとまっていたと思います。映画の終盤では私を含め劇場中に一斉にすすり泣きの声が。家でみてたら間違いなく嗚咽していたでしょう。
マリーアントワネットの声優さんが若い頃と大人になった威厳のある声を完全に演じ分けていて、すごいなーと感心しきりでした。
全くまとまりませんが、やっぱりベルばらはいつになっても女子の憧れですね。周りの同世代にオススメしまくってます。
ひとつ言わせてもらうなら、あのテーマソングを流してほしかった。「くーさむらーにー、なーもしーれずー」最後まで期待してたのに。
美しい生き方とは🌹
中味はだいたい知っていたが、実際は漫画を途切れ途切れに読んだ程度だった。
それでこの映画を観た印象は、ひとことで言って<レトロ>だった。でもそれは、たとえばある一人の人間について言うとき、その人のファッションとか話し方のようなもので、内面やその人全体の魅力とイコールじゃない。この作品も、レトロだ・・どうしよう!と苦手意識を感じさせたものの、そのレトロな装いの向こうに、十分に期待に答えてくれる魅力的な中味があった。
正直、キラキラ映像やバラの花や歌は、(…それ自体は悪くないが…)中味をよく理解したかったので、少し邪魔になった笑。特に、唐突にも感じるいくつもの大音量の歌の挿入で、ブチブチと場面への集中力がとぎれたのは少し残念だった。
さて、一言で言って、オスカルはじめ、主な登場人物たちそれぞれの生き方は、真っ直ぐで凛として、とても美しいと思う。己の生き方を素直に貫く。環境や他人の意向との間で摩擦が生じるが、足掻きながら自分らしい生き方を見つけていく。それこそが自分の人生であり、後悔のない人生だ。
足掻く、悩む、ということはなんて素晴らしいことなんだろう、と思わせられる。
オスカルの凛とした美しさは、そのような生き方の象徴だ。彼女は文句無しに、カッコよく、美しい!🌹
たとえレトロでお目々の中に星がいくつも輝く古さがあっても、やはりかっこいい。ひたむきさ、信念。それを持った者の気高さがよく伝わる絵だ。そして、彼女の美しさに惹かれる自分もまた、強く逞しく生きてみたいという願望の持ち主だった、と気付かされたわけだった。
令和のベルばらここに誕生。
ガチガチの原作ファンなので
あまり期待せずに行きました。
(特典目当て)
前半はコッポラの映画みたいに
ベルサイユの馬鹿騒ぎ感と
突然歌い出すミュージカル、
宝塚ですか〜?な小舟演出に
クラクラしましたが
後半、一気にストレートプレイ
原作にこだわったのがよくわかる
怒涛のような展開に一気に押し流されました。
アンドレ迎えに来るのは宝塚っぽかったですが
イラストが原作リスペクトだったので違和感なし。
さて、ここからアントワネットのターン、と
期待したのにいきなりエンドロールで
史実の資料っぽい絵画と字幕で説明。
はあ?
二輪の薔薇って謳ってるんだから
フェルゼンの覚悟と誇り高き王妃様の最期
ちゃんとやってくれないと片手落ちでは?
エンドロールにちゃんとアニメ絵で
紙芝居みたいにしてくれても良いから。
そこは残念至極です。
尺が足りないと言いますが
歌もう少し減らしたらいけたんじゃないですか?
登場人物みんなに毒がなく良い人ばっかりで
ああ、これが令和の作品なのかなと。
それでも原作のスピリッツは活かされてて。
最初から後半みたいにストーリー展開してくれてたら
もっと感動できたはずです。
あとプロモーション。
地上波のCMもう少し早くから
流せなかったんでしょうか?
観たい、と思っても近隣映画館はほぼ終了。
ここに来て数字伸ばしてるのに
もったいないと思います。
文句言いながらも5回観ましたから。
昔夢中になった作品、今の若い方にも
受け入れられる仕上がりには満足しています。
興味を持って原作読んでいただけたらなおよろし。
キラキラした少女時代に戻って
初のベルばらでした
絶対にスクリーンで見ておくべき作品
原作に忠実
力強く美しい作品です!
TVアニメの再々放送&文庫版で多少知っていた程度のベルばら。
映画化されると聞き期待半分不安半分で見に行きましたが、すごく良かったです!
あの複雑かつ独特な原作のエピソードを思い切り整理し、4人(前半アントワネット&フェルゼン、後半オスカル&アンドレ)に集中して描ききった手腕に感動しました!
周知の通りミュージカルというか歌を間に挟みながら、ざっくり流れを見せつつ、大事なシーンはじっくり書く。これがとても良くて後半、オスカルがアントワネット(宮廷)と袂を分かって革命の口火を切るくだりは泣きそうになりました。
またアンドレとのエピソードは感極まるばかりでした。
ロザリーが少しだけ出てたのは制作側の愛もあるなあ、と微笑ましかったです。
願わくば映画とは別に、この制作陣でTVシリーズを作っていただきたいものです。
本当にたくさんの人に見てほしい傑作です!
どの年代の方でも楽しめる
原作への思い入れが強い作品なのでどうかな?と最初は思ったのですが、構成・脚本・声優どれも見事にハマっていて感動しました。衣装や小物までよく時代考証されてるところも素晴らしいと思います。(設定集出版していただきたいくらいです)上映館は少なくなりましたが、機会があればまだまだ観に行きたいし、観ていない方にはお勧めしたいです。
何も知らないで見てもきっと面白い
上映してることを長らく知らず公開4週目に初めて見ました。原作は15年前学生時代に読んだぐらいで内容はうろ覚えでしたが、思い出が蘇り鑑賞中半分以上の時間泣いてました…(たぶん異常ですが)もう7回見たけど毎回最後は涙が止まりません。
本当に上手に2時間にまとめてくださって、初心者向けだと思いまして令和のこの時代に若者に見てほしい!と思ったので20代の友達を何人も誘って一緒に見たり、遠くに住んでる友達には強くおすすめして見に行ってもらいました(残念ながらこの時点で上映終了してる地域も多かったですが…)
結果みんなすごい泣いてくれて原作買って読み始めてくれた子がたくさんいるので本当に良い映画だったと思います。
原作読んでる人向け!って意見も見ますけど私の友達はみんな十分理解してたのでそれは個人の読解力によるかもしれません。
ただ、やはりミュージカルに適性がない人は急に歌うのが無理というのはもうどうしようもないと思うのでそういう方にはおすすめしないです。
私は世代ではないので学生時代読んでどハマりした時は誰も話す相手がいなくて、すすめても絵柄が古いから…と断られたりしていたのですが映画の絵柄は原作リスペクトしつつ若い世代でも見やすいキャラクターデザインで本当に良かったです。戦闘シーンも迫力があり、現代の技術を使って作ってくださったMAPPAさんには感謝しかありません。
布教しまくった甲斐あって今ではベルサイユのばらを語れる友達がたくさんいるのが夢みたいです!
見たかったのにもう上映終了してた…という声を聞くのでプロモーションが上手くいってなかったのかもしれませんが、なんとか上映延長・復活してくれないかなー…と淡い期待をしています。
例の歌はない
原作がそうであった様に中毒性アリ
女性の手による原作のキュービックブイヨン的な作品。
表向きはマリーアントワネットとオスカルの出会いと別れというシナリオだが、
実はオスカルとアンドレ編である。
後半は原作オタク(敢えてファンとはいわない)が最も大事にしている1789年7月12日~7月14日を尺を取って見せ場にしている。
前半は宮廷絵巻だが、時代考証の上、当時の服装、調度品等が細密に描かれていて背景を見ているだけで楽しめる。
映画の尺がない為、一瞬しか映らないものが多く、原作のオールドファンは動体視力を試されているようなもので何度も足を運ばざるを得ない。(3/13時点で15回鑑賞)
よくぞ凝縮!天晴れ!
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