ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価
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気軽に楽しむ令和のベルばら!
よかった!!美しかった😭✨
素晴らしい制作陣と役者の皆様にスタオベです!!
滑り込みで見ようか迷ってる方、制作陣が好きでハマる予感がするなら見に行くべし!
で、端折られてる所が気になるなら原作読むべし!
端折ってる所が多くて、各所で「入門編」と言われてる意味がわかった。時間足らない!!
私はアニメ(今ならサブスクあり!)で予習していったので脳内保管で涙倍増でした。
これから原作も買う!
ベルばらミリシラで、制作陣が気になってふらりと見ることを決めたのに、鑑賞日までにアニメ完走してハマり、映画で泣き、原作までポチらせた令和のベルばら、最高でした!!!
原作少女マンガの根幹の精神を、わずか2時間で見事に描いた
少女マンガ「ベルサイユのばら」は、フランス革命期を舞台に
「困難な運命の中で、自立し、自らの道を切り開いていく女性の生きざま」を描いた物語だ
この作品の根幹とも言えるテーマ、【女性の自立と自己決定権】が、過去の2次作品では主なスタッフが男性だったからだろうか、大切にされてはこなかった
主人公オスカルをして、男性の後ろからついていく、全く別の人格になってしまっていたこともある
今回の映画化で初めて、
監督・脚本家・スタッフに女性を擁し、
原作者が女性である少女マンガの
「意義と世界観」を、忠実に映像に表現出来たと言える
【ベルばらが、女性の革命により、女性たちの手に取り戻された 記念碑的な映画】なのだ
美しいMAPPAの映像
選りすぐりの声優陣
現代的でリズミカルな楽曲
原作少女マンガ準拠の脚本
原作マンガを愛し、その精神を理解しつくした監督
これ以上ない環境で作られた、久しぶりのベルサイユのばらメディアミックスの新作
短時間だが決してダイジェストではなく、
「物語の芯」を描ききった
素晴らしい出来映えだ
まず映画の主題は【これが私の道】だろう
♪Blieve in my way の曲でも、映像の中で特に強調されている
そして映画から感じられた、製作陣のスタンスは、以下の2点
1可能な限り原作少女マンガの内容通りに、忠実に
2原作少女マンガ・ベルサイユのばらを未来へ繋ぐこと・裾野を広げることに注力・若年層観客の存在を意識(暴力的な場面を省略)
〈現代の叡智の結集〉
今風の顔のキャラクター・令和の映像技術・現代の優れた音楽・人気の実力派声優
これらは今の若者たちに訴えかけるに必須だ
大人の鑑賞にも十分耐えうる内容になっている
〈暴力的なシーンを極力排除〉
時間が足りないことも幸いしたか
原作マンガに数ヶ所は有る、男性からの暴力的な場面のほとんどが、映画ではほとんど見受けられず
女性が安全に安心して鑑賞できる内容になった
革命の戦闘場面はあるが、悲惨な場面の大半を、映画ラストの短い時間に集約させ、その分
少女マンガらしく、
愛・夢・希望を描く時間を充足させた
ところで私は、原作少女マンガ・ベルサイユのばらの主人公は、オスカル(原作者池田理代子の思想信条をを体現するキャラクター)1人であると考えている
(アントワネットはオスカルの対比対象)
特筆すべきは、そのオスカルが
この映画では、身体的にも精神的にも、極めて自然な「女性として描かれていること」だ
テレビアニメでも、もしかしたら原作マンガでも、これまでのオスカルは男性的あるいは中性的に描かれていたように思う
女性キャラクターを、女性のままに
『軍人の女性であるオスカル』として位置づけたことも、劇場版ベルサイユのばらの功績だろう
そのことが、「女性は身体的にも精神的にも、なんら自分を変えることなく、自ら道を選んで、生きていい」とのエールになり、エールを受け取った私は、
この映画に自己を投影できた
これこそが映画鑑賞の喜び、醍醐味なのか
最後に
原作少女マンガのオスカルと、映画のオスカルの人物像が、ほぼ一致していたことを、とても喜んでいる
子どもの頃に憧れた、ヒーローヒロイン
「美しく鮮烈なオスカル」が、
たしかにスクリーンに存在した
音楽と映像美に圧倒された
遠い昔に原作を読んだきりで、劇場版「ベルサイユのばら」はちょっと懐かしく軽い気持ちで観に行きました。
こんなに素晴らしいと想像もしていませんでした。もう4回観に行ってます。
原作漫画を買い直して読み返しました。
作者・池田理代子さんがおっしゃるとおり原作に忠実に作られているのがよくわかります。
特にラスト30分は見るたびに心を揺さぶられます。
ベルばらは旧作アニメ、宝塚の上演など思い入れのあるファンの方が多いのでレビューが辛口なのは仕方ないかも知れません。
私とは別に、ベルばらを全く知らず白目ギャグのイメージで観に行った娘(27歳)が
「すごく良かった感動した!ベルばらってあんなシリアスな話だったの?」と言って再度観に行ってます。
ストーリー、映像美、音楽が素晴らしいのは言うまでもなく、ベルばらは大河ドラマであり女性として人間としてどう生きるのかという現代に相応しいテーマが根底にあります。
若い層にこそ観てほしい作品です。
圧倒的なエンタメ性
これはスゴイわ。
「ベルばらには男装の麗人オスカルとオスカルを好きなアンドレがいる」ぐらいの知識で観たけどストーリーもちゃんと分かったよ。
ポイント、ポイントでミュージカル風にストーリー進めるんだけど、そこも見事なの。
宝塚歌劇団っぽいね。宝塚で演じられて人気に火がついた作品だから当然かも知れないけど。
登場人物もみんな芝居がかった台詞なのもいいね。舞台となるフランス革命時のパリと良く合ってる。
ストーリーは、フランスを愛するオスカルがその信念を貫くというので進んで、それに色んなラブストーリーが絡むね。
出てくる魅力的な男性はみんなオスカルのことが好き。フェルゼンだけが例外だね。
やはりアンドレを応援してしまう。
振り向いてあげてよオスカルって感じで。
「この者を裁くなら、まず主人である私から」のオスカルはカッコいいね。それを受けて「俺はいつかオスカルのために死ぬ」のアンドレもカッコいい。
そしてアンドレはひどい目にあうね。ここまで登場人物を追い込まなくていいだろう池田理代子って感じなんだけど、当時はこれくらい追い込むの普通だった。
それでも、最後、一晩だけオスカルはアンドレの妻となる。
ここ確か、子どものときも漫画で知ってて「一晩いっしょに寝たからって、なんだよ、それ」と思ったけど、そういう話じゃないね。寝るの意味が子どもと大人では違う。
このときのアンドレの台詞も情熱的でいい。性欲に狂ってるのかって感じもあるけど、違うよ。抑えてきた愛情がほとばしってんの。
そして出陣。「この戦いが終わったら結婚式だ」とオスカル言うんだけど、どうして言っちゃうかな。死亡フラグでしょ。そしてアンドレが去ってしまう。
翌日の出陣で「アンドレ、準備はいいか」ってオスカルが言うのは泣くね。オスカルの生涯を通じてアンドレは隣にいたから、いなくなったことが飲み込めないの。
歴史的な話では、衛兵隊は民衆側に寝返ったんだね。知らなかった。
ルイ16世はやっぱり「俺はイケてないから」と思ってたのかな。
ソフィア・コッポラが《マリー・アントワネット》で「イケてる女の子を陰キャの男と結婚させちゃ駄目でしょ」って感じで描いてたしね。
話は面白いし、演出はスゴイしで、あのエンタメ性をドバーッと浴びるために、もう一度、劇場で観てもいいなと思ったよ。
編集の妙
何度も観に行きたい
昭和のキラキラ少女マンガ
後半30分が圧巻すぎる……!
私、マーガレット連載時期からベルばらのリアルタイムファンです。
オスカルさまが誌上で亡くなった時には気分が喪に服してる状態になって、周囲を心配させたほどの熱狂的ファンでした(笑)
一方でその後の宝塚版ベルばらも一通り見に行きました。別ものとして面白かったし、その後、舞台が好きになってハマるキッカケにもなりました。
その私から見て、旧作のアニメはイマイチでした。
なんていうか、男から見たベルばらって感じで、革命の部分はわかりやすく詳しく描写されていたし、デュバリー伯爵夫人とかジャンヌとか、悪女と言われる人たちの描写は原作以上に良かったんですけど。それもオトコ視線ならではなのかと今では思います。
あのアニメを作った男の人達って、オスカルよりジャンヌのほうが好きだったんじゃないかな。いわゆる典型的な女としての魅力はジャンヌのほうがあるもんね。
前置きが長くなりましたが、今回の令和版ベルばら。
映像は全体的にさすがマッパ!という感じで、ベルサイユ宮殿といい、衣装のレースとかの細やかさといい、「すごい!」の一言です。
絵柄もほぼ原作に忠実で、前半と後半の絵柄の差まで忠実に再現されてる感じ。(笑)
前半の三分の二まではイマドキのミュージカル仕立てで、これはこれで面白かったです。楽曲も今風でとても良かった。映像も凝っていて、飽きさせなかった。ただ、尺の関係ではしょりすぎていて、原作を読んでない人にはわからない部分はあったかもだし、必要なエピソードがやむなくカットされている部分もありましたね。
なのである意味冷静に鑑賞してたんですが。
……後半に入ったら……。
「うわあ、オスカルさまだ………!」って思わせる、重要なセリフがほぼ原作どおりに入っていて。
アンドレとのラブシーンもそこまで原作どおりでなくても(笑)と思うくらいほぼ原作どおりで。
そこから先、ラストまではもう、本当に原作のオスカルさまが動いている感じでした。
ああ、オスカルさま………!
しか言えません。
宣伝用のイラストではそこまで原作の雰囲気どおりとは思いませんでしたが、これはもうアニメ化としては理想的というしかないです。
こんな古い作品なのに。雰囲気を損なわずにここまで原作どおりのキャラとして新しい映像の中で動かしてくれるなんて。
製作者のみなさんありがとう。
長生きしてよかった………!
細かいところでは(作画とか原作改変部分とか 笑)ツッコミどころもなくないけど、長年のオスカル様ファンとして、満点をつけずにいられませんでした。笑
ダイジェストで突き抜けろ
当然名前は知っていますし、名作の認識はありますが、今まで触れてこなかったベルばら。
金髪の人とマリーアントワネットのお話…という程度の知識。
それくらいの知識で観に行きました。
目がすっごいバッシバシだわ…と最初は驚きましたが、見慣れる不思議。マリー・アントワネット可愛いなぁと観てました。
オスカルは大丈夫でしたが、途中アンドレとフェルゼンを勘違いしてしまいました。好きな人には申し訳ない、一瞬こんがらがったんです…。
大作を2時間におさめるんだからそらダイジェストになるのは分かります。それはもう仕方がないことだと思います。強行突破がそもそも無茶。ミュージカル調で茶を濁しておりましたね、悪徳令嬢が出てきたっぽいけどすぐいなくなりました。なんだったんだあれは。
話がダイジェストだしいきなり馬だしこんがらがっておりました。フェルゼンが馬に乗せたんか?とここで思ったんですよ。
ていうか、
ここでアンドレに死刑を言い放つ王に向かって「アンドレの主人として」止めに入るオスカル←分かる
同じく止めに入るフェルゼン←なんで
「私が馬に乗りたいと我儘を言ったから!」と止めに入るマリー・アントワネット←それはそう
止めに入るフェルゼン←ほんとなんで
初見には色々ダイジェスト過ぎて半分蚊帳の外でした。
オスカルがフェルゼンに惚れた流れが分からなかったです。これもきっとダイジェストだからですよね…
色々と本格化してからは王妃として声から幼さの消えたマリー・アントワネットはよかったです。そこからもうオスカルのターン!でしたけども。
オスカルが格好良かったです。
正直、オスカルとマリー・アントワネットのお話だと思ってたので、大して二人は接してないな…?と思ってしまった。
この作品で言えば、キャラクターのみで見たら、ルイ16世が一番不憫だと思う。言えよ!愛してるって言えよ!!!
ミュージカルものは最近好きなので、作中で突然歌がながれることに抵抗はないのですが、フランスが舞台の作品にしては曲調が明るく近代的ね…?となりました。重厚感のある曲でザ・フランスなのでもよかったのよ…?
「ベルサイユのばら」のように気高く生きた人々のお話、と締めてて、タイトルについて考えたことなかったので、素敵な締め方だ…と思いました。確かに気高く生きた方々ですね。
今回はマリー・アントワネットとフェルゼンの愛の歌唱上映会ということで、本編後に生歌唱があって、平野綾さんのドレス姿が綺麗で可愛かったです。ただ、気分はオスカルとアンドレだったので、切り替えが…切り替えが出来ない…!ってなってました。
とりあえず帰りに本屋でベルばら探します。
原作愛に溢れ、丁寧に作られた傑作
50年前週刊マーガレット連載時にリアルタイムで、原作を愛読していました。
宝塚やTVアニメのベルばらも素晴らしいのですが、今回の映画ベルばらは、最も原作愛に溢れた作品だと思います。2時間という制約の中で音楽を効果的に使い、登場人物の感情を表現しています。映画の終盤、7月12日夜オスカルとアンドレが結ばれるシーンから14日にオスカルが亡くなるシーンまでは、台詞や動きなど原作そのままに丁寧に作られています。制約やしがらみがありながらも、自分の意思を貫いて気高く生きたオスカルの姿に、私は涙が溢れてとまりませんでした。
TVアニメが最高のベルばら作品と思っている方々には違和感を感じるかも知れませんが(TVアニメのストーリーやキャラが原作とかなり違うため)、原作好きな方や宝塚好きな方、TVアニメが好きで許容範囲の広い方、初見の方には、ぜひともおすすめしたい傑作です。
まじでやばい!!!
ベルばら2回見て思った事
大好きなベルばら2回見ました。ベルばらミニ可愛いかったです。グッズが欲しかった。入場特典は宝物です。たくさんの方の感想を読みました。ここ分かるとかなるほどなど楽しかったです。自分も何か言いたい。感動した所。オープニング。初めて聞いた時から好きだったので。後、ルイ16世の器の大きさ。アントワネットのフェルゼンを愛しています、は陛下可哀想。言えただろうに愛しているという言葉をにはジーンときました。良かった所。G線を切ったオスカル。静かに切っていましたけど、アンドレに手当てしてもらえたかな?さらば諸々の古きくびきよ、の場面でジョゼフがちゃんといなかった事。天国に行ったのね。ニヤニヤした所。オスカルとアンドレのラブシーン。アンドレのシャツが漫画よりはだけすぎていて笑えましたが。怖くないからでオスカルの髪に手を入れる所がエロくていい。千の誓いがほしいかの台詞も好きですが、アニメのすべてを命ある限りも好き。だって本当にすべてだから。笑ってしまった所。キャー、オスカル助けての馬暴走。まぁこの後アンドレが俺はお前の為に命をかけよう、と言わないといけないし。後、アントワネットの白目と顔の縦線。アニメではちょっと。残念だった所。オスカルとフェルゼンのダンスシーン。踊るか踊らないかで逃げるオスカル。もう正体バレちゃった?アンドレの目をケガさせないといけないからドゲメネ、ピエール坊や、ロザリー登場。オスカルに名前を呼んでもらえなかったロザリー、さぞ無念だったでしょう。なので、オスカルの亡くなるシーンはなんとなく締まらない感が。アントワネットとフェルゼンが布に包まって空飛んだり、海の中のクラゲと戯れたり?でした。後、どなたかも書いていましたがオスカル血を吐いていませんでしたよね。前にアンドレが作り手じゃないか、という記事を書いた方がいてすごく面白かったのですが、その方の言葉を借りるならオスカルが病気になるのは可哀想そうだからカットなのかなと思いました。最後にオスカルとアンドレ声優さんから選んでもらえて良かった。そのへんの俳優では見なかったので。なんだかんだまだいいたい事はありますが、DVDがでたら買おうと思っています。疑問、オスカルはフェルゼンのどこが良かったのか。馬暴走の時に取った行動に惚れた?映画を見て、原作を読む人、アニメを見る人がたくさんいると思います。それも一つの狙いではと考えてしまいます。実際dアニメストアのお気に入り増えました。
こんなオスカルが見たかった
マリー・アントワネットとフェルゼンの話としては物足りなさもあった。ただ2時間弱にまとめようとすると切り捨てる部分は仕方ない。それでも歌とそのバックの映像に乗せて、変化と心情を説明するのは結構良いアイディアだったと思う。
フォーカスされたオスカルとアンドレについては、後半原作に忠実に映像化されていた。ジェローデルと3人がヌーベルエロイーズの感想を言い合うところは、それぞれの立場の違いをしっかり見せてくれた。革命に身を投じようとする娘を止めようとする父ジャルジェ将軍に、男として育ててくれたから社会を見ることができたと感謝する場面は、自律した女性として輝いていた。そして幸福を知り別れ、軍人としての活躍を見せてくれた。原作を読みふけっていて、セリフまでわかるのに涙が止まらなかった。
とても得難い時間だった。
10代の女の子にも観てほしい
宝塚のNHK中継を見て知り、中学校の図書室で愛蔵版を読み、自分の手元にほしいと単行本を少しずつ買って何度も繰り返し読んでいた中学生時代・・・
オスカルとアンドレのカップルが大好きで特に6巻から8巻をセリフを暗記するくらい読んでいました。ちなみに実写版もTVアニメ版も一応通ってきました。
それから何十年も離れて池田理代子先生が11巻以降を出されたことも知りませんでした。
ただ、予告編で新しい劇場版が作られると知り、美しく繊細な描写を見てこれは絶対見ると
決め、鑑賞しました。
原作を読み返していないのに、見覚えのあるあのシーン、このシーン、今でも言えるセリフたち・・・頭の中で動かしていた場面が、目の前のアニメで動いて言葉を紡いでくれる感動
が溢れました。
何より、苦しみながらも自らの人生を信念をもって選びとっていくオスカル、中学生のときにあこがれ、自分も自分で決めていける人間になりたいと願ったオスカルがそこにはいました。
昭和の少女と令和の少女では取り巻く環境は違うかもしれません。でも、ぜひ10代の女の子にも観てほしいと思いました。
映画尺にまとめるのは難しいよね…けどラストは泣
映画制作が決定してからずっと楽しみにしていた作品でした。
実際にアニメ映画に携わっている身としては、ベルサイユの薔薇という作品を112分にまとめられたのはすごいなあということと、エヴァみたいに思い切って180分とかにすれば…とも思いましたが、制作費が足りませんよね…
ミュージカル風なのは宝塚に寄せたのか、それしか方法がなかったのか。
大事な部分も省略せざるを得ないので原作勢じゃないと???となりそうです。
少し作画が氣になるところもありましたが、舞踊会のシーンの作画は特に良く、動きも素敵でした。
最後の30分ほどは原作にほぼ忠実に再現されていて、とっても感動したしほとんど皆さん泣いておられました。
最後の30分だけを観に行く価値はあります。
久しぶりに見た駄作
宝塚歌劇から入り、ベルばらはオスカル編とフェルゼン編両方好きで見ておりました。今回の映画は言うならばオスカルアンドレ編というところなんですかね。マリー・アントワネットとフェルゼンに対して余りにも軽すぎる。そして個人的にはめちゃくちゃ好きなアランが台詞の多いモブくらいの扱いを受けていたのが非常に残念でした。
また宝塚を観過ぎているせいがアンドレってこんなに細く弱い男だっけ?という、なんとも残念な気分になりました。同様にオスカルのアンドレに対する心の移り変わりも非常に雑に描かれていて、笑うしか無かったです。
あと劇中歌いりますかね?ベルばらって凄く気品ある作品だと思うんです。絵も薄っぺらいし、曲も歌詞も薄っぺらい。せめて生オケにして欲しかった…。ベルばらなんだから…と思いました。
よくこれでみんな泣くし、原作の許可おりたなって思いました。
あと個人的にオスカルのペガサスのくだり、急に出てきましたよね?自分的には死に際にそこ出す?!今まで触れられてなかったのに?!ってなって笑っちゃいました。
やっぱベルばら2時間は無理だよなぁ。もうちょっと長くて歌削ったらいいんじゃないかなぁと言う印象でした。
映画化して下さった事に感謝しています
中学生の時にコミックを読んだ原作ファンです。テレビアニメ、宝塚はYouTubeで大まかに観ています。今回の映画は2回観ました。1回目は同世代の友達3人(60〜65歳)と、2回目は娘(平成生まれ30代)と
原作ファンの方でも受け取り方が違うようですね。私は原作に忠実に作られたこの映画にシンプルに感動しました。そりゃ、時間の制約もあり、端折られ感はありますが、オスカルはスクリーンの中でコミックの中のオスカルそのままに生きていました。
中学生の時に見たオスカルよりカッコよかったです。
余韻に浸っていたら、娘が自分も観たいと言いました。
娘はほぼ何の情報も持ち合わせていません。
実は娘がどう受け取るか、ちょっとドキドキでしたが、一緒に観ました。
結果…
感動していました。
見終わった後、親子で会話が弾みました。
オスカルが民衆側につくのは予想外だったと言いました。彼女はオスカル推しになりました。
もう1人の推しはジェローデルだそうです。
アンドレの愛は重いとの事
ここは昭和世代の母とは違うところ、ちょっと残念(笑)
その後2人お金を出し合い、原作とエピソード編全14巻を購入、回し読みしています。
新しい世代にも受け入れられ、原作を読みたいと思わせたこの映画、
それだけで大成功ではないですか
親世代として感謝いたします。
ベルばらへの入口
2時間は確かに短いですが
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