ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価
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原作へのリスペクト溢れるフランス絵巻
断片的にしか見た記憶がないTVアニメを駆け足で視聴してからの鑑賞。レビューに多くある様にかなりダイジェスト風な作りになっている部分は賛否のわかれるところだろう。
ただ、池田理代子先生のサインが入った来場者特典を見てふと気づいた。言い方は悪いがこれはMAPPA制作の壮大なPVなのだ、そう考えると美麗な映像(特に衣装と背景)と宝塚をオマージュしたミュージカルテイストも不思議とすんなり受け入れられる。少なくとも、久しぶりに原作を読んで次の特典でもう1度観てやろうかと思ったのだから制作陣の意図は正しいのかもしれない。
話は完全に逸れるが、女性が主人公(制作首脳陣も)で革命がテーマの作品の公開と週刊誌報道に端を発する一連の騒動が完全に重なるという皮肉。貴族と平民の断絶をマスメディアと視聴者とのそれに照らし合わせ、我が国のジャーナリズムの在り方とジェンダーギャップに革命の時は来るのか?などと考えを馳せながら鑑賞するのも一興だろう。
個人的には楽曲が好みではなかったのでやや辛口評価の☆3つ
初めての胸アツ感動ベルばら体験!
小学生の頃
テレビで毎週放送していた
「ベルサイユのばら」
社会現象になった当時の様子は
今でも明確に覚えています。
その時、気にはなっていましたが
観賞する事はありませんでした。
あれから40年以上の時が過ぎ
今回、妻に誘われて
初めて観賞させて頂きました。
感想は、、、
大大大感動!
オスカル、アンドレ、フェルゼンなど
登場人物達全てがとても魅力的で
一途で儚くも美しい
それぞれの生き様は
胸にくるものがありました。
己の運命を受け入れて
国を愛し、愛する人々の幸せを願い
正義を求めて懸命に生きる姿に
思わず涙する場面が
何度もありました。
完全に
ベルサイユのばらの世界に
入り込んでいました。
オスカル!
と叫びたくなる自分がいました。
観賞後しばらく
余韻に浸っていました。
予告を観て気になりすぎたので鑑賞してきました!原作もほぼ知らないけ...
原作熟読派には一見の価値
原作のシーンをそのまま全部映像化したら多分大河ドラマ位の尺がある。
大河ドラマの総集編だって4時間近くあるのに、1時間50分にするのだから、無理難題過ぎるんだよね。
そこで、途中途中に歌パートが入り、プロモーションビデオ風にダイジェストされてすっ飛ばし、を繰り返す手法になってる。
デュ・バリー夫人やポリニャック夫人やロザリーエピはそこで名場面の絵としてサッと流れる感じ。
原作読み込んでれば、そこは予習済という感じです。
その歌だけど、良いなと思える曲が一個も無かった。ディズニーのメンケンみたいに名曲プリーズとは言わないけど、何これ作詞作曲生成AIですかと言いたい陳腐さ。
これなら池田理代子パワーで宝塚や旧作アニメの曲を借りて来られなかったのと言いたい。
良かったのはクライマックスの革命シーン。双方に血が流れてフランス革命が成し遂げられた事が描写されてさすがは動画だった。
改めて、半世紀前に二十代の女性が作った元のコンテンツの凄さに恐れ入りたてまつった。
あの歌じゃなかったけど
2025年劇場鑑賞37本目。
エンドロール後映像有り。
ベルばらはテレビアニメ版を再放送で見たことはありますが、最後まで完走した記憶はなく、正直最後オスカルがどうなるか覚えていないということは見てなかったのでしょう。主題歌「薔薇は美しく散る」がめちゃくちゃ好きで、今でも時々歌うくらいなので今作でどうも使われない感じがして開始早々がっかりしましたし、いかにも少女マンガしているキャラデザインも苦手だし、なんかミュージカル始まったし、と思って全然テンション上がらなかったのですが、はっきり言って沢城みゆきのオスカルは見事でどんどん引き込まれ、子供だったアントワネットが恋を知った次の日から急に大人の声になったのは演出として面白いな、と思いました。自分の記憶と合わないところも後でちゃんと整合性が取れて、ミュージカルだったのも多分途中から忘れ、最初男か女かよく分からないオスカルと最後ほんと綺麗な女性として描かれ、LGBTなんて知るか、恋愛は男と女でするもんじゃい、とトランプ大統領並の潔さ(いや自分は言い過ぎだと思ってますけど)で、最後はもうベッタベタかもしれませんがしっかり泣かされたので満点つけます。
予想外に観て良かった
ベルばらワールドに浸りました
原作のアニメ鑑賞世代ですが、原作については「オスカルは男性であること」しか知らずに鑑賞しました。
物語、絵、セリフ、歌、花の挿絵。
ベルばらワールドに浸りました。
美しく、ロマンチックで、壮大。
鑑賞できてよかったです。
2時間でだいたい分かる『ベルサイユのばら』詳しくは原作へ
小学生のころテレ東アニメの再放送で出会い何回も観て、小遣いが貯まったころに原作を揃え原作厨になりました40代です。
MAPPAの美麗作画で原作を大切に制作された映画であることは間違いありません。
TVアニメもアニメで好きでしたが、アニオリがかなり幅を効かせて居たのは確かです。どちらが良いとかではなく。
この映画に関しては原作をベースに進行しています。アランもアニメ版のようなケツアゴではありません(笑)
本来ならば三部作くらいで丁寧に全て描き出したかったところを、2時間でバスティーユまで駆け抜けなければならない制約で製作側の苦労が伺えます。
それを、歌唱シーンを入れることで話を進める荒技で乗り切り、所々アニメ勢への小ネタ(オープニングでおなじみのバラの棘など)も挟みながら
頑張って描いていたと感じました。
フェルゼンの声優がミュージカル俳優の加藤和樹さんなので、歌唱力がずば抜けており
ちょっと笑ってしまいました。
もちろん全部描いていたら尺が全然足りません。
アントワネット周りのあれこれはバッサリカット。ロザリーとベルナールはモブで
黒い騎士もカットしていますのでアンドレは別の理由で失明します。バスティーユ後はナレーションです。
致し方ありません。
原作ファンとしては
わー随分駆け抜けたなー(特に前半)となりつつ、後半のオスカルとアンドレはかなり丁寧に描いているのでアンドレファンは泣くと思います。
アンドレの名言もバッサリカットはされているとのの、豊永さんの声も感情をうちに込めた感じが良く表現されており、前半の消化不良を後半巻き返す感じがあります。
この映画を観た方は、必ず原作を読み返したり、映画から入った方も原作を読んでみたいと、思うでしょう。
その意味では意義のある作品であると思います。
帰宅して原作を読み返し、もう一度観に行くのも悪くないとまで思っています。
この映画の評判如何では連続アニメでまた見られるのではという期待もあります。
MAPPAさんは忙しいので難しいのかも知れませんが…
そのときは是非デュ・バリーも首飾り事件もポリニャックもロザリーも黒い騎士も革命後もMAPPA画質で実現して欲しいと思います。
歌パート演出をもっと!
初心者にありがたい
酷い
決して色褪せることなく
ダイジェスト版
史実に基づいてるので…
音楽をもう少し頑張ってほしかったミュージカル
大前提としてこの物語を映画1本に詰め込むこと自体に無理があるものの、ミュージカル仕立てにしたことでなんとか1つの作品として仕上げたこと自体は評価できます。
ターゲットを原作やアニメあるいはフランス革命をある程度知っているファン層として想定して絞り込んでいるのなら、ある程度端折っても脳内補完できるのでストーリー的には問題はなかったと感じました。
ただ、映画としての不満はいくつかあります。
・テーマを絞った方がよかった
「女として生きる辛さと喜び」「男女の恋の行方」「オスカルの一生」など、何かテーマを絞って展開した方が、ストーリーに厚みが出たように感じました。ダイジェスト感があるので、キャラクターそれぞれの脳内補完が出来ないとかなり薄っぺらいダイジェストになるのでは。
・音楽が頭に残らない
ミュージカル仕立てなのは良いとして、肝心の音楽が全く頭に残りませんでした。舞台や映画のミュージカルは鑑賞後にワンフレーズくらいは何かしら頭に残るものですが、何回か繰り返し見たところで歌えるようになるかと言うと微妙です。音楽のミスマッチもですが歌詞も薄っぺらいというか…そして歌唱力はあっても歌詞が聞き取れない/歌詞で伝えたいことがぼやけているため、雰囲気と脳内補完で理解している感じでした。
・時代考証や衣装などへのこだわり
民衆の服装や言動などもう少しこだわってくれても良かったのでは…身なりが綺麗で困窮しているように見えず説得力が欠けてしまったのが残念です。
ベルばらを好きな人にとっては見て損はなく、新しい切り口を楽しめる作品となっていると思いますが、友人などに薦めるかというと微妙です。
観たかったやつ‼️
レビュー前後しますが良かったので(笑)。
以前から「ベルサイユのばら」は観たかったのですが見る機会、読む機会は無くて気になってた作品に劇場作品として上映していただいてすごくありがたいです😭。
なんとなく物語がわかってるようでわかってなかったでした〜😆アンドレの結末はよめていたがオスカルはわからなかった、アンドレの時点でバットエンド(❓私的解釈)っとぽいのは予想できていたが「そうか〜」っと💧。
アンドレの最後は泣けてしまった、泣かされると思ってなかったからなおさら感動しました。
でもオスカルのカッコ良さと美しさに凄く惹かれて私的にメインキャラクターを好きになる事は私は無くて2番手が好きになる事が多いんだけどこの作品は「オスカル」が1番ですな👏。
漫画の絵の再現なのかショックを受けるシーンの描写は笑えてしまい昔の漫画で良くあった見せ方だよねーっと笑えた😆。
男どもも今どきかっていうぐらい引きが良いね〜、ルイも自分の至らなさをしっかり受けとめマリーから男としては至らないからその部分で他に行くのも致仕方ないと理解し認めるなんて普通できないよ〜💧、でもマリーはルイの子供も産んでるし、最後までルイのそばには居続けたから尊敬の言葉も嘘はなかったね。
エンドロールもその後のアントワネットなども字幕でながれててやっぱりアニメか漫画も見たくなった、2時間じゃ細かな描写描かれてないし…、しかしこれはこれで大変満足でした😁。
唯一引っかかったのはオスカルとアンドレが結ばれるシーン💧、劇場内に小さい子がいたり絵的にニチアサ的な感じもあるから来るよな〜っと入ってから思ったけどこのシーンきたら親だったら気まずいよね、裸で抱き合うぐらたで収めてるがちょい💧物語的にはアンドレの気持ちが報われてすごく良かったのだか、キスしたら暗転か光の描写ぐらいで良かったのでは❓っと思いましたがね😅。
テレビ版ベルばらにの足元にも及ばず
もともと長編大作を2時間枠の映画で…
という正気の沙汰でない企画
スタッフの方々ご苦労様でした。
不安の中劇場へ
不安的中
何も盛り上がらず面白くない
でも、最後にオスカルが絶命するシーンは何故か泣ける自分がいた…
が、
長浜、出崎、荒木、姫のさんのアニメ版の足元にも及ばない出来でした。
作画は綺麗でしたが…
レイアウトが悪く、等身のバランスも悪く、脚本も微妙
服装だけは凝っていたのでダンスシーンはどうなるのかなぁと思っていたら、ダンスの作画シーンありませんでした。
声優は歌える方を選ばれたようですが、
全体的に特長のある声もなく…高い声質の方が多かったようで印象に残りませんでした。
せめて、BGが旧作の素晴らしい音ならまだ救われたが
最後に、旧作ベルばらの歌だけでもあれば
それならば、宝塚版の歌や音楽でも…
ナシかてんてん
もともと、映画ではむりなので、ミュージカル仕立てにしたのはいいが、中途半端なので、それこそ、宝塚版をアニメ仕立くらいふった方がまだまだよかったかと!
これでは、
ただのバカ女のアントハネット
ただの優しいだけのルイ16世
ただの間男なフェルゼン
ただの救いようのない死に方のアンドレ
ただの無駄死に?オスカル
ですわ
帰って旧作ベルばらBlu-ray見ようっと〜❗️
映画の日でよかったフルプライスでは高すぎる!
原作漫画ベルばらファンの方以外はネット配信まで待ちましょう!
オスカ〜る!?
ベルバラ、宝塚好きにはやはりたまらない、劇中曲だけちょっと減点
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