ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価
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ベルばらファンの為の映画
原作とアニメのファンなので情報解禁した日から公開を待ちわびていた。
公開初日の初回に横浜市内の広い映画館で鑑賞。適度な人数の女性と僅かな男性の姿。期待感と熱気を感じ、改めて「ベルばらは愛されている!!」と思った。
感想は
エンディングで
端折りすぎ!!と思ったけれど
抗うことが出来ないと思っていた各々の宿命の中で
運命を作る若者たちの生き様に
涙腺崩壊し
この話しを作った
池田理代子先生の偉大さを改めて感じた。
美しく
煌びやかで
現在の日本と同じ現実を感じることが出来たり
フィクションと
ノンフィクションがある
壮大な世界だった。
マリーアントワネットが囚われ、
処刑される様子をもっと落ち着いて見たかった希望はあるが
よく2時間におさめたと思う。
情熱の2時間だった。
大画面で
オスカルや大好きなキャラクター達に
会うことが出来て
胸が高鳴った。
そして
来場者特典の第一弾が
私の心を鷲づかみにし
歓喜した。
見る人によって感想が様々だと思うが
私はミュージカルも好きなので
新しいベルばらに出会うことが出来た心境になり
見に行って本当に良かった。満足。
ベルばらという作品をこの映画で初めて見た人に
話しについていけたかを訊ねてみたい。
原作オタクのぼやき
当方30代ですが学生の頃から20年来の
池田理代子先生のファンで
ベルばらの台詞はほぼ覚えています。
台詞や作画など忠実な所もあり
アニメーションの美しさは感じられるものの
シーンの切り替え毎に入るミュージカル調に
私はどうしても耐えられず。
長い長いミュージックビデオを見ているかのような…
オスカルのドレスのシーンはかなりの重要パートだと思うが、
そちらも一瞬で音楽シーンに切り替わる。
読んでいない方には
なぜオスカルがドレスを着たのか分からないのでは?
また違和感を覚えたのがアンドレが左目を失明するシーン。
原作でアンドレの左目を失わせたのは黒い騎士。
今作では黒い騎士を出す時間が無かったのだと思うが
民衆に襲われた結果失明し、
なおかつ黒い騎士でもあったベルナールが
あの場を収めるというのはストーリーを変えすぎでは…
オスカルとアンドレが乗る馬車が町で襲われ、
結果アンドレへの愛を確信する場面が原作ではあるが
そのシーンとごちゃ混ぜになっており残念だった。
重要人物であるロザリーも
一瞬しか出てこなかったのがとても寂しい。
また、オスカルがバイオリンの弦を切ってしまうシーン。
あのシーンでのアンドレとのやり取りが
切なくて辛いけれども好きなシーンなのだが
今作のシーンではアンドレは出てこず。
頭の中で「G線が…アンドレアンドレ」を勝手に反芻。
何よりも一番納得いかなかったのは
オスカルからアンドレへの告白もなく、
突然の「アンドレ•グランディエの妻に…」!!
革命の日が近づくにつれ、
オスカルがいつ想いを告げるのかハラハラしていたが
これもかなりショックだった。
そして進撃、2人が戦死し、
また音楽シーンに変わり映画は終了。
ベルばらの中で私が好きなカップルは、
なんと言ってもオスカルとアンドレだが、
ベルばらは2人が亡くなって終わりではない!と言いたかった…
エンドロールでその後のフランス革命について
画面両端に説明が流れるため映画の余韻も削がれ、
この点も大変残念だった。
池田先生の描くそれぞれのキャラクターには
共感や魅了される所があるが、
今作ではオスカル以外のキャラクターに魅力はあまり感じられなかった。
2時間の尺の中でベルばらのストーリーを魅せるのは
なかなか厳しいと感じた。
入場者特典として、
池田先生の複製原稿の「オスカル、人生で一度のドレス姿」を
いただけたのはとっても嬉しかった!
映画に対するレビューというよりは
ベルばらオタクのぼやきと思っていただければ幸いです。
…そう言えば映画でのオスカル様は結核になっていなかったな…
原作見たことなしい予告映像も見ずに鑑賞
ベルばらへの入口
原作は文庫版を持っており、アニメは小さい頃再放送で見ていた気がするくらいのそこまでベルばらオタクというわけではないが人生のうち何回か読み返している作品といった感じ。
予告編から最後まで描くことは分かっていたので大分端折られるんだろうな〜と分かっていたがそれを歌のシーンで補完してくれるのは、つい最近上映前に予習しようと原作を読み返したのにもう一度読みたくなってしまう。
音楽が澤野弘之と聞いていや合うんかベルばらにと思ったがそんな心配は無用だった。華やかな貴族たちの歌から力強い市民たちの歌までなんとも振り幅の広い作曲家だなと思った。
ただやはりボーカルのある曲を使うとキャラクターの台詞とどちらを聞けばいいのかとなってしまうし、そこらへんの音量調整がちょっとなぁとは思った。音響の良い映画館が近くにある方はそちらで鑑賞することをオススメしたい。
オスカルの人生は描かれたが原作でその後続くマリー・アントワネットの人生がエンドロールの文字と絵だけで済まされてしまったのが☆を一つ減らした理由。ダイジェストベルばらじゃなくてダイジェストオスカルの人生なのだ。この映画は。
原作を読んだことのない方にはぜひ読んでもらいたいと思う。オスカルも度々言っていたアントワネットの生まれながらの誇りの高さが良く分かると思う。
私の持っている文庫版には今も様々な業界で活躍する女性たちの解説が寄せられている。
オスカルというこれだけ長い間愛されるキャラクターの人生をこれだけ短い時間にかつ大切なところは取りこぼさずにまとめたこの作品は新しいベルばらへの入口になっていくと思う。
そしていつか彼女たちのように、ベルばらに心動かされた人たちの活躍を目にできるのかもしれないと思うと、なんだかわくわくしてしまう。
分かりやすくて面白かった!
面白おかしく楽しんで、最後泣く
幼い頃、超話題になっていて、アニメも放映されていたことは記憶しています。原作はちら見程度─。そもそもなんでこんなものが流行っているんだろうという疑問しかなくて、アニメも何度も何度も再放送・・・別のアニメにして!って思っていたものです。宝塚とかでも大ヒット、その道のプロなどにはその素晴らしさを得々と・・・もううんざりだったんですが─
時を経て、コンパクトに纏められたこの作品を観賞。正直、なんで今更という気持ちしかなくて、引いた目で眺めていました。
と言いつつ、原作を尊重したような画面づくりや演出にかなり笑ってしまって、キラキラ華やかな前半部分はニヤニヤしながら楽しんでおりました。声優が歌う音楽なんかもかなりよくて、結構引き込まれた気がします。
もつれた恋愛なんかも、以前だったら偏見の感情しか思い浮かばなかったけれど、今ならば「複雑~」っていう一言だけ─。なので、革新的な愛を描いていたことに今更ながら驚き─。
後半は史実と絡めた涙涙の怒濤の〆。このコンテンツは、まさに名作だ!と遅ればせながらの再認識。
映画としても、綿密な作画と素晴らしい楽曲群で、非常に楽しませてもらった印象です。
ビックリスルホドトンデモナイエイガデシタ
試写会当選@TOHOシネマズ日本橋🌟 フィガロワインクラブさんありがとう😊💕(映画の試写よりベルばらという映画にちなんで開催された「劇場アニメ『ベルサイユのばら』×シャンパーニュ・レア 特別試写会」のシャンパーニュ・レアの試飲への感謝✨✨✨)
◆映画の話◆
そもそも全10巻(かな?)からなる大作漫画をわずか2時間の映画におさめようってんだからきっとサラッとしたダイジェスト版になってしまうんだろうなーという一抹の不安はあって挑んだけど、不安的中😅
説明が必要な箇所はミュージカル仕立てにしており、曲の歌詞と画を照らし合わせれば何があったかわかるでしょ??という塩梅。原作読んでる人にはふんふんなるほど、かもしれないけど初見の人にはかなりアクロバティックな展開にぴょんぴょん飛び飛びする始末。
説明は歌でするとして、肝心の映画は何にフォーカスしてるのかというとそれぞれの登場人物の恋愛模様。いや、スポットスポットでの『好き』だの『もしやこれが愛!?』だのばかりを抽出してつなぎ合わせたもんだから狭い世界であっちこっちで湧き上がる恋愛感情スプラッターのオンパレード……見るに堪えない🙈
50年以上前の作品だから声優陣が様変わりするのは仕方ない。でも揃いも揃ってみんなマイルドで柔らかい声の人ばかりにするかな??オスカルの麗しさとか、マリー・アントワネットの柔らかさの中に感じる芯の強さとか何も無し……。アンドレに至ってはオスカルと結ばれるときになんだか腑抜けた声を出す始末。それぢゃーオスカルの気が変わったとしても仕方ないと思うレベル。
たった2時間、むしろ2時間もなかったはずなのにつまらなさを理由にこんなにも長く感じた2時間は初めてだった。まだ半分も終わってない……あと半分か……残り20分……と勝手なカウントダウンをしていたけれど、残り15分のところまできて『ん??残りの時間でベルバラの最大の見せ場てあるフランス革命終わるんかな??』と思っていたら映画でフランス革命を見せるつもりはなかった模様。え?こんなところで?という終わり方をしてしまい続きは紙芝居で〜という具合。
何よりもミュージカル調に仕立ててるにも関わらずオープニングから最後まで名曲『薔薇は美しく散る』がどこにも出てこなかったのが個人的には許すまじ。ソフトボイスの声優陣が歌う作中曲は全てポップな感じで(エンロ確認するまでAAAが歌ってるのかと思ってた)、オリジナルアニメの『薔薇は!薔薇は〜』の重厚な感じがなくてアタシの知ってるベルばらではなかった😭😭😭
◆トークショーで聞いた話◆
1/17〜YouTubeでオリジナルアニメが毎週5話ずつ公開されるとか!めちゃくちゃ貴重な情報💕(そっちでお口直しします……)
◆振る舞われたレア・シャンパーニュの話◆
レア・シャンパーニュの高貴な起源は1785年5月6日に、フローレンス=ルイ・エドシックが王妃マリー・アントワネットに献上した1本のキュヴェに遡ります。それは、『王妃にふさわしいシャンパーニュを』という強い思いをもって造られたキュヴェでした。その高貴な誕生にふさわしく、レアのファーストヴィンテージであるレア1976はヴァン クリーフ&アーペルによって、金、ダイヤモンド、ラピスラズリで贅沢に飾られ、ヴェルサイユ宮殿で発表されました。(引用終わり)
1976年のファーストヴィンテージ以来、『レア』の名を冠したキュヴェがリリースされたのは過去約50年で十数回。そんな貴重なヴィンテージ・シャンパーニュを飲む機会はとってもラッキー🍀
原作ファンではありませんが
完全なポリコレ
この映画を賞賛する人は理解できない。原作を知っているが、重要な場面が全てない、ポリニャック婦人、首飾り事件、王太子ルイ ジョセフの死、クライマックスのはずの王妃の処刑は何故か文字のみ。チュイルリー宮殿では戦闘は生起していない。まだフランス国旗は制定されていないのに、市民が旗を振っている。テロリストのロベスピエール、オルレアン公爵、ラファイエットなど重要人物も登場しない。2時間で歴史を集約するのが困難ならば、途中でチャラチャラした軽いラブソングなど挿入するべきではない。見てていらいらしてきた。壮大な時間の無駄。これを賞賛する人は余程お目出度いか、サクラか見ていない。オスカル様がやらかした事から歴史が始まり、最後はパリ五輪開会式の気色悪いドラッグクイーンでフランスは終わった。この映画を評価する人は何らかの政治的意図があると断言しておく。フランスは終だ。見る価値なし、時間と金の無駄
テレビ版ベルばらにの足元にも及ばず
もともと長編大作を2時間枠の映画で…
という正気の沙汰でない企画
スタッフの方々ご苦労様でした。
不安の中劇場へ
不安的中
何も盛り上がらず面白くない
でも、最後にオスカルが絶命するシーンは何故か泣ける自分がいた…
が、
長浜、出崎、荒木、姫のさんのアニメ版の足元にも及ばない出来でした。
作画は綺麗でしたが…
レイアウトが悪く、等身のバランスも悪く、脚本も微妙
服装だけは凝っていたのでダンスシーンはどうなるのかなぁと思っていたら、ダンスの作画シーンありませんでした。
声優は歌える方を選ばれたようですが、
全体的に特長のある声もなく…高い声質の方が多かったようで印象に残りませんでした。
せめて、BGが旧作の素晴らしい音ならまだ救われたが
最後に、旧作ベルばらの歌だけでもあれば
それならば、宝塚版の歌や音楽でも…
ナシかてんてん
もともと、映画ではむりなので、ミュージカル仕立てにしたのはいいが、中途半端なので、それこそ、宝塚版をアニメ仕立くらいふった方がまだまだよかったかと!
これでは、
ただのバカ女のアントワネット
ただの優しいだけのルイ16世
ただの間男なフェルゼン
ただの救いようのない死に方のアンドレ
ただの無駄死に?オスカル
ですわ
帰って旧作ベルばらBlu-ray見ようっと〜❗️
映画の日でよかったフルプライスでは高すぎる!
原作漫画ベルばらファンの方以外はネット配信まで待ちましょう!
オスカ〜る!?
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