「刺さる人には刺さる!! 一応ネタバレつけてます!」ベルサイユのばら ゆんさんの映画レビュー(感想・評価)
刺さる人には刺さる!! 一応ネタバレつけてます!
情報として、原作を読んでから鑑賞しました。昭和アニメは未視聴ですみません。まだ2回しか鑑賞してないので、感想や気づきとして足りないところあると思います。新参者のひとりごとと思って読んでください。
まず、日頃から乙女ゲームや少女マンガが大好きな私にはとにかく刺さりました。
映画では尺の都合上かな、オスカルさまとアンドレに焦点を当ててる感じです。この2人が特に好きな私にはぴったりでした。注意なのは、状況説明のため歌がたくさん入ることです。私はアニメやゲームのキャラクターソングが大好きなので全然ありでした。声優さん方の歌唱力が素晴らしいので、歌詞がよく聞き取れて感情移入できます。ミュージカルやディズニー映画とはまた違った、イマドキな曲調なのが違和感に感じる方もいるかも。
内容や流れは、ほとんど原作に忠実ですし、2時間にまとめたのはすごいです。昭和アニメは40話あるとのことなので、本当に難しかったと思います。
良かったとこ(オスカルさまとアンドレ贔屓ぎみ)
・オスカルさまをメインに進むので、オスカルさまの幼少期から、かっこよく、麗しい大人の姿に成長する様が観れるところ。
・オスカルさまとアンドレの出会いのシーンも観れるところ。
・アントワネットが少女から大人の女性へ成長する姿、変化の表現が素晴らしいところ。(声優さんの演技が特に際立っていました。)
・さすが現代技術、背景や演出がスクリーンいっぱいにキラキラしていて豪華なところ。
・原作の名ゼリフが散りばめられているところ。
・ベルばららしいところ、美味しいところを詰め込みました!って感じでとにかく観ていて楽しい
ちょっと注意なとこ(苦手な人いるかも&個人的)
・時間の都合上、省かれてるところ多め。(ロザリーちゃんとか悪女達ほとんど出てきません。)
・オスカルさまに始まりオスカルさまで終わること。(アントワネットやフェルゼンなど、他キャラ推しの方には物足りないかも。)
・原作と違うところ多少あり。(アンドレの片目が見えなくなる理由が原作とは違います。オスカルさまのためっていうところは変わらずです。)
・次々と場面が変わる。(原作を読まないと分からないところが多く、流れについていけないかも。)
・オスカルさまのドレス姿シーンが短い。(オスカルさまをもっと画面いっぱい見せて😭)
・急に入る現代チックな歌。(フランス感はほぼ無い。キャラソンとして良しとするか、世界観に合ってないと捉えるか。)
ここまで読んでくださりありがとうございます。私自身、映画化することがきっかけで、今回初めてベルばらに触れた新参者です。でも、映画は私には刺さりまくりでしたし、映画の後半はオスカルさまに心を奪われて大号泣してました。
少女漫画や恋愛ジャンル好きな方は初見でも絶対楽しめると思います。
映画館で上映している今がチャンスです。映画ベルばらの煌びやかさ、劇中歌やサウンドを劇場で体感できるのは上映期間の今しかないと思います。上映回数も減りつつありますが、今なら入場者特典や特典のショート映像も楽しめます。
少しでも気になる方や、他の低いレビューに迷っている方、ぜひ劇場で観てご自身で確かめてみてください。
そして私は3回目も行ってきます!