「物語に関してはネタバレなしです。」ベルサイユのばら 吉住くんさんの映画レビュー(感想・評価)
物語に関してはネタバレなしです。
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例によって原作未読
実写未見
TVアニメ版未見
観る気1ミリも無かったのですが
1,膨大な話を無理矢理2時間程度に収めた。2
2,歌がひどい(楽曲自体と使い方と両方の意見がありました)
という「僕の二大ヒットポイント」を突いてくる情報がいろいろ発信されているので鑑賞義務発生です。
で「引き伸ばし」より「無理縮め」の方が好きなので(まあ、説明台詞祭りになった感はなくもないですが)その辺はかなり居心地良かったです。
で、歌なんですが
「過剰に内容説明的な歌詞の歌」がかかりまくるという
(しかし、劇中人物が直接歌っているのは一曲なのでミュージカルではないです)
某団体のアニメ及び劇映画が浮かんできて脳内グルグルなのですが
歌詞が字余りでないので
聞きやすい
というか
格好が付いている
というか
某団体の映画に掛かる歌のウイークポイントは「字余り」であることを痛感させられました。
まあ
「ベルサイユのばら」実写版の監督が、音楽系劇映画でしられるジャック・ドミー(「ベルサイユのばら」に関しては歌なし)
であるとか
今回、前のTVアニメ版の後期ディレクターの出崎統緒作品のように透過光が多用されている
とか
造詣のある方にそこら辺の関係性をレクチャーしていただきたいと願いますが
僕としては、某団体の新作が途絶えている今、そのウイークポイントを解消した作品が出てきた事に意味を感じております。
なお、上映中すすり泣く声がしたので見渡すと
結構な数の方が泣きながら鑑賞されてて
僕が御託を並べるより
この作品の存在価値は大きいことを痛感いたしました。
因みに
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