「本日5回目見に行きました。何度も見れる。良かった。等身大のオスカル。」ベルサイユのばら potekoさんの映画レビュー(感想・評価)
本日5回目見に行きました。何度も見れる。良かった。等身大のオスカル。
本日5回目を見てきました。(馬鹿か?と言われそう)
往年の大ファンです。(誰にも内緒です)
恥ずかしいので20代後半の娘とは見に行けません(;^_^A
前回の投稿で共感してくださった方がいて、うれしいです。
明日、6回目見に行きます。これが最後です?
今度は最前列で見ようかと・・
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観られるうちに覚えてしまわねば・・・
オスカルの言葉も
しぐさも
できるなら、オスカルの出てる場面すべてを・・・
(アンドレが視力を失いつつあるときの言葉を少し変えて表現してみた。(;^_^A)
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っていう気持ちで見に行っています。
でも私の地域では今週で公開終了です。悲しい。
DVD出るのを心待ちにしています。
さすがに5回目ともなると、次はこの場面か?あの歌だな?とわかったりする。
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今日改めて気づいたのだが、オスカルはびっくりしたとき、声がかすれるのだ。
フェルゼンが「私は一生結婚しない」と言った時「フェルゼン」と問いかけるが
その声はかすれている。
ジェロ―デルが求婚しに来た時、驚いて「ジェロ―デル」というが、やはり声はかすれたている。
アンドレを呼ぶときの声はかすれていない。安心感みたいなものがあるのかな?
でも、「今夜一晩をおまえと」という時はかすれていて、ドキドキしていて震えている。
こっちまでドキドキしてくる。
(声優さんってすごいね)
アンドレは、平民的見方で話すと、声がかすれるのよね。
「俺がもしおばあちゃんに引き取られていなかったら・・・」って。
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監督が原作に忠実に・・ということだったが、
池田先生は連載当時、低学年の読者にもわかるようにセリフを入れていたらしい。
それがよくわかるのが、オスカルが近衛連隊長に昇進したときのセリフで
「まだ20歳にもならない私に・・・」というのだけど、これ、「はたちにもならない・・」ではなくて「にじゅっさいにもならない・・・」というのよね。
日本人なら「はたち」と読むのだけど、低学年読者のことを考えてのセリフそのまま。
ちょっとだけ感動。
本当にオスカルの心の成長、苦悩、愛情をクローズアップして作られたと思う。
愛を選ぶか、剣を選ぶか・・その苦悩を見ているのはつらい。
「この胸の痛みは・・・」「私の人生は・・」って。
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あと、フェルゼンと踊って逃げ出すとき、小さな枠の画面になるのだけど、そこだけギャグみたいで、笑える。
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音楽も1度目はみな同じに聞こえたのだが、パンフレットを買って読んだら、あーなるほどーって。
でも劇場で歌詞なぞれないので、youtubeなどで聞いて感動してる。
5度目はさらに雰囲気も意味も分かってきて、CD予約してしまった。
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今、テレビアニメ版も見ているところで20話まで見た。
原作に沢山逸話を挿入している感じで、「えっ」という場面はいくつもあるが、それはそれで面白い。なぜか引き付けられる。
比べるものではないと思うので、それはそれで。
では読んでくださりありがとうございました。
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ここから下は3回目を見た2月3日に投稿したものです。
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テレビアニメ派の人にも見てほしい。
酷評も聞くのだが、原作を読んでから言ってくれ。
私は漫画のリアル世代の少し下の年齢である。漫画は擦り切れるほど読み、何年か毎にブームがやってくる、なのでセリフはほとんど覚えている。
このアニメはPVをみて、子供向けだろうなぁ?テレビアニメの様に子供っぽい絵柄なのだろうかと思いつつ、見に行った。
結果、上映5日目にして3回見に行くことに・・。
漫画では9冊、アニメでは40話をどう2時間にまとめるのかが気になったが、(早足感は否めないが)よくまとめたと思う。
沢城さん(オスカル役)が監督から「等身大のオスカルを表現していきたい」と言われて演じたということだったが、確かにそうだと感じた。
1回目の鑑賞は公開初日。子供っぽい絵柄と思いつつ、でも綺麗な絵柄に引き込まれていった。場面が変わるときに音楽が流れ、それぞれの声の歌やストーリーに沿ったシーンがあって、「あの場面か・・」「この場面か・・」と思いつつ楽しんだ。原作を知らない人には音楽とともに流れるシーンがわからないかもとは思った。
2回目はその次の日。昨日みた場面を確かめるように見た。意外なところにジェロ―デルがいて「あ!ここにも」って。
3回目はその2日後。特にオスカルの表情、セリフ、アンドレとの絡みを確認しつつ見た。
1755年から1789年までを表現するのは大変だったと思うが、ナレーションが流れ、テロップで何年何月と出てくるので、あオスカル何歳の時か。と考えつつ見た。
この制服は近衛隊でこれは連隊長で・、その時々で顔も髪型も変化し、年相応になっていってるし声のトーンも変わっているので人物デザインがしっかりしているのだなと思った。
時代とともにオスカルが何を感じ、何を考えどうして王家に背くことになったのかもしっかり描かれていた。
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オスカルは激情型で、誇り高くて、潔癖で愛情深い人間である。
原作では、酒場で酔ってけんかしたり(アンドレが後始末)、パリの街で子供をあやめた侯爵に食ってかかりそうになったり(アンドレが止める)、求婚してきたジェロ―デルに大声をあげたりと色々あるのだが、今作は大分端折っている部分が多く、その感情の爆発の部分は少なかった。
ただ、2つのシーンがあって、オスカルが、フランス衛兵隊長の時、ブイエ将軍に兵士たちが職務違反によって営巣行きを命じられた時、衛兵たちをビンタして叫ぶシーンと、アンドレがなくなるシーンは心にぐっときた。
アンドレが撃たれた時「見えてないのか?なぜ言わなかった、なぜついてきた、この馬鹿野郎!」と・・「私を置いていかないでくれ」と泣き叫ぶのである。切ない言葉が心に残る。
次の日、戦闘に行く前にも兵士の前で静かに泣く。(これは原作通り)沢城さんのオスカルの声が耳に響き、心を鷲掴みにされた。
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それから、何でもないアンドレやフェルゼンの問いかけに「えっ」と答えるシーンがいくつかあるのだが、何でもないその返事にオスカルの人間性を感じ私は萌えるのである。
アンドレとは小さいころから一緒だが、何度か「これからも一緒にいてくれ」とオスカルが言うシーンがある。アンドレも「もちろん」「今までもこれからも俺はお前と一緒だ」というのであるが、それは心中未遂を起こした次の日もオスカルはアンドレに言うのである。
そして愛する女性に拒絶されなかったアンドレは嗚咽する。
彼から受ける静かな愛を感じ、オスカルは彼を愛していることを悟る?(原作のように彼に愛してるという場面はないのでいつそう感じたのかがわからない)かはわからないが、やがて二人は結ばれる。
そして戦闘へ・・・・。
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今作を見て、小さいころ一度見たっきりのテレビアニメを見たくなった。テレビアニメは絵が綺麗と言われるが、あの劇画調がどうしても受け入れられず、どこが綺麗なのか?と思っている。
が、やはりベルサイユのばら往年のファンとしては、すべてを見ないと完全に比較はできないと感じるので見ようと思う。
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PVでふと見た、オスカルが涙するシーンがどこなのか確かめたいので、来週また見に行く予定。大丈夫前売り券は6枚買っているから。
リアル世代ではないけど長年のファンです。レビューを読んで、全てにおいて共感しました!まるで私の気持ちを代弁してくださっているようで、同じ気持ちの方がいらっしゃって嬉しいです。
私も明日5回目を観に行きます!
CD予約しました、オスカルバージョンで。
DVDが出たらそれも買うつもりです。
まだまだ楽しみは続きますね(^^)