「それでも涙が零れた」ベルサイユのばら sequiさんの映画レビュー(感想・評価)
それでも涙が零れた
見る前はせめて前編(王宮編)、後編(革命編)くらいにして欲しかったと思っていたし、それは今もあるけれど…しかしながら、オスカルが率いる平民出身者で編成されている衛兵隊兵士らに「人には心の自由がある!」と説き、そして市民側に立って戦うと宣言した時「私は訂正する。自由は心だけにあるものではない。神から与えられた体、手の指先一つ、髪の毛一本一本にもあるのだ!」と宣言した件。涙が零れた。自分は30数年やってきた教師と言う職業をもうすぐ去るのだが、生徒、或いは同僚らと振り返る言葉にこれが刺さってしまった。もう一度見る。
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