あのまちの夫婦
解説
愛知県・知多半島から映画を発信する「知多半島映像プロジェクト」の一環で製作された短編映画で、俳優・津田寛治の監督作。
知多半島のローカル出版社に勤める相馬は、愛妻の紀子とふたり暮らし。相馬はすでに第一線を退いた窓際記者だが、一緒に取材に出る榊原はまだ若く情熱あふれる20代のカメラマンだ。榊原の情熱は周囲に理解されていないが、相馬はそんな彼の姿に自らの若い頃が重なってみえる気がした。ある日、相馬は自分の家に榊原を招待し、紀子の得意料理でもてなす。自然体で生きる相馬夫婦の姿を見た榊原の心にもゆっくりと変化が現れる。
相馬役を渡辺哲、妻の紀子役を赤座美代子、カメラマンの榊原役を篠田諒が務めた。
2017年製作/25分/日本
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