アムステルダムのレビュー・感想・評価
全159件中、41~60件目を表示
100年前のニューヨーク!
日比谷にて鑑賞。スペンサーと迷ったけど時間の関係でこちらに。
正直この監督の作品はあまり見たことがなく、謎解きありつつコメディタッチという感じでしたが他の作品もそうなのかな?
第二次世界大戦やナチス関係はたくさん映画化されてて見る機会も多いけど、この時代はあまりピンときてなかったのが正直なところ。ミュージカル畑の人は、禁酒法とかアニーのあたりって言えばわかりやすいかな?(笑)
ミステリーとしてとの面白さもあるけど、やはり3人の友情や恋という人間関係や感情が描かれてるので時代や環境は今の私たちとは全く違うけど心に響きます。医者、弁護士、そしてヒロインは芸術家ですがフランスの善戦で看護婦として働いてた時に二人と出会います。戦争は、こういう風に素晴らしい才能持ってる人の生活を簡単に奪うんですよね…
最後、将校役で出てきた年配の俳優…ロバートデニーロ!!なんとノーチェックでした、映画レビューとか書いときながらごめんなさい🙇♀️このあたりもエンドロールで実在のスピーチが流れたり、あー、実話なんだ!と感じます。
ファンタジーやエンタメ作品も好きですがやはり実話が元で音声もあると実感しますよね。
そうそう!当時はまだ有名ではなかったヒットラーも映画の中に出てきたのも印象的。こういう思想が数十年後には繋がっていくんだと思うと震える…
そして約100年前のニューヨーク、世界恐慌の後だけどやはり独特の活気もあってなつかしい気持ち…
これは上質なエンターテイメントだった
「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」以来だろうか、デビッド・O・ラッセル監督の文句なしの快作。今年の外国映画のベストの一本だろう。
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デビッド・ワシントンと相変わらずの豪華キャスト。実話ベースとはいえ彼ら3人の友情と運命をドラマチックに描き上質なエンターテイメントとした。
第一次世界大戦の戦地で出会い、戦後のアムステルダムで濃密な時間を過ごし、1930年代のニューヨークで再会した3人。
アメリカにもヒットラーやナチスドイツを信奉する全体主義者がいたなんて全然知らなかった。彼らの陰謀を阻止せんとする3人がいた。
歴史から消されているルーズベルト政権転覆計画
これを画策したのが国際金融資本、グローバリストである。
そのグローバリストに担がれたのがデニーロ演じるスメドリー・バトラーである。
海兵隊の英雄。愛称はマーベリック。
トップガンはここから取っていると思われる。
作品ではムッソリーニ、ヒトラーのファシズムの陰謀と描かれているが、
実際は彼らを支援したグローバリストの陰謀である。
独裁者になることを拒否したルーズベルトへの脅しである。
この脅しに屈したのかルーズベルトはグローバリストの要求通り
日本を追い込み第二次世界大戦を起こすことになる。
グローバリストにとっては戦争ほど儲かる商売はない。
今起きてるウクライナ紛争。
これもグローバリストの謀略。
プーチンを批判するのは見当違い。
2014年、親ロシア派の政権をクーデターで倒し、
ウクライナをNATOに加盟させようと画策した。
それはロシアの首筋に短刀を突きつけるのと同じことだ。
ロシアとしては安全保障上絶対に容認できない。
それはキューバ危機でケネディが核戦争を決意したこと、
朝鮮半島を巡って日清戦争、日露戦争が起きたことを見ても明らかである。
プーチンを戦争に追い込んだものこそグローバリスト勢力である。
安倍政権の闇を描いた「新聞記者」に日本映画界はアカデミー賞を贈った。
グローバリストの真実を白日の下に晒したこの作品に、ハリウッドは・・・
豪華俳優陣の演技に救われた
ストーリーも面白いし、豪華俳優陣の演技も素晴らしい。ハラハラドキドキが止まらない。けど、これだけ盛り上げたのにクライマックスが盛り上がり切れなかったのはなぜだろう。悪役に意外性がなかったからか…
クライマックスにちょっと緊張感がなかったのが残念。演出の悪さを豪華俳優陣が救った感じだ。
テーマは、ロバートレニーロのスピーチが、全て
レニーロは、この台本だから
出演OKしたのだろう?と
思わせる、重要なスピーチ。
第二次世界大戦前の時代が舞台、
を忘れさせる、怖さがある。
世界の動向は、経済、ビジネスが
動かしている?
2022年 現在も
同様なことが、世界あちこちで
うごめいている。
結構面白かった
評判が微妙だったが実際にあった事を元にしていると言うので気になっていた。
どこまでが実際にあった事でどれが創作の部分なのかは知らないが思いもよらない展開だった。
ただ有名俳優が結構出ていたのでこんな役もやってるんだなと言うのも面白かった。
退役海兵隊将軍がロバートデニーロだったのを知って、つい先日30年ぶりにディアハンターを見て時代の流れを感じた。老いても俳優力凄いわ。
第一次大戦のヨーロッパ戦線で戦友だった若き白人の医師と黒人の青年。爆弾の破片を浴びて大怪我を負った2人は病院で治療。そこで身体中に突き刺ささった破片を抜いてくれた若い看護師と懇意になりアムステルダムで仲良く暮らしていく事になったのが事の始まり。
医師は最愛の妻の元に帰るべく米国に帰国。
黒人青年も程なくして弁護士になるべく米国に帰国して三人の関係は一旦解消。
それから12年後医師と弁護士はコンビを組んでいて負傷兵の介護と権利の擁護を行っていた。
事件はここから始まる。
戦友であり恩人でもある陸軍の将軍に恒例の戦友会のスピーチをお願いしていたが急死。
突然の病死に疑問を持った将軍の娘は医師と弁護士に調査を依頼。その娘が殺されて容疑をかけられた医師と弁護士。
彼らの運命は?どうやって容疑を晴らし犯人を探し出すのか?
アムステルダムで別れた看護師との再会は何を意味するのか?
陸軍将軍と友人だった海兵隊将軍は助けてくれるのか?
陰謀渦巻く米国での実話を元にした話。
可もなく不可もなくといった感じ
全体的に、まとまった映画だったように思う。
ストーリーのテンポ感はぬるっとしていたけども話が進むスピード感は程よい感じ。
話の緊迫感というかハラハラ感はあまりないが、不思議と退屈しなかった。
俳優陣の演技は言うことなしで、みなそれぞれが目立っていたように思います。
所々チープなカメラワークと間が気になったのが残念。(素人には伝わらない何かなのかもしれませんが笑)
史実の方をあまり知らない人間としては楽しめる内容でした。
鑑賞動機:スタッフ、キャスト10割
この人誰だったかな、誰だったかな…でエンドロールまでテイラー・スウィフトの名前が浮かばない。
で肝心の中身は…うーんいやこれはちょっとあまり面白いとは思えなかった。ベールのセリフが聞こえるたびに、実際喋ってるのか、モノローグなのかすぐわからないことが多くて、無駄に混乱するというか、ストーリーに集中できなかった。ミステリ的な面白さにも欠けるし、演説への持って行き方、真相の見せ方など、もっと上手いやり方があったのでは。
やっぱり最近、第一次世界大戦をプロットに組み込んだ映画が増えた気がする。
ヨレヨレのクリスチャン・ベール見てるだけでも楽しい
脚本が下手で内容自体はたいして面白くないんだけど、絵作りのうまさと演出と役者がいいので十分楽しめた。
クリスチャン・ベールは相変わらずうまいし、マーゴット・ロビーはとてもきれい。
美しく奥行きのある撮影のクオリティーや演出のうまさは、日本映画はハリウッドにぜんぜんかなわないなーと思う。私が日本映画を避ける理由のひとつ。
「豪華キャスト」というのさえマイナスに働かせている
ハッキリ言って「豪華キャスト」これぐらいしか褒めるところがない作品。というかこの「豪華キャスト」さえ活かせずマイナスな方向に働かせている。セリフ中心のストーリー展開は起伏もメリハリもなくて後半は観ているのが苦痛になってくる。主人公を中心とした3人が無実を証明するために奔走する中で巨大な陰謀を暴いていく。という内容だが、彼らに巨大な陰謀を止めるような力もなく、となると力を持つ人に協力を仰ぐことになる。という展開になってから彼らはあくまでも補佐的な役回りになって、力を借りた人物中心のストーリー展開になっていく。豪華キャストだから脇枠止まりの扱いで終わらせるワケにはいかないのは分かるが、主人公たちより協力者が中心のストーリー展開になっていくんですよねぇ(特にロバート・デ・ニーロ演じるギル・ディレンベック将軍が出てきてから彼中心になっていく)豪華キャストが出る度にそちらにスポットが当たっていき、主人公たちの存在感がどんどんなくなっていく(最後なんてクリスチャン・ベール以外の2人は何もしてない…)豪華キャストが逆にマイナスになる事もあるんですねぇ…カメラワークも被写体中心でやたらと「寄り」な映像がストーリーの単調さに拍車をかけている
芸術であり闘いであり愛である作品
第一次世界大戦の事はよく知らないし、その後のアメリカで何があったかもよく知らない。
その当時のオランダのアムステルダムがどんな意味を持つのか、ヨーロッパの背景も何も知らない。
だけど「歴史は繰り返す」という言葉の意味は、今この現在に怖い程感じているから理解できた。
もの凄くシンプルで大切なことを描いている作品だと感じました。
「これぞ映画だ!」なんて久しぶりに思ったなー
映画の持つ“力"みたいなものを感じて嬉しくなった。
始めは少々退屈気味だったんだけど、いつしか作品の世界観と空気感に入り込んでました。
決してテンポが良く展開もハラハラするとかそんな演出は無く、現実的に人間味があり着実に描かれている、そんな気がしました。
キャストの名演は言うに及ばずです!
他のレビューを見ても明らかですが、好みは分かれる映画だとは思います。
私にはとても素敵な映画でした^ ^
ガラス玉の義眼は動かないんじゃないかなぁ…。
なぜか、ガラス玉の義眼が動く。それはないんじゃないかなぁと思いつつ見ていたが、映画の方は無難におもしろい。
セリフを見逃すとストーリーがわからなくなるので、とにかく見続けるが、引き込まれるような感じでもない。
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デビット・ワシントンなどキャストの演技も素晴らしいが、すべてが想定の範囲内で進むため、配信で映画を観ているような雰囲気にもなる。
間違いなく素晴らしいのだが、人間見慣れてしまうと、なかなか感動しなくなるところもあり、なかなかそのあたりは難しい。
結論的には安定し過ぎなんでしょうかね。見たことのある俳優さんと女優さんがたくさん出ていて、ある程度軽いタッチで、そこそこいいテンポで展開して、あっと思ったら終わっている。そんな感じだと思います。
スクリーンで観ている訳なので、期待度もある程度あり、尺も134分あり、もう少し見ごたえが欲しかったというところでしょうか。
配信でもよかったかな…というレベルではなく、やっぱりスクリーンで観ないと!というものを、今の時代だからこそ、見せてほしいですね。
でも、ガラス玉の義眼はやっぱり動かないと思います。
#181
色んな意味で凡庸な一作
ラッセル、ルベツキさんの作品のとしてはあまりパッとしない作品。キャストは豪華でそれなりに皆さん頑張っていました。特にベールさん、ロビーさんはなかなかな熱演だったと思います。
ラッセルさんは休養中鈍ってしまったのかもしれません。なんか、心に刺さる物がなかったと言うか‥。
そもそもの素材もパッとしない感じで、まともに見せたら90分にまとめられたかもしれません。ある程度事実に基づいているからドラマチックな展開も無理だったのかもしれません。
期待していただけに残念でした。
キャストは豪華。
政治的な陰謀に巻き込まれる3人だけど、1930年代という
ことである程度のことは予想できる。どういう組織が
絡んでいるのかとか。目的は何なのかとか。
ストーリーは事件解決に向けて進んでいくけど、本当に
解決にむかっているのか、わかりにくい。
ストーリーに関してはちょっと期待しすぎたかも。
でもキャスティングはとてもいい、特にクリスチャン・ベールと
ロバート・デ・ニーロが同じシーンにいるのがすごいし、
存在感が半端じゃない。
今も…
エンディングで流れる実写フィルム、100年経っても今とそんなに変わんない。
これが子供の頃には、経済界のオジサンが戦争あると儲かるのに…って、正直に口を滑らせたオジサンがいたなぁ…
歴史が繰り返さないように、実史を知らなくちゃ。
全159件中、41~60件目を表示