「いつの世も戦争と金」アムステルダム ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
いつの世も戦争と金
人の生命があっという間に失われる悲惨な戦争がいつになっても無くならないのは、そこに「金」が絡むから。
今作では5人委員会がまさにその象徴なのだろう。そしてもう一つの側面としてイデオロギーがあり、今回はファシズムの台頭をアメリカよ、よくぞ寸止したと拍手を送りたい!
事実に基づいた話をライトな会話劇のように中盤まで進めたのはさすが豪華キャストの賜物だと感心もし、そこからラストに向けてはハラハラ・ドキドキ!
なんだか街なかに立つ二人の後ろを車が通るだけで監視されている奴らから襲撃されるのでは?なんて緊張が走った。
良い作品でした。
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