「同じアミューズの星野源主演の「引っ越し大名!」が上手く行ったので、 神木隆之介で2匹目のドジョウを狙った作品かなと思った。 中盤までテンポが悪く面白くなかった。 しかし終盤からよくなる。」大名倒産 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
同じアミューズの星野源主演の「引っ越し大名!」が上手く行ったので、 神木隆之介で2匹目のドジョウを狙った作品かなと思った。 中盤までテンポが悪く面白くなかった。 しかし終盤からよくなる。
動画配信で映画「大名倒産」を見た。
2023年製作/120分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2023年6月23日
神木隆之介
杉咲花
松山ケンイチ
小日向文世
小手伸也
宮﨑あおい
浅野忠信
佐藤浩市
キムラ緑子
藤間爽子
ヒコロヒー
勝村政信
石橋蓮司
高田延彦
前田哲監督と言えば、
「ブタがいた教室」
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」
「老後の資金がありません!」
「九十歳。何がめでたい」
の監督。
越後丹生山藩は石高3万石だが、
25万両(2022年現在の金額で約100億円)の借金があった。
借金の理由は⼀狐斎(佐藤浩市)や
江戸老中仁科(石橋蓮司)や
商人(キムラ緑子)らが私服を肥やしていたからである。
⼀狐斎は四男の小四郎(神木隆之介)に家督を譲った。
計画倒産を成し遂げた暁に
小四郎に腹を切ってもらうためという何とも理不尽な理由だった。
小四郎とさよ(杉咲花)や礒貝(浅野忠信)や橋爪(小手伸也)らは
藩の財政を切り詰め、
借金の理由を突き止め、それを質そうとしていた。
それはだんだんと藩の人々の心を動かして行った。
同じアミューズの星野源主演の「引っ越し大名!」が上手く行ったので、
神木隆之介で2匹目のドジョウを狙った作品かなと思った。
中盤までテンポが悪く面白くなかった。
しかし終盤からよくなる。
無責任だった⼀狐斎がなぜ変心したのかは腑に落ちなかったが、
最終的にハッピーエンドでこれはこれでいいのかなと思った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
星野源は俳優としての出演の際の事務所は大人計画です。製作委員会にもアミューズの名前はありません。タイトルにされる際はミスリードないように確認が必要かと。老婆心ながら。