「ローマニア!そしてロマ!」アカーサ 僕たちの家 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ローマニア!そしてロマ!
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ルーマニアはロシアやウクライナやブルガリアの様に、スラブ系の単一民族国家ではない。大半が古代ローマを起源とするラテン系(アルーマニア人)ではあるが、スラブ、ユダヤが混在する多民族国家である。さて、
この家族が登場して、彼らの顔つきがスラブでもラテンでも無い事に気付くと思う。そう、彼らはロマ人なのだ。ルーマニアは、ロマの人達も非常にに多いのだ。また、具体的に
彼らがロマ人と分かる場面が、この映画の中に沢山登場する。奥さんの耳飾りや子供たちの踊るべリーダンスは、ロマ人であることを証明している。
そして、彼らはあらゆる民族から差別を受けてきた。また、ユダヤ人の様に錬金術にもたけていなかった。それは今でも続き、彼らは現在まで被差別民族なのだ。
だから、この父親の行動にも、ある程度の合理性があると思われる。立ち退きを迫られたゴミ屋敷の住人ではないのだ。この映画てはそれをあえて語っていない。
2年くらい前に『ハニーランド』と言う映画を見たが、マケドニアの養蜂家の話だった。女性の養蜂家のドキュメンタリーだったが、彼女もロマの人と思われる。
追記 ロシアもウクライナもモルドバもホーランドもそしてルーマニアもスラブ系だけが住んでいる国家では無い。我々はそれ先ず理解すべきだ。つまり、ロシア対ウクライナでは割り切れないと言う事だ。
追追記
イギ○○の○様が登場するのは、もっけの幸いだったと思う。嵐が丘のヒースクリフの扱い方に対する抗議の意志になるかなぁ?勿論、広い意味に於いて、現状の○室や○相に対しても。(具体的に述べると消されるので)
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