「命が宿る幻影」エンパイア・オブ・ライト Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
命が宿る幻影
1980年イギリスはマーゲイトという町の映画館「エンパイアシアター」で働く従業員の苦悩と過去の話。
どうやら精神的に病んでいる様子の統括マネージャーのヒラリーと、新しくやって来た建築家になりたかった黒人青年スティーブンが交流を深めていくストーリー。
クソ支配人や気配りが出来る優男、パンキッシュなお姉さんに映画を愛する映写技師等々に囲まれつつも、ほぼほぼ2人のエピソードを展開していくけれど、う~ん…親子程も年の差がある2人ですからねぇ。
多様性を強調するというよりも、所謂恋愛映画になるのを嫌ってのこの設定なんでしょうかねぇ。ルビーの存在もあることだし。
この時代では弱者であり、虐げられたり蔑視されたり同情という名の哀れみの目でみられたりする立場の2人が、途中ちょっと近くなり過ぎた感は否めないしどうなっちゃうのかと思ったけれど、ちょっと寂しく前向きで爽やかな物語になっていてなかなか面白かった。
こんばんは~
いつも共感、共感返しありがとうございます!
Bacchusさんのレビュー読んだら最初の方めっちゃ被ってました(笑)
でも修正はしませんよ!(笑)
いつも酔いながら頑張って書いてるレビューなんで。
またよろしくです👍️
失礼します
今作品の賛否の部分に、性的搾取の逆転現象を印象として醸し出している点があるかと推察しました でも、支配人には何も得るものはない、でもアルバイトの青年は人間性の多様を享受できたという違いに、決定的な意味合いを表現したかったのだろうと・・・ でも、あの支配人、何気に精神的不安定な人、アフロイングリッシュを雇用している所も作為があるとはいえ、表面的にはかなりのリベラルなのではと勘ぐった次第です 何が言いたいかというと、決定的悪者が今作には存在しないことに、生煮え感をもたらしてしまい、釈然としないのかなぁと・・・
失礼しました