チケット・トゥ・パラダイスのレビュー・感想・評価
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息抜きに良い作品
肩の凝らない映画
分からなくもないがやはり毒親。
公開から時間が経ってしまったがやっと鑑賞。
感想としてまず言いたいことは『リリーが可愛い!』『バリが素敵すぎる!』ということだ。お互いが感じていることを私も素直に感じ、これならスピード結婚にもなる。
ところどころ笑えるシーンがあり楽しめた。しかし予告を見た印象から、もっと作戦として妨害を行うのかと思ったが思ったよりあっさり認めていてそこは残念である。
デイビッドとジョージアのやり取りが面白かった。あの姿を見ると普段から仲が良いのかと考えてしまう。特に酔うシーン。
結局のところハッピーエンドだったが二人は果たしてその後上手くいったのだろうか…。
何年後の姿も映画内に有ったらもっと感動できたかもしれない。
※一日前の「母性」に続き毒親がテーマの一つだった。テレビでも毒親特集がやっており毒親週間だった。
親の自立がライトに描かれている
最近流行りのシニアの恋を真正面から描いた手堅いラブコメ
20年前に離婚したデイヴィッドとジョージアは一人娘リリーの結婚式に向かう機内で鉢合わせ。ロースクールを卒業しこれから弁護士を目指そうとしていた矢先に旅行先のバリ島で養殖業をやっている青年と出会って電撃婚というのがとにかく気に入らないという一点以外は全く意見が噛み合わない二人は結婚を断固阻止すべく協力するが・・・からのラブコメ。
こんな話、そりゃそやろというオチにしかならないわけですけど、娘を持つ親あるあるがパンパンに詰まっているので笑いながら身につまされます。『クライ・マッチョ』、『選ばなかった道』、『マリー・ミー』、『トップガン・マーヴェリック』、『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』、『僕が愛したすべての君へ』等々今年は何気にシニアの恋を扱った映画が多いですが、本作はそのトレンドのど真ん中にある作品。ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの軽妙なやりとりがとにかく楽しい、手堅い一品でした。
離れてしまったのがちょっとしたきっかけなら、元に戻るのもきっと同じ
いがみ合って別れた元夫婦が娘の電撃結婚を阻止するために20数年ぶりに停戦協定を結びてんやわんやするポカポカコメディ。
一緒にいたくはないけど、娘のために仕方なく行動を共にしていたら、
少しずつ二人のわだかまりが解けていく。
すれ違いが重なり、あるちょっとしたきっかけが決定打となり離れてしまった二人だけど、元に戻るのに必要なのもちょっとしたきっかけ。
フィクションだけど、人生らしさがぎゅっと詰まってるストーリーだった。
誰かと仲たがいしたり、縁が切れたりって些細なきっかけだよね。
離れたときと同じぐらいのちょっとしたことで元に戻れるかもしれないのに、なんだか意固地になってしまって、どんどん離れていってしまう。
仲たがいではないけど、何かと「タイミングが…」なんて理由をつけて、しばらく連絡できていない友人に思いきって連絡を取りたくなった。時には二人みたく勢いって大事だよね。
トラベルムービ⁉️
紳士淑女のラブコメディ
”スーパー大好きよ‼”
離婚後20年、愛する娘の卒業式の為再会した元夫婦だが、相変わらずいがみ合いばかり。そんな中、将来有望な娘が卒業旅行で行ったバリ島で好青年に一目惚れし、そこで暮らすとか言い出したもんだからさぁ大変。
とりあえず、娘を連れ戻すという共通の目標のもと、一旦休戦し協力して”トロイの木馬”作戦を実行しようとした2人だが・・・と言った物語。
美しいバリ島の景色の中、豪華キャストで贈るコメディ作品。
笑えるポイント盛沢山‼軽快な悪口(⁉)を言いあいながら、デイヴィットとジョージアの娘奪還作戦が始まっていく。
難しい話は一切なく、テンポよく事が進んでいくので誰が観ても楽しめそうな作品ですね。
結末なんかは、まぁ全くの予想通りというか、意外性とか驚きポイントとか無いんだけど、笑えるだけでなく、シンプルでありながらグッと来させられる場面もあり、娘の姿を観ながら自分たち自身の姿を見つめ直す展開なんかは心が温かくなりますね。
さらに、バリ島のなんと美しいこと・・・。こんなところに暫く住んでみたいですね。
そして思わぬピンチに出てきた「やっぱり」には声を出して笑いそうになったw
何だかんだで親子って似るもんなんですかね。とても観易い物語の中にも、ちゃんとした親子愛のメッセージ性のある作品だった。
お気に入りキャラは飛行機で同乗した元気なおばちゃん。少ない出番で物語をしっかり盛り上げてくれました‼
何事も思い立った時に、楽しんだもの勝ちってことかな。
終わり方も最高ですね☆
異国の楽しいゆるゆるコメディ!
親子の想いと結婚を通した家族の絆
結婚に失敗して別れてしまった両親とその唯一の娘の結婚を止めようとする物語。
娘が長年の努力の末、晴れて弁護士として働き始める前、その束の間の友人との卒業旅行でバリに行った際、南国のイケメン出会いに恋をして、弁護士としてのキャリアを始めることにもやもやしていたところ結婚を決意しその島で住むことにした。それを聞きつけた両親は長年の仲違いを一旦休戦して娘の結婚を阻止しよう島に向かうが。;
明るいポジティブな内容で面白かったです。
娘を思う両親と娘自身の想い。普遍的なテーマですが美しい島を舞台に、島出身のイケメンとその島の人達との繋がりや島の伝統、さらに別れてしまった両親の過去や娘の結婚を通した二人の関係の変化などがしっかりと描かれていて面白かったです。
最高に幸せになる映画
よくあるお気楽コメディムービーだと期待しないで観ましたが、とても素敵な映画でした。
ジュリアとジョージの安定感のある演技は勿論、景色も素晴らしくバリ島に行きたくなりました。個人的によかったのは、離婚した親2人が娘の結婚を気に意識が変化していく様子。結婚・出産したこと自体はとても幸せに感じているけど、歳を重ねプライドも考えも凝り固まっている自分自身にモヤモヤして生きている。若い頃は「生きる」ってもっと楽しかったはずなのに、、そんな複雑な気持ちを抱えたジュリアのセリフが時々ズーンと心に突き刺さってきました。子供を育てている親なら尚更心情が深く伝わると思います。最後のシーンは最高にスカっとしました。エンドロールの撮影風景もお見逃しなく。
想像と違った
予告編を見て想像したストーリーは…
「娘の結婚を止めに来た2人。彼らの策略が成功し、結婚は中止に。でも後味の悪い2人は娘と彼氏を仲直りさせるために奔走して、仲直り、結婚、で仲違いしていた主人公2人もよりを戻す…」
と、そんな話を想像していた。
概ね合ってるとも言えるが、違ったのは「結婚が中止」にはならず、「仲直りさせようと奔走」もなく、
意外とあっさりしてたこと。
まあ、本作は主演2人が楽しみながら演じているのを見ることができれば満足なので、そういう意味では合格点だろう。
ハッピー!ハッピー!バリへ行こう!
バリ島?
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