メイヘムガールズのレビュー・感想・評価
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百合とドラゴンボール
中盤までの雰囲気は悪くなかったんだけどなぁ。
恋は盲目とはいえ、いきなり銀行襲うかね。
仲間もあっさり協力しちゃうし、そのくせ金額は(銀行強盗にしては)ショボい。
男も最初は家に連れ込まなかったり分別あるのかと思いきや、分かり易いクズ。(あれで改心は無理がある)
意見の相違があったとはいえ、いきなりビルに叩きつけたり車飛ばしたり、あまりに殺意が高すぎる。
直前まで祐介に会わせるの拒んでたんだよね?
大金を盗み、街を破壊して、平気で日常に戻るのも常軌を逸してる。
などなど、心の動きが一々納得できず。
CGの安っぽさや、演技がイマイチな点はB級映画と分かって観ているので許容範囲。
でも、序盤のいじめ問題も主人公の家族も、教師関連も、特に活かされることなく終わってしまった。
コロナや現代社会の閉塞感を強調したかったのだとは思うが、息苦しさより民度の低さが不快。
締め方も、今後の関係性についての示唆が曖昧でスッキリしない。
宇宙に行く展開とかは特にだけど、実写よりアニメの方がまだ馴染みそうな脚本だった。
低予算でもやりたいことをやる気概
コロナ禍の女子高生に超能力が覚醒する話。
合成の精度や仲間割れの動機など
色々不満はあります。
合成の精度は予算の問題があると思うので
仕方がないと思います。(毎回思うのですが
予算問題で客である自分が妥協することは
逆に作品に失礼?)
動機に関しては、作品に没入する為の
重要な要素なので、そんな理由で?と
思ってしまうと辛いです。
あと英語教師とのやり取りは必要として、
全体的にあんな不快な印象を
与える必要があるのか疑問でした。
しかし挑戦する姿勢が
未来を切り開くと信じています。
低予算でも超能力バトル作品を作ろうとする
気概はとても素晴らしいと思います。
また、今の日本の問題も
さり気なく取り入れられていて
その部分は共感出来ました。
久々に大好きな「クロニクル」を見返して観ます。
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