「百合とドラゴンボール」メイヘムガールズ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
百合とドラゴンボール
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中盤までの雰囲気は悪くなかったんだけどなぁ。
恋は盲目とはいえ、いきなり銀行襲うかね。
仲間もあっさり協力しちゃうし、そのくせ金額は(銀行強盗にしては)ショボい。
男も最初は家に連れ込まなかったり分別あるのかと思いきや、分かり易いクズ。(あれで改心は無理がある)
意見の相違があったとはいえ、いきなりビルに叩きつけたり車飛ばしたり、あまりに殺意が高すぎる。
直前まで祐介に会わせるの拒んでたんだよね?
大金を盗み、街を破壊して、平気で日常に戻るのも常軌を逸してる。
などなど、心の動きが一々納得できず。
CGの安っぽさや、演技がイマイチな点はB級映画と分かって観ているので許容範囲。
でも、序盤のいじめ問題も主人公の家族も、教師関連も、特に活かされることなく終わってしまった。
コロナや現代社会の閉塞感を強調したかったのだとは思うが、息苦しさより民度の低さが不快。
締め方も、今後の関係性についての示唆が曖昧でスッキリしない。
宇宙に行く展開とかは特にだけど、実写よりアニメの方がまだ馴染みそうな脚本だった。
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