「なんと言っても北村有起哉演じるうらぶれた探偵がカッコよくて良い味を出している。話がもう少し面白ければ良かったのだか、何とも味のある和製ハードボイルド探偵の誕生に乾杯🍻」終末の探偵 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
なんと言っても北村有起哉演じるうらぶれた探偵がカッコよくて良い味を出している。話がもう少し面白ければ良かったのだか、何とも味のある和製ハードボイルド探偵の誕生に乾杯🍻
①社会の裏側を商売の場所としている探偵が主人公だから、ヤクザ社会の変貌、中国人の日本の不動産の買い占め、中国マフィアの台頭、新たな手口の地上げ屋、独居老人ばかりになった団地、外国人の不法入国・滞在、難民問題等々、現代日本の抱える闇の部分が浮き彫りにはなっているが、話の中身が在り来たりで物足りない。
ボランティアの好青年が実は危ない奴だったというエピソードは必要だったのか?
フィリップ・マーロウ物くらいのtwistedで練った内容であれば和製ハードボイルド兼フィルムノワールの傑作になったかも知れない(高望みかも知れないけれども)。
②ただ北村有起哉扮する探偵像が大変宜しいのでこれぐらいの星の数にします。
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