劇場公開日 2023年5月12日

「私たちも、当事者として」劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE シムウナさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0私たちも、当事者として

2023年5月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

サイコパスシリーズ10周年に
相応しい大作でした。
これまで本シリーズを
鑑賞してきたファンなら
大満足ではないでしょうか。

一見さんはちょっとお断り感があり
(冒頭、世界観を紹介してますが、一瞬)
ちょっと気になる方は大急ぎで
過去作品をチェックです。

いろんな方に勧めたいけどね・・・
ボリュームあるからなぁ(笑)

美麗な映像、音楽、アクション
不満な点ほぼないです・・・が

ドミネーターがほぼ終盤まで
発砲されない状況の中で

反撃開始

メインテーマ曲
「PSYCHO-PASS」が流れる

ドミネーター起動

ユーザー認証

狡噛慎也

もう、胸アツ展開!!
その後、すぐにドミネーター
壊されちゃうけど
予告編で知っていたけどさ・・・

監督さんがこのドミネーター
破壊されるシーン追加したみたいけど
もう少し、狡噛さんの
ドミネーター無双みたかったよ

近接戦闘、ドローン遠隔操作、
後方支援(ハッキング)
とにかく終盤の畳みかける
アクションは鳥肌ものです。

3回鑑賞しても、
ラストの常守朱の決断は
心揺さぶれる

1期からずっと彼女の信念は
ブレることがなかった
シビュラシステムと法の共生
法の廃止が加速化するなかで
彼女が取った行動

正義と真実は多面的という台詞

いつも映画鑑賞するときは
いろんな角度で鑑賞して
新たな発見を探してる。

常守朱本人、その他の登場人物の
貫いた正義、
この社会で生きてる国民の視点。

AIに生活に浸透している50年、
100年後の未来を想像する
我々の視点。

AIは便利だけど、
任せっきりになると
人は考えなくなる
思考を停止しては駄目、
人の価値が失われていく。
この作品はどのシリーズも
考えされる。

エンディングテーマ曲
EGOIST「当事者」
この歌詞、常守朱の物語。

自らの手を汚す事を選んで
私は当事者になる

あかねーーーーって叫んじゃうよ
まだ、20代の女の子だよ(涙)

3期の初めに繋がる話。
モヤモヤした部分は解消されたけど
このシリーズ、まだ終わっていない

シビュラシステムと法の在り方
この作品は、理想的な世界を
どんな形で示すのか

是非、4期かさらなる
劇場版(完結編)を
お願いしたいです。

シムウナ