ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのレビュー・感想・評価
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圧巻の歌唱シーン
希代の歌姫ホイットニーヒューストンの、デビューから亡くなるまでの半生を描いた作品。
伝記映画の常だが、主演のナオミ・アッキーもそれほど似ているわけではいない。
それでも、ホイットニーの苦悩と葛藤が、苦しくなるくらい伝わってくる演技と高い再現性が素晴らしい。
そして次から次へと登場するヒットナンバーは、特に大ファンだったわけでもない自分が今聴いても感動するレベル。
とにかく歌唱シーンは圧巻かつ胸熱だ。
ケビン・コスナーと共演した、映画初出演となる『ボディガード』のシーンも少しだけ出てくるが、公開から30年も経つんだね。
何もかも皆懐かしい。
ファンであってもなくても、世代的にストライクの人は楽しめると思う。
是非ご覧いただきたい。
優れた音楽映画
I Will Always Love You
ホイットニー・ヒューストンの名前は知っていましたが、彼女がどう生きたかまでは知らず、完全真っ白な状態で鑑賞しました。
音楽映画としては最高の歌声を堪能することができました。本人を映像越しでしか知らないので、ナオミ・アッキーの演じるホイットニー・ヒューストンがとても眩しかったです。とてつもない声量から繰り広げられるバリエーション豊富な歌たちに身を任せっぱなしでした。
どうしてもソロアーティストとなると、その生涯をなぞり書きする感じで物語が進んでしまうのが惜しいところです。バンドやグループだったら、他の人物との苦悩の共有などができて復活の狼煙をあげる激アツな展開があるんですが、今作はホイットニーの薬物問題や離婚の問題などがサラッと描かれているので薄味に思えてしまいました。個人的にスターへの階段を駆け上がっていく途中に、調子に乗ってしまう様子はあまり好きではありません。仕方のない事なのかもしれませんが。
とにかく音楽を堪能する映画としては見応え十分でした。伝記映画としては微妙なラインだったので、改めて伝記映画の作りの難しさを味わう事になった作品でした。
鑑賞日 12/25
鑑賞時間 9:20〜11:55
座席 S-31
よかった~‼️
駆け足すぎる…
ホイットニー・ヒューストンの影
再会できて、本当に嬉しい
ホイットニーの自伝的映画。
公開されてから初めて知った、この映画。ホイットニーファンとして、この映画が制作されていることを知らなかったことを恥じています。
内容は最高。ホイットニー・ヒューストンの栄光と挫折を余すことなく観ることができる。
よく、「もうホイットニーの歌声を聞くことはできないんだなぁ」と思うことがあったので、再会できて本当に嬉しい気持ちになった(LIVEで聞いたことがあるわけではないが笑)。
ナオミ・アッキーの歌唱力にも驚愕。
ボビー・ブラウンがエクスキューズなしでクズ野郎として描かれているところもおもしろい。
しかし、アーティスト系の自伝的映画って、レイ・チャールズの『Ray』もそうだけど、このパターン多いなー。
デビュー→売れる→売れすぎる→プレッシャーで薬物と性愛に溺れ身を崩す(ホイットニーの場合は、性愛は夫がだけど)→亡くなる
大変な世界なのですね
歌声に感激
あのドキュメンタリー映画を見てしまったファンには
「アバター」を鑑賞するつもりで映画館に行ったが、あいにく満席だった。仕方がなく「ホイットニー・ヒューストン」を観ることにした。
数年前にホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画を鑑賞していて、その出色の出来栄えに驚いた。ヒューストンが家族や親戚他の格好の餌食にされていたことの証言集だったからだ。数億人に1人いるスーパースターによくあることと聞いてはいたが、これほどとは思ってもいなかった。勿論、夫であったボビー・ブラウンもその取り巻きの一人である。
映画は彼女の生涯をなぞっただけの駄作である。ドキュメンタリー映画に及ぶべきものでもない。主演女優の歌唱は聞きものだけど、容姿がホイットニーに比べ明らかに劣っている。ホイットニー・ヒューストンはモデルなみの容姿肢体だ。まぁ、そこまで言ったら主演女優に可哀想か。
彼女が薬物に手をそめる理由が、ドキュメンタリー映画でもよく解らなかった。。物凄い重圧の中で生きていたことは間違いない。声に良いはずがない煙草を吸うなんて考えられない。映画のなかでもジュディ・ガーランドやジャニス・ジョプリンが薬物乱用により早死したと警告しているが、その通りとなってしまった。彼女の悲劇は自身だけにとどまらず、1人娘にまで及び早死にしていることだ。あまりに悲しい。かってファンだったので、0,5点加点しました。
二人のクズのせいで
劇場がライブ会場⁉️
悲しいラスト
個人的には、観たかった『ザ・ボディガード』のエピソードの再現があったから割と満足。
2012年に、麻薬によってホテルの浴槽で心停止・溺死した経緯を報道で知っているため、悲しみが覆う作り。
父親の使い込み、旦那の浮気とDV、自身のアルコール&ドラッグ依存症、結局ミュージシャンにありがちな転落のステレオタイプに陥るしかなく。
うっかり酒と薬に溺れた者の末路は同じ。
(描かれてはいませんでしたが、別れた旦那との間の娘も、20代でドラッグから風呂で亡くなっているので、幼少期〜少女期の姿が出てくると悲惨さが増しちゃって)
映画として再現度が高ければ高いほど、爽快感から遠ざかるラストでした。
つくづく、あの類まれな歌声と才能がもったいなかったと思いました。
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