「伝説にするにはまだ早すぎるかもね」ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
伝説にするにはまだ早すぎるかもね
最近、ミュージシャンの伝記ものが流行っていますが、今回の作品は、映画「ボディ・ガード」で主演、主題歌を行ったホイットニー・ヒューストンのお話、彼女がどのように歌手になったのか、どのようにスターに登りつめたか、そしてどのような人生を歩み、50歳前で死去する事になったのかを物語にしている。
実は、ホイットニー・ヒューストンって私的には、好きでも嫌いでもなく、正直真剣に彼女の曲を聞いた事はなかったので、映画「ボディ・ガード」の主題歌にか記憶にないのだが、1人のミュージシャン、1人のエンターテイナー、1人の人間として映画の内容を問てみると、人に勝る才能があり、人並み以上の富が得られたとしても本当の幸せに繋がるわけではない、しかし、どうしてもミュージシャンや俳優さんって、ドラックに溺れ、結婚に恵まれず、家族や友人に裏切られ・・・
ただ、ホイットニー・ヒューストン自身が私にとってリアルタイム過ぎるので、まだまだ本作品を見てもピンとこないかな・・・
内容を通して一番良かったのは、ラストに近いシーンで、ファンバーテンダーの方が、ホイットニー・ヒューストンに声を掛けるシーンは、良かったかな・・・
ミュージシャンにとって、ある意味うざい存在であり、しかし、逆の心の支えになるファンの存在、あのシーンは、私にって何でもないシーンに見えるけど大変にジーンとくるね。
しかし、分からなかったのは、なぜ、旦那さんと何時までも繋がっていたのか・・・
お父さんにも不満が有ったのなら、早い所、断をしても良かったのではないか・・・・
ちょっと見ていて、この辺のホイットニー・ヒューストンの苦悩がいまひとつ大雑把に作られていたので、見ている私には伝わらなかったかな・・・
唄声の天使として、綺麗に内容を作り過ぎているのかもしれないね。
PS
数年前から、日本のお正月映画のラインナップにときめきと言うかドキドキ感が無くなってきたな・・・
何か寂しいな・・・・コロナだからと言うモノではなく、その前から正月映画の番組の構成の作り方に、何か不満、不安を持っているのは俺だけかな・・・・
今回のお正月映画も本当に寂しい限り・・・・