「「THE VOICE」我々に感動を与えてくれた歌姫の耳にはどんな声が届いていたのか」ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
「THE VOICE」我々に感動を与えてくれた歌姫の耳にはどんな声が届いていたのか
リアルタイムで衝撃的な訃報を知っている身としては終始切ない想いで映像を見つめてしまった。
本来ならば護るべき存在であるはずの家族が富と名声に踊らされ無理を強いてしまう恐ろしさ。
他の誰にも代えがたい才能がこうして芽を摘まれて行くのは耐え難いことだと感じてしまう。
23歳で頂点に上り詰めたホイットニー・ヒューストン、一人でなんとかしなければと考えたのだろうか・・・
せめて身を案ずる誰かの声が届いていれば、違った人生を歩めていたかもしれないと、過ぎてしまったことではあるが、悔やみきれない歴史の中の出来事であった。
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