「雰囲気通りの映画」ブルーを笑えるその日まで Omiさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気通りの映画
ポスターの雰囲気に違わず、
思春期特有の陰鬱とした不安定さや痛み、
青い透明感を描いた青春ドラマです。
雰囲気的にはリリイ・シュシュのすべてに近いですが、
あちらよりはマイルドで、力を抜いて観ることが出来ます。
「そんなに……?」と思ってしまうほど自分の意見を言えず、
声を出すのも凄く時間がかかる主人公が、
アイナとの出会いを通じて成長していく様が微笑ましいです。
アイナは一体何者なのかとか、
司書さんがどうしてプリクラを持っていたのかとか、
謎も残る作品で、考察のし甲斐があります。
主題歌は別のが良かったのと、もう少しだけパワーが欲しかったのとで−0.5です。
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