「ストリートアートのようなアニメ」ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック! kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ストリートアートのようなアニメ
ミュータント・タートルズは、90年代の映画も、ミーガン・フォックスが出演していた映画もあまり好きではない。カメたちに愛着がわかなかったのが主な原因だった気がする。
今回の映画をなぜ観ようと思ったか。それはこのアニメの感じがとても好みだったのと、セス・ローゲンが絡んでいたから。何よりアニメで描かれるタートルズたちが魅力的に見えた。そしてその予感は個人的に正しかった。
4人のタートルズが飛び跳ね、華麗に戦い、ティーンエイジャーらしくグチったり、妄想する姿がとても愛おしい。それはとても手書き感のあるアニメの画風の影響も大きい。ここまでいろんなものを歪んで描くアニメも珍しい。ストリートアートの雰囲気も感じてとても好感を持てる絵だった。
そして序盤に映し出される実写映像。その内容も含めて、ここらへんの演出にセス・ローゲンっぽさを感じるのは私だけだろうか。
エンドロールで初めて知ったが、アイス・キューブとかジャッキー・チェンが声優やったいたことも驚いた。当然のことながら続編を匂わせていたし、彼らにまた会えることを期待したい。
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