湯道のレビュー・感想・評価
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とても魅力的な橋本環奈さんと昭和レトロな銭湯に癒されるハートウォーミングな群像劇
予告を見てかなりコメディ色の強い作品と予想してましたが違いました
淡々と真面目にほっこり路線、時々クスッとさせ、最後の方にはホロッとさせるハートウォーミングな作品です
「HERO」「マスカレード シリーズ」の鈴木雅之監督なので本作の様な豪華アンサンブルキャストは十八番ですね、そこに「おくりびと」の小山薫堂さんの脚本ですから安心・安定の面白さです
本作で一番印象に残ったのは橋本環奈さん
とても爽やかで温かく、時に生田斗真さんと濱田岳さん演じる主人公兄弟を融和させる かわいらしい"いずみちゃん"を清々しく演じ終始 癒されました
予告編にも登場する"くれない茶屋"からのダイナミックな景色を眼前に五右衛門風呂に入るくだり
その映像だけでなく、ストーリー展開がいい!
本作で一番好きなシーンです
そしてもう1つ
小日向文世さんと奥さん役の藤田朋子さん、その二人の娘を演じる生見愛瑠さんと米野真織さんが織り成す家族のエピソードがよかったです
うちの近くにも"まるきん温泉"の様な超昭和なレトロ銭湯がありますが、ずっと残っていてほしいとあらためて思いました
展開がベタで、対立する兄弟の考えが徐々に変化していき、父が残した銭湯をどうするのか、結論が出るまで予想通りの展開となりました。しかし日帰り温泉ファンとしては大変意義ある作品でした。
数年前には「テルマエ・ロマエ」なんて映画もヒットさせたフジテレビ製作なので、日帰り温泉マニアとして、今回の映画によってふたたび銭湯ブームが来ることを期待しています。
アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」など著名作品の脚本家である小山薫堂が、日本特有の入浴行為を文化としてとらえ提唱する「湯道」を基に、オリジナル脚本で映画化した作品です。
監督は、「マスカレード・ホテル」、「マスカレード・ナイト」や「HERO」など、フジテレビ製作の映画をけん引する鈴木雅之。
今回も「マスカレード~」シリーズ同様、舞台となる銭湯そのものを作って撮影に挑んだという気合の入れ様です。
そもそも「湯道」とは、茶道や華道や香道などと同じく日本古来の文化を継承する道として風呂のお湯を極める道として提唱されています。温泉も入りますが、自然と共生することを重視する「湯道」では、井戸水や川から汲み上げた天然水を沸かして入ることや、銭湯文化が主体です。
物語は、亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」に三浦史朗(生田斗真)が突然戻ってきたところから始まります。
帰省の理由は店を切り盛りする弟の悟朗(濱田岳)に、古びた銭湯をたたんでマンションに建て替えることを伝えるためでした。
実家を飛び出し都会で自由気ままに生きる史朗に反発し、冷たい態度をとる悟朗。
一方「お風呂について深く顧みる」という「湯道」の世界に魅せられた定年間近の郵便局員・横山(小日向文世)は、日々、湯道会館で家元から入浴の所作を学び、定年後は退職金で「家のお風呂を檜風呂にする」という夢を抱いてるが、家族には言い出せずにいたのです。そんなある日、ボイラー室でボヤ騒ぎが起き、巻き込まれた悟朗が入院することに。
銭湯で働いてる看板娘・いづみ(橋本環奈)の助言もあり、史朗は仕方なく弟の代わりに「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごします。
いつもと変わらず暖簾をくぐる常連客、夫婦や親子、分け隔てなく一人一人に訪れる笑いと幸せのドラマ。そこには自宅のお風呂が工事中の横山の姿も。不慣れながらも湯を沸かし、そこで様々な人間模様を目の当たりにした史朗の中で凝り固まった何かが徐々に解かされていくのでした。(HPより抜粋)
前半は、「まるきん温泉」の常連客のエピソードが羅列していくところは、まるでフジテレビの銭湯バラエティを見ているようでした。そして、横山の足取りを追うことで、突如として顕れる湯道家元のシーンでは、まるでお茶や華道の作法かと思わせるような厳粛な和の精神を汲んだ、師範たちが披露する入浴儀式が描かれたのです。この湯道を描くシーンと「まるきん温泉」を描くシーンの関連が希薄で、違和感を感じました。この映画はどこに向かっていくのだろうと思っていたら、後半で根底にある「湯に浸かることの素晴らしさと大切さ」は同じであることを、ラストシーンによって集約されていったのです。
このように映画ファンとしては、展開がベタで、対立する兄弟の考えが徐々に変化していき、父が残した銭湯をどうするのか、結論が出るまで予想通りの展開となりました。
但し、mixi日帰り温泉関東+周辺コミュニティの運営に20年近く関わってきた者としていえば、大変意義のある作品だと感じました。
昨年から今年になって、都内の銭湯でも20軒くらいの銭湯が閉店してしまいました。銭湯がブームにになっていているという昨今でも、銭湯の経営は大変厳しいのです。だから「まるきん温泉」でも兄弟が閉店してしまおうとしたことは自然の流れだったと思います。
そこに客として突然とびこんで来たのが、風呂評論家の太田与一(吉田鋼太郎)でした。彼は源泉かけ流し主義で、銭湯自体が邪道で昭和の遺物だというのです。温泉でも循環式は断固拒否するという徹底した温泉至上主義者だったのです。
銭湯を否定された悟朗は、憤慨して言い返すのです。銭湯だって井戸水を汲み上げて、かけながしている源泉かけ流しなんだと。これは本当です。銭湯の中には、まったりとした水質の良さを感じさせるところが多いのです。
そして客のひとりは、お風呂は成分だけじゃないのだといってのけるのです。お風呂に入っても癒されるのは、温泉成分のせいではないのです。たぶん浴槽を包んでいる常連客の人情とか、湯を沸かす店主の気持ちが湯から伝わってくるものがあるからなんですね。だから「まるきん温泉」の常連客は、口々にお風呂はこころの太陽だと叫ぶのでした。
源泉かけ流しの有名温泉に負けない銭湯の魅力とは、店主や常連客によって醸し出される暖かいこころ、居心地の良さであり、「湯を沸かすほどの熱い愛」を感じさせられる場所なんですね。そして、ボゥ~と入浴しているうちに、自然と煩雑な日常から離れて、本当の自分と向き合える場所になるのだと思います。
贅沢なグルメにに舌鼓を打ち、温泉の蘊蓄を語り会う温泉旅の魅力を否定はしませんが、回数券を握りしめて、必死で自転車を漕いで通い詰めるという毎日の生活の中での銭湯通いのいいところにもぜひ注目してほしいと思います。
『湯道』は毎日のお風呂生活の中で、こころを見つめるというまるで坐禅のような境地を説いているところにとても共感を持てました。実際に銭湯に通っている人はもそこまで深く湯船で内観している人はいないかもしれません。でも映画で描かれた「湯道」を実際に取り入れて、実践していく中で、何かしら悟りに近づいていけるのかもしれません。
笑った 泣いた 整った!
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
お風呂の映画ですか、小学4年までは通っていました。
お風呂屋さんに。ある日、私はおもちゃを買って貰ったんですよ。お風呂遊び用の。家には風呂がないんで、持って行ったんです。
湯船に入って洗い場に行くとないんです。うそでしょ?もちろん探します。なんと・・・
知らない子供が遊んでいやがる!盗られた!とても楽しそう。私はシャイなんで返してって言えないんです。母に言っても知らんぷり。
今だったらやんわり言えるんですけとね。やんわり。
このクソ貧乏長屋のクソガキめ!
お前もだよ‼️
温泉も良いですよね。雪を見ながら露天風呂。木のおぼんに乗った熱燗。
うーん 中と外からあったまるねえー 極楽、極楽。
妄想です。でも我慢出来ない時は近場のスーパー銭湯に行く訳です。檜風呂や露天風呂もあり卓球も出来るからね。
ある日の事です。宴会場でビールを飲んでいました。
只今より一時間カラオケタイムになります。金額は普通のカラオケの倍。
舞台が有ってそこで歌えるんです。最初におばちゃんが出てきて演歌を歌います。まあ素人なんで下手。他人に聴かせるレベルじゃない。まあいいかと。
次におっちゃんが出てきて演歌を歌います。やはり下手。我慢です。そしてそのあと、なんと・・・
またあの、おばちゃんが出てきた。そしてその次はおっちゃん。
多分夫婦。篠崎あたりの場末のスナック、来夢来人で練習して、ここでお披露目かい。それが4回繰り返えされる。計8曲だよ。
いやはや難行苦行だよ。そりゃあ歌ってる方は気持ち良いでしょうよ。多分その夫婦以外もそんな気持ち。他の方が3曲くらい歌います。
はい、次の曲でカラオケタイムは終了です。
なんとまたまた、あのおばちゃんの登場。横にはおっちゃん。おばちゃんは気持ち良さそうに歌います。おっちゃんは「よいしょ!」と合いの手。そしてカラオケタイム終了。
お前らは専属歌手か‼️
はい。長い枕終了です。ごめんなさい。簡単にストーリーを紹介します。
東京で建築家として名を馳せた三浦史郎(生田斗真)は実家の銭湯に帰ります。名前は「まるきん温泉」
弟の吾郎(濱田岳]と看板娘の秋山いづみ(橋本環奈)で切り盛りしています。
しかし史郎は銭湯を売却してマンションにすることを企んでいます。吾郎とは冷たい関係です。
一方、湯道に魅せられた退職間際の郵便局局員、横山正(小日向文世)は退職金で自宅に檜風呂を作ることを夢見ています。
なんか簡単に粗筋を語ってもネタバレしそう。
そして「まるきん温泉」にはバラエティ豊かなお客様がいます。
泣いて笑って喧嘩して。
エンドロールまで含めて面白いです。
俳優さんの話しです。好きな方は天童よしみさん。最初に来て、歌を唄います。まずは「けんかをやめて」そして「オンリーユー」「上を向いて歩こう」実に上手い。
憎いよ!このど根性ガエル!
カエルではありません。
あと、堀井豊(笹野高史)貴子の老夫婦。笑いながら泣いちゃいました。あの場面ね。
厚切りジェイソンは前から好きなんで嬉しかったなあ。漢字のネタは面白いです。
凹凸
もはやテトリスだよ‼️
あとね夏木マリ。ジブリの映画の、有名なキャラね。タイトルは、えーと忘れた。最近舞台にもなったよね。
主演は橋本環奈。あっ!思い出した!
銭湯千尋の神隠し
漢字変換間違ってるよ‼️
「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」以来小山薫堂にしてやられている気がします。今回もね。
なんかねフランスとかイタリアでこの映画は受けそうな気がします。富士山、相撲、紅葉、温泉猿、和洋折衷の建築、タトゥー、銭湯に関するetc…
フランスじゃ今、寅さんが人気だしね。
もう一回言いますか楽しかった。歌も良かった。シナリオもうまかった。
お付き合い頂きありがとうございました。
く
ごはんですよ!は三木のり平
田舎町の銭湯 「まるきん温泉」を舞台に、 銭湯に通う人々や湯道に纏わる悲喜こもごもとまるきん温泉の内情をみせる話。
店主である父親が亡くなって2か月、次男が継いだまるきん温泉に、葬式にも顔を出さなかった東京で建築家をする長男が、 マンションへの建て替えを目論んで帰宅し始まっていく。
勝手に不動産業者と話しを進めつつも、帰宅した際の弟の反応に言い出せず、とりあえずまるきん温泉の手伝いをする兄貴が、客やバイトの銭湯大好き女子との交流の中で変化を見せていく流れが主だけれど、そこになんとも怪しい湯道の家元 「二之湯」や、源泉掛け流し絶対主義の評論家や、あフロの風呂好きDJ.FLOWが絡んだり。
基本コミカルな作風の人情ドラマがありつつも、絶対に売らない!とはならないのが現代らしかったりしてなかなかユニーク。
ただ、結局なにが言いたいのかあまり良く判らないコメディという感じが強くて、 その割に特に湯道なんかはシュール過ぎてもはや宗教味があったり、他にもちょっと何でもありに行きかけていて、もっと判りやすい笑いに振った方が良い様に感じるところも結構多かった。
とりあえず何も考えずに観られる主に昭和世代向けのコメディということでw
そういえば夏木マリが途中まで誰か判らなかったw
「湯道」の違和感が最後まで拭えず。
今流行りのスーパー銭湯は、厳密に言うと自治体の定めで入浴料の上限の設定がある「一般公衆浴場=銭湯」とは違うということです。
そのくくりで考えますと、実は私は生まれてこのかた番台のある銭湯は一度も利用したことがありませんでした。幼少期、田舎暮らしは一軒家で内風呂当たり前でしたし進学して上京した際の板橋の下宿先も家賃3万台でなぜか私の部屋だけ奇跡的に風呂付き物件だったことを思い返して懐かしんでおります。
銭湯といえば幼少期にドリフのコントなどでよく扱われており、私にとっては「テレビの中の憧れのイメージ」です。よく考えたら夜のゴールデンタイムによくあんなお色気シーンやってたな、と思い返してニヤニヤしてます(笑)。
話がそれましたが、この作品は今や閉鎖寸前の古びた昭和の佇まいの銭湯を運営する家族、その銭湯の常連客を中心としたヒューマンドラマです。
そこに「湯道」という架空の「入浴を嗜む日本の伝統芸術?」をプラスすることでかなりコメディ要素がつよくなっております。
今や時代遅れの老朽化甚だしい、全く儲かってるとは思えない銭湯を続けるのか辞めるのか兄弟間での考え方の違いによる確執などはあり、コメディベースとはいえシリアスな局面も多少はありました。
しかし、それ以上に常連さんとの触れ合いや文字通りお風呂での裸の付き合いなどハートウォーミングな場面、そしてなんといっても「日本人だからこそ分かる入浴の醍醐味」が存分に表現されていて、まるでひとっ風呂浴びた様な爽快感、心地良さが勝る状況です。
ただひとつ気になるところが。
銭湯自体があまり世代通じて一般的ではない中で、そのしきたり、ローカルルールなどを真面目に説明するだけでも時代錯誤的面白さコメディに繋がる部分があったのに、わさわざ更に湯道という妙な世界観(失礼!)を差し入れる必要があったのか、というのが疑問としてありました。
まあ、それを言っては映画の主題が変わってしまうけど、逆に言えば銭湯のレトロな魅力がそれ以上だったということでしょうね。
風呂好き、銭湯愛好家はぜひ!
ほっこりゆったり。
「わ」と「ぬ」
胡散臭い奴らは‼️❓人の弱みにつけ込んでくる‼️❓
銭湯行きたーい♨️
銭湯、お風呂とは⁉️
すぐにでもお風呂に浸かりたくなる映画
結構前から予告で気になってた映画です。
予告が良いと
開けてびっくりつまらないなんてことが
よくあるのですが
イメージ通り
ほっこり&涙
のちょうど良い映画でした。
クリス・ハートと知らなくて
天童よしみとまさかのデュエットは
シビレます!
【”人は裸になったら皆、同じ。風呂で人を幸せにする。”泉質良き温泉に浸るが如き、心地よき作品。日本の風呂文化やその魅力をストーリー立てて描いた作品でもある。日本人に生まれて良かったなあ・・。】
ー 本作の面白そうな予告編を何度も観ていたので、序盤は”あれれ、余りお笑い要素が少ないな・・、”と思いつつ鑑賞して行くと、いつの間にか日本の銭湯を始めとする風呂文化と、魅力に取り込まれて行く作品である。-
◆感想というか、今作でも描かれる銭湯、もしくは温泉あるあるを勝手に記す。
1.旅先では、ホテルの風呂にも入るが銭湯があれば何はともあれ、暖簾を潜る。(特に京都。エンドロールでも多数の銭湯名が出るが、今や絶滅危惧種である銭湯が多数ある街である。)
湯温は、結構熱い銭湯が多く、(一番、熱かったのは飯坂温泉の共同浴場 波来湯である。50度はあったのではないか・・。)水で薄めようとすると、今作のように、常連のオジサンに窘められる。
- 因みに、薪で炊いた湯は、湯冷めしないとは良く言われる事である。-
2.入湯の際には、かけ湯をする。当然、股間はしっかり洗う。マナーである。
3.そして、熱い湯に片足を恐る恐る入れ、”ウーム・・”等と自然と声が出る中、全身を湯に沈める。タオルは、頭の上に乗せる。恥ずかしいからと言って、股間を隠すためにタオルを湯の中に入れるなどは、持ってのほかである。
で、今作の天童よしみさんの様に、誰もいない場合は鼻歌を歌う。
至福の時である。
4.身体を洗う場合には、隣の人に石鹸が飛ばないように、慎重に丁寧に洗う。
- 家では、こんなことはしない。-
5.そして、20分から30分ほど経ってから、タオルで全身を拭き、湯気に曇る戸を開けて、フルチンのまままずは、大ガラスに全身を映し、贅肉がついていないかチェックしてからブリーフを身に着け、牛乳を購入する。
フルーツ牛乳がある場合には、僥倖間を感じつつ速攻で購入し、左手を腰に当てながら牛乳をゆっくりと飲み干す。
- そして、サッパリしてから再びブラリと街に出るのである。風が心地よい。-
・今作が面白いのは、上記した内容を随所で描きつつ、日本人が如何に銭湯を含めた風呂文化を愛し、大切にしているかが巧く描かれている点であろう。
・”湯道”とは良く考えた言葉である。華道、茶道、剣道、柔道・・。日本には様々な道があるものである。
・”わ”と”ぬ”の看板を店先に描いたシーンなどはナカナカである。
・登場人物達が、皆が銭湯、もしくは温泉をこよなく愛している姿も気持ちよい。
- 勿論、あのメンドクサイ温泉評論家センセイ(吉田鋼太郎)を含む。-
・湯道の師範(角野卓三)と、風呂仙人(柄本明)との関係性や、“まるきん温泉”を支える、悟郎(浜田岳)や看板娘(橋本環奈)と、東京に出て一流デザイナーになった筈の兄、史郎(生田斗真)の最初は険悪な雰囲気から、徐々に関係性が好転して行くのも良い。
- 物語に、キチンと捻りがあり、後半は少しジーンとしてしまうシーンが幾つかある。-
・悟郎と史郎が看板娘を探しに、師範から聞いた”くれない茶屋”で、自分達で川から水を汲み上げ、薪をくべて湯を焚き上げ、眼前に広がる山々を眺めつつ、兄弟二人で五右衛門風呂に入るシーンは良かったなあ・・。
・更に、常連のいつもは夫婦で来るオジサン(笹野高史)が、ある日妻(吉行和子)を亡くし、寂しき想いを持つ中、イキナリ川沿いの露天風呂で亡くなった奥さんと再会した・・、と思ったら日本猿だったシーンは、一番会場から笑いが起きました。
・超風呂好きで、湯道を究めようとする勤続小30年の男(小日向文世)が、念願かなって自宅の新装した風呂にタップリと湯が張られた姿を見て泣き崩れる姿。
- そして、優しい奥さんと娘達の姿も良い。-
<旅先で入る銭湯では、人間観察も面白い。
ドンナオッカナイ顔をしている人でも、湯に入っている時の顔は柔和である。
今作は日本の風呂の文化やその魅力を、ストーリー立てて描いた佳き作品である。>
お風呂を通じて描かれる人間模様
予告編では唯一無二のお風呂エンターテインメントらしい
本作は、昭和の時代の銭湯ではやっていけないと思っている兄と
現在、銭湯をやっている弟の二人は序盤の険悪な感じが強い
しかも、兄が提案したマンション建築案を燃やしてしまったことから
大喧嘩になり、さらに事故がおこったことにより銭湯の存続も危ぶまれてしまい
兄弟二人とも銭湯を続けることが難しいを感じてしまう
本作は登場するすべての人がお風呂を愛しているが
評論家の人など、その価値観が大きくずれている人もいると思う
湯道の道場(?)の人もいたり、人間模様も多様で面白い
同時に銭湯の客が高齢になってくるとか
銭湯が時代遅れということを登場人物がひしひしと感じているのがリアルだなと思う
ただ、この作品は分かりやすいアクションとかコメディ的なものは
そこまで多くないので盛り上がりに欠ける地味な作品な感じがする
お風呂を題材にした映画にしてはよくできていると思うが
余談だが、映画を見た後
登場人物の黒人(本作の設定ではハーフ?)の男性を前科者にして
もう一人の白人の外国人を普通の人にしているのは
「黒人の偏見を助長する」という感じでポリコレ的なクレームが
今の時代に来ないかと思ってしまったが
それを考えていること自体ポリコレに毒されているなと思ってしまった
確かにアメリカは湯無いてっどだね。
アマゾンプライムで湯道への道を鑑賞後映画館へ。役者は同じだけど湯道の教え以外は別の設定でしたね。
父親が亡くなって銭湯を継いでいる、弟悟朗の元に東京で建築家をやっているが仕事がうまくいかなくて戻ってきた兄の史朗。銭湯なんて時代遅れの遺物なんて辞めちまえっ!て感じで兄弟喧嘩。なんか分かる〜。銭湯自体が嫌いなんじゃなくて弟の将来を心配してるから、そうなるんだよな。実際、客の殆どがジジババだもん、将来不安だわ。
40年程前、東京で一人暮らしを始めたアパートに風呂がなかったので近所の銭湯に毎日のように通ってた記憶がよみがえり、気持ちがふわふわ。ただ最近は450円なの?高いっ!当時130円くらいじゃなかったかな。
ま、それは置いといて、史朗のプラン、自分的には結構いいと思った。悟朗も共感してたもんな。さすが建築家だ。
それにしても俺、日本人なのに湯道って文化知らなかった。茶道や花道や書道などメジャーな日本文化は知ってるのにな。風呂の入り方に、上手下手があるなんて考えた事も無かったわ。
そして銭湯以外に懐かしかったのが五右衛門風呂。幼い頃、家族で住んでいた貸家の風呂がそうだった。深い鍋みたいな風呂桶で足踏みが必要。子供にはキツかったな。
前半はチョコチョコ笑えたんだけど中盤から涙止まらず。こういう兄弟話しが大好きなんだよな。スッキリハッピーエンド。エンドロールの上を向いて歩こう、とっても楽しかった。銭湯って温泉とは違う身近な幸せ施設なのかもね。
誰でもほんわか、心❤️温まる安定作品。ゆるい笑いもかえって良い。
イヤイヤ、小山薫堂主導の湯道 作品だけあって
わかりやすく、和む、かつ笑える作品
人それぞれ人生にはドラマあり
「湯」の前では平等
というか、皆んな仲良く行こうよ❗️的な和み作品
ぶれていない、
ストーリー自体は王道
何かを忘れている主人公が、本当の生き様を見出す的な
【こんな古ボケたポンコツ冗談じゃねぇぞ❗️→何が悪いんだ、最高だ❗️】
王道ストーリーが日本人的に心地よい。
若干荒唐無稽な【湯道】
権威主義的な評論家
様々な人間模様交え、賑やかに描く。
カメラアングル、場面切り替えもクルクル絶好調❗️
有料パンフ買ってね❗️
【有料パンフトリビア】なんか、落ち着かね〜なと思ってたら
湯槽が真ん中にあるのは関西地方とのこと
逆に富士山の背景は東日本とのこと。
和めます、笑えます。最高です。
窪田正孝、生田斗真の細マッチョは良い【そっち系ではないです】
ではなんで星⭐️マイナス1▼なのかって❓?
答えは簡単、俺【カラスの行水】でシャワーは好きなんだけれども、温泉含め♨️風呂あんまり好きでないだわ・・
という身勝手な星評価で申し訳ない。
おススメですよ!
全212件中、181~200件目を表示