「またか。」湯道 Raita Maipenさんの映画レビュー(感想・評価)
またか。
なんか見たことあるこのパターン。
伝統的な文化や風習を古いという都会の人。でもそれを賛美する外国人(の見た目の方々)。人間のふれあいを感じて、都会の人も最後は一緒に応援する。
めでたし、めでたし。
湯道も、別に否定をするわけでは全くないが、
茶道や華道のように形を重んじるまるで長く伝わる道のような描き方をされ、少し混乱。風呂の入り方は自由であるべきといいたいのか、それとも道に沿わせたいのか。素晴らしい日本の伝統文化、お風呂、銭湯のような描かれ方で途中からエンディングが少し想像できてしまい、ちょっと消化試合的になってしまった。
出していいのは男性はお尻まで、女性は肩まで。湯道は男性のみ、入る際は茶色のパンツ着用。お風呂には浸かるけどみんな髪型はバッチリ決まっていて、違和感たっぷり。
銭湯はゴージャスで、とにかくノスタルジックで映える。見ていて風呂に浸かりたくなる。安心して見られるけど、そこまで。
コメントする