「くだらなくて楽しい」探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 LSさんの映画レビュー(感想・評価)
くだらなくて楽しい
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気分を変えたくて今から観れるものを、と探して入ったら当たりだった。ベースのストーリーのしょうもなさ、各エピソードの殺伐さとゆるさの同居した感じ、主人公の店を始め新宿のゴチャゴチャした場末感、どれも2周ぐらい時代遅れの印象だがそれが妙に馴染む(自分が年だからだろう)。真面目に作られたくだらなさ(下品ではない)を楽しんだ。
ETや未知との遭遇へのオマージュ(モロ)も好きだが、偶然出会った主人公を守るために忍者になった竹野内豊がかっこよくて素敵だ。伊藤沙莉は映画作品では初めて見たが若くして貫禄あるような存在感があってよかった。
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