「誕プレはビットコインで」探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
誕プレはビットコインで
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各エピソードはほぼ独立している。
ホスト狂いの話も、家出娘を探すヤクザの話も、依頼はされるがほぼ関わらず。
殺し屋姉妹の話には完全ノータッチ。
群像劇における共通項として『カールモール』があるだけ。
本筋とされる宇宙人探しも、何故MASAYAが関わって、どこでマリコが気付いたかも不明。
そもそもその宇宙人、「子供」とはいえ害意もない相手を無差別に殺してるんだけど…
ちらほらと各キャラの過去が挿入されるが、共感や同情、思い入れが生まれる深掘りは無い。
MM号のシーンもお互い気付かないので、ドラマ的な意味はなくただシュールなだけ。
知らない連ドラの総集編かのようなイメージです。
足場が定まっていないせいか、役者陣の演技もチープでまったく深みがなかった。
点が点のままのオムニバス。
シリアスがコメディを壊し、コメディがシリアスを溶かす。
結局何を観たのかよく分かりませんでした。
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