東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命のレビュー・感想・評価
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話の内容に浸り切れる良作
ネタバレさせずに、感想を書く。
最高!!
あえて不満点を探すなら「完結しない」こと。
2部作であるから、そこは仕方がないのは最初からわかっている。しかし、これを「残念なこと」として挙げるくらいしかない。
それほどまでに、素晴らしい映画。
自分は原作ファンであるし、ストーリーはそもそも知っている。実際、話の展開で驚くことは皆無だった。
にもかかわらず、ずっと釘付けにされた。展開が上手すぎる。余計なことを考える暇がない、そんな余裕を観客に与えてこない。
話の展開、各シーンの繋ぎ方、回想シーンの挟み方、全てが完璧。脚本家の力量!!
そして、冗長なシーンが本当にない。
展開は早いが早すぎず、適度な緊張感が全編にわたって継続し、飽きさせることなく、先読みさせることもなく、話にどっぷりと浸からせる、そんな作品。
こんな映画は珍しい。
作り物っぽいなって思うことも許されない(思うだけの気持ちの余裕も生まれない)、そんな極上のエンターテイメント。
1作目を観た後も、似た感覚だったのを思い出した。しかし、そのずっと上を行っている。
東卍ファンだけでなく、多くの人に観てもらいたい。
そして、映画監督や脚本家を目指す人は観るべきだろう。これだけきっちりと構成された映画って、ものすごく参考になるだろうから。
キッズがいっぱい!
今回は不良ドラマではない。良質なサスペンスの前半戦!
一つ一つのエピソードや場面が丁寧に描かれていて、長く続く原作だと、どうしても分かり辛くなってしまう構成や人間関係などもよくまとまっていたと思う。それは良いのだが、この調子で進むと尺が足りないだろうと思っていたら、やはり後編に続く!だった。
今回は前回みたいな明確な敵、弱い人間が自分の弱さに葛藤し、戦って乗り越えていく、と言ったよくまとまった1話完結の物語ではない。前回のような高揚感を期待した人には少し残念なだったかも知れない。思ったのは、良質なサスペンスの前半戦。最後の方の前作からの伏線や、少しずつ解き明かされる謎解きは実写の方が原作よりゾクゾクした。そして、まだ明らかになっていない謎が複数あり、早く次回が観たい!と思ってしまった。ただ後半の盛り上がりのためか、派手なシーンは少なく、抑えめの展開のため、自分は会員割引で観れたから良かったけど、これで正規料金は高いかなと思い、星−1点です。
後編を前提につくってるから仕方ない
これ一本で評価できないものの
あ〜これは終わり方が…
失敗した
三部作のパート2だからね。当然尻切れるわけです。
パート1は、流れもエピもバランスがよくとても楽しく見られました。
ラストも望んだとおりの結末でよくまとまってました。
当然、パート2はおさらいから入るわけで、原作を読んでいない私は続きの展開が気になるわけです。
まさかの日向ちゃんが殺される。本当はタケミチが殺されるはずだったけど巻き込まれてしまった体
クルマをぶつけたのはまたしてもアックンだった。
悲劇はまたしても繰り返された。
この連鎖を止めるために、再び過去にもどる。
アツいぜアツすぎるぜ。タケミチは既にこの時点で漢になった。
でもでもでもでも、タイムリープがわかる人はご理解できるでしょうが、過去に戻って改変しようとすると形は変わっても結果は変わらないファイナルデスティネーション状態になるわけですね。
果たして、最初の結果は変えられたが、さらに切ない結果になるんだよね。
さて、東京卍會の結成秘話が今回のメインストーリーだが、まるでO・ヘンリーのような話だ。
ところが、バジと一虎がマイキーと敵対するキッカケはよく分からないヤンキー理論みたいな展開。
一虎がマイキーのためにバイクを盗もうとするが、その店がマイキーの兄の店だった。マイキーの兄も誕生日にバイク(バブ)を用意していたのだった。盗み出す直前バジが見つかってしまうが、バジは兄貴だと分かった。しかし背後からワイヤカッターで殴り掛かる一虎には、それか誰かわからない。バジは止めようと声をあげるが、殴り殺してしまう。さて、一虎のよくわからん理論。マイキーのためにやったんだから悪いのはマイキー。それで少年院明けにバルハラに復帰し?東卍を潰す恨みがあるんだ。だって。バジは一虎が出所するのを待ってバルハラに移籍。
なんなの?兄貴を殺してきっかけを作ったマイキーが悪い?謎謎謎謎謎謎
ここは、どうしても納得がいかない。
この後パート3でこの疑問は解決するのかなあ。キサキの動機も詳らかになるのかなあ?
作中でキサキが日向を見つめるシーンがあるが、まさか横恋慕が原因とかじゃないだろうなと、悪い予感がした。
自作でスッキリ終わることを期待します。
やっぱり三部作のto be continueはあまり評価をあげられないなあ。3を見て評価を変えよう。
3作目が待ち遠しいぞ
巧みな誘導尋問で目的地に着く
つなぎとしての意味しかないのが残念
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にしても「スターウォーズ」(エピソード4〜6)や「ロード・オブ・ザ・リング」にしても名作3部作の2作目はつなぎ役という微妙な立ち位置を乗り越え、それ自体でも十分に面白かった。
さて、本作のことだ。前作が実写映画としても十分に面白かったし当然ヒットしたから作られた続編。それなりに楽しみにしていた。吉沢亮のマイキーや山田裕貴のドラケンに再会できたし、新しいキャラも結構豪華で嬉しくなる。多少の矛盾点や気になるところもあったが、それなりにワクワクするものだった。
でも、話が中途半端すぎる。え?これで終わり?って気になってしまった。完全に次作へのつなぎでしかないじゃないか。原作ありきだから仕方ないと思うが、それなら90分で終わらせないで2時間半でも3時間でもいいから一本の映画にしてくれた方がよかった。そんなに2本分の料金が欲しかったのか?と思ってしまう。それくらいに本作だけで成立する部分が少なかった。
2本にする必要がなかった映画といえば、「劇場版SPEC」の結を連想してしまった。それぞれ90分くらいだったな。いや、さすがに東京リベンジャーズがあそこまでつまらなくなるとは思えないが、次作での挽回を強く望む!
何故か気になってみている
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