「実写化でキャラ付けが明確に」東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命 ますぞーさんの映画レビュー(感想・評価)
実写化でキャラ付けが明確に
不良漫画
漫画の題材における
不良漫画は歴史が案外古く
男一匹ガキ大将(1968)
嗚呼!花の応援団(1975)
ビーバップ・ハイスクール(1983)
ろくでなしブルース(1988)
など番長からツッパリ・暴走族
カルチャーへの変遷を見せ
2000年代に入っても
WORST(2001)など根強く
続いているジャンルである
ただ今では暴走グループ内で
ヘルメット着用を義務付けている昨今
設定が現実離れして半ばファンタジー化
してるとこも・・
というご時世下
大ヒットしている漫画
「東京リベンジャーズ」の
実写映画化
漫画は未見で前作から
初見しましたが若手俳優陣の
キャスティングによって
不良漫画とSF(というか転生というか)
の奇妙な世界観を特徴的に
出来ていたと思います
今作はその漫画版の中盤あたりの
血のハロウィン編だそうで
前作でヒナタの命を救ったと思った
タケミチは再びヒナタが目の前で
死亡し変わっていない未来に絶望
死刑囚になっていたドラケン
などに困惑しつつ
俺が東京卍会のトップに
なって未来を変えると決意
再び10年前に戻りますが
東京卍会が崩壊に至った
創設メンバー場地・羽宮
の離反や崩壊の元凶となった
稀咲などが出てきます
この作品のシステムは
10年前で違うことをやって
未来を変えるという関係上
戻って何かやった→未来が変わった
変わってなかった→また戻る
みたいに毎度の編の顛末は
どうとでもなるもんだから
いくらでも話伸ばせるし
未来が変わった!終了!としても
いいわけです
(ターミネーターがいつでも
未来からきてジョン・コナー
殺せるじゃんみたいな)
なので新キャラや真相を出し放題
それもあってか
なんか原作は打ち切りみたいな
強引な終わらせ方で話題になって
いたようですね
(まぁヤンキー漫画は
たいてい登場キャラ増えすぎて
ちゃんと終わった奴ってあんまり
記憶にないですが)
正直話の途中なので
まだ全体的な評価は出来ませんが
相変わらず原作の
不良漫画・アウトロー系漫画とは
思えないアッサリタッチを
俳優がキャラクターに
うまく染めこんでいます
英勉監督も堤幸彦2号
みたいなイメージ持って
ましたが引いた絵や美術から
うまく世界観作りこんでると
思います
実写化で新味が出たんじゃ
ないかな?
続きもえらいとこで
引っ張りますが観てみようと
思います