劇場公開日 2024年3月29日

「ナン・ゴールディンの半生を描いたドキュメンタリー」美と殺戮のすべて ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ナン・ゴールディンの半生を描いたドキュメンタリー

2024年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

鎮痛剤オキシコンチン使用による被害者を
支援する団体P.A.I.N.を創設し、オキシコンチンを販売する製薬会社パーデュー・ファーマ社とそのオーナーである大富豪サックラー家、そしてサックラー家から多額の寄付を受けた芸術界の責任を追及していく活動が
日の目を見るのは報われた気がします。

それにしてもナン・ゴールディンの生き様自体が
凄まじく、そこにまず驚きましたし、
お姉さんのエピソードはいたたまれない気持ちに
なりました。
ドキュメンタリーでなくとも映画化たり得る人生で
凄さを感じましたね。

私にとってのナン・ゴールディンは、
再生YMOの写真集を撮った方。
そこでナン・ゴールディンの名前が頭にあったので
本作を観ようと思ったきっかけになりました。

ひでちゃぴん